琉球ガラス・やちむん

沖縄ならではの陶芸体験「やちむん」作りを体験しよう

■やちむんとは？
沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」。やちむんは、沖縄の言葉で「焼き物」をあらわします。400年もの歴史と伝統を受け継ぐやちむんは、沖縄のお土産として人気のアイテムです。厚めでずんぐりとした形が印象的なやちむんは、鮮やかな色彩で彩られており、可愛くて華やか。伝統工芸でありながら、まったく古臭い印象を感じさせないのが魅力といえます。

■オリジナルのやちむんを作ろう！
やちむんをお土産として購入するのもいいですが、自分の手でたったひとつのオリジナルを作るのもオススメ。やちむん作り体験は、3,000円～5,000円程度で参加できます。自分の手で作ったやちむんなら、より一層愛着がわくはず。作る工程も楽しめ、旅の思い出に華を添えてくれます。

■琉球ガラスってどんなもの？
主に沖縄本島で生産されているガラス工芸品「琉球ガラス」。その起源は明治時代中期までさかのぼります。太平洋戦争後の資源難を背景に、沖縄のアメリカ軍基地から廃棄されたコーラやビールの空き瓶を溶かして再利用していたものが琉球ガラスのはじまりで、現在まで沖縄の伝統工芸として多くの人に親しまれてきています。琉球ガラスの特徴は、制作途中に混入する気泡とガラスの厚みにあります。また赤や緑の多様な色彩も注目すべき点です。本来なら不良品として分類されてしまうような、気泡やガラスの厚み、そして多様な色彩が絶妙に作用しあい、素朴でありながら美しいガラスに仕上がります。現在は技法や原料も進化しており、沖縄県の伝統工芸品に登録もされています。

■琉球ガラスを使ったいろいろ
琉球ガラスはグラスのイメージが強い方もいるかもしれませんが、沖縄では琉球ガラスを使ったさまざまなアイテムが作られています。特に琉球ガラスを使ったアイテムで人気なのが、ネックレスやピアスなどのアクセサリー類。沖縄の各所では手作り体験も開催されているので、実際に自分で琉球ガラスのアクセサリーが作れます。そのほかにも、風鈴やランプ、花瓶など、インテリア類も人気です。またお土産や大切な人へのギフトを琉球ガラスでお考えの方は、沖縄県工芸士が手がけたグラスなどがおすすめ。厳しい認定条件をクリアした、沖縄県公認の工芸士たちが作る琉球ガラスはどれも逸品。琉球ガラスの美しさを最大限引き出した、こだわりの品をお土産に贈ってみてはいかがでしょうか。

■琉球ガラス作りを体験できるスポット

■琉球ガラス村
琉球ガラスの魅力をめいっぱい体験できる施設「琉球ガラス村」。同施設1番人気の体験は「オリジナルグラス作り体験」です。最短5分で作れるため、時間がない方も気軽に琉球ガラス作りの魅力にふれられます。吹きガラスの醍醐味「型吹き」や「飲み口の仕上げ」など、ガラス作りの楽しみを体験してみましょう。そのほかにも、琉球ガラスを使った手作りのストラップやネックレスが作れる「アクセアリー体験」など、沖縄らしい体験がたくさん用意されています。

■おきなわワールド 琉球ガラス王国工房
沖縄の人気観光施設のひとつ「おきなわワールド」。園内には琉球ガラス体験ができる「琉球ガラス王国」があります。形や色、柄などを選んで自分だけのオリジナルグラスや小皿などを作りましょう。15名以下なら予約無しで当日ふらっと立ち寄って体験できます。アソビュー！なら、おきなわワールドの割引クーポンも販売していますので、おきなわワールドそのものもお得に楽しんでみてはいかがでしょうか。

■森のガラス館
さまざまな琉球ガラス製品が展示・販売されている「森のガラス館」。多種多様な琉球ガラスのアイテムがあるので、お土産やプレゼント選びにもおすすめのスポットです。もちろん、琉球ガラス体験もできます。作れるものは、グラスやアクセサリー、万華鏡、ジェルキャンドルなど。特にグラスづくりは熟練の職人が丁寧に教えてくれるので、初心者でもキレイにグラスが作れます。

■那覇市伝統工芸館
琉球ガラス以外にも、「琉球びんがた」や「首里織」、「壺屋焼」、「琉球漆器」など、沖縄の伝統工芸が一堂に会する施設「那覇市伝統工芸館」。館内の「体験工房」では、琉球ガラス吹き体験をはじめ、琉球びんがた体験、首里織体験、壺屋焼体験など、沖縄のあらゆる伝統工芸が体験できます。琉球ガラス体験は、老舗である「奥原硝子製作所」の工房で開催されており、再生ガラスを使った本物の琉球ガラス作りが体験できることから人気です。