【体験動画あり!】スリル or リラックス?

角島海域漂流体験

INDEX

角島海域漂流体験(以下、漂流体験)の舞台となる角島は、下関駅から車で北に1時間半ほど走った豊北町周辺にあります。

コバルトブルーの海に架かる角島大橋や、どこまでも白い砂浜は、日本とは思えないほどの美しさ。アメリカのテレビ局CNNによる「日本で最も美しい場所31選」に選ばれるなど、世界からも注目を集める人気スポットです。

そんな角島の海を漂流するアクティビティを体験してもらうのは、こちらの二人組!下関在住の清水麻帆さんと北九州在住の苅北晴香さんです。

(写真左から)清水麻帆さん、苅北晴香さん

いざ、「角島海域漂流体験」へ!

さっそく、漂流の舞台へと向かいます。

清水さんはサーフィン経験のあるベテラン。一方、苅北さんはつい数年前まで足がつかない海で泳ぐことができなかった初心者です

「漂流するって?」「大丈夫かな?」どこか不安そうです。

「今日はよろしくお願いします!」
漂流体験を提供しているのは、角島大橋近くに拠点を構える「海耕舎」さん。
代表の新名文博(にいなふみひろ)さんをはじめ、見るからに屈強な海の男のみなさんがお出迎えしてくれました。

自己紹介を済ませ、新名さんから全体の流れや注意点などの説明が終わると、いよいよ漂流体験へ出発です。

入念にストレッチする二人。周囲は青い海と空、白い砂浜がどこまでも広がる

漂流ポイントへは、水上オートバイで向かいます。その準備をしていると、

「……ん?」「何の音?」
二人の頭上に何かが近づいてきました。

ドローンです。
実はこの漂流体験プランにはドローンでの撮影が含まれているんです。
(のちほど漂流シーンの動画をご紹介しますので、お楽しみに!)

ドローンに別れを告げて、水上オートバイに乗り込みます。

角島の海を水上オートバイで滑走!

「しっかり掴まっててくださいね」

透明度の高いコバルトブルーの海の上を、ものすごい勢いで滑走していきます。

角島大橋の下をくぐったり、希望すれば急旋回でちょっとしたスリルも味わせてもらえます。

「ひゃー!」「きゃー!」
ひとしきり遊んだあと、漂流ポイントにやってきました。

ここでしかできない!海域漂流体験

「では、こちらで浮かんでみてください」

おそるおそる海に浮かぶ二人。
全身の力を抜いて、身も心も海にゆだねます。

コバルトブルーの海に、完全に漂流しています!
この日は流れもあり、ちょっとずつ流されていきます。

一瞬不安がよぎりますが、ご安心を♪

海耕舎のメンバーは皆さんライフセーバー。
代表の新名さんは元々競艇選手。選手引退後、ライフセーバーの団体を立ち上げ、長年、海の安全と人の命を守ってきました。

海耕舎はそうした活動を下地に、「角島と海遊びの楽しさを知ってもらいたい」とさまざまなアクティビティを提供しています。
今回の漂流体験は、ライフセーバーであり、安全を確保する機材を揃える海耕舎だからこそ提供できる海の体験です。

今回の漂流体験をサポートするスタッフは計5人。新名さんが司令塔となって無線で全ての指示を出す

それでは、お待ちかね!
ドローンで撮影した漂流シーンをご覧いただきましょう!

コバルトブルーの海の一部になる

漂流体験を終えたばかりのお二人に感想を聞きました。

清水さん「サーフィンの波待ちの感覚に似てましたが、それともちょっと違って、海の一部になって完全に“無”になってました。瞑想に近いかも。海を感じながら、見えるのは青い空だけ。不思議な体験で、とにかく楽しかったです!」
苅北さん「わかる!初めての感覚で、言葉でうまく表現できない感じです。やってみる前は少し怖さもあったんですが、スタッフの方が優しくて頼もしくて、安心して身をゆだねることができました。もう、ぜんぶが癒されました!」

漂流体験の後は、すぐ近くのホテル西長門リゾート内にある「下関つくの温泉」へ。

絶景露天風呂でゆっくり温まり、海耕舎の拠点「渚の交番」に向かいます。

宿泊する、モバイルハウス「住箱」とは?

ホテル西長門リゾートから車で3分の「渚の交番」

「渚の交番」の前に置かれているのが、本日二人が宿泊する「住箱」です。
BBQの時間まで、住箱で思い思いの時間を過ごします。

「住箱」は建築家の隈研吾×スノーピークによるモバイルハウス。最近購入したばかりで中はピカピカ!

焚き火に使用する薪割り

やってみた!

地元食材をふんだんに使った贅沢BBQ

日も徐々に傾き、BBQスタート!

本日のメニューは、新鮮野菜と串焼きの盛り合わせ!

食材はすべて新名さんが手配。野菜は、ここ豊北町でもっとも美味しいと太鼓判を押す「四つ葉農園」さんのもの。なんと今朝収穫したばかりの採れたて!とか。

夕陽が沈み、空の色が刻一刻と変化していきます。

美味しい料理とともに至福のひととき。

食事の後は、遠くから聞こえる波の音をBGMに、焚き火を眺めながら……
ゆったりとした時間が過ぎていきました。