口コミ(51) 梅若能楽学院会館
【3月19日(日)公演】梅若会定式能(12時開場・13時開演)

東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺 演劇・舞台
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都心で能楽を楽しむひとときを…

今からおよそ600年以上前、能楽の元祖となる猿楽の発祥の地と呼ばれる丹波で組成した会派である「能楽 梅若会」。現在は東京・東中野に舞台を構え能楽の普及に貢献しています。本ページでは梅若会の自主公演のチケットを発売中!この機会に能楽の世界を覗いてみませんか。

3月の梅若会定式能では能「藤戸」・能「百萬」を上演します

『藤戸』源氏の将佐々木盛綱は藤戸の海峡を馬で渡り、平家討伐先陣の功により児島を賜る。領主になった盛綱が領民の声を聞く場を設けると、一人の老婆が盛綱に息子を殺されたと涙で訴える。盛綱は藤戸の合戦の折、誰も知らない浅瀬を漁夫から聞き出し、他言を恐れその漁夫を殺したと打ち明ける。すると老婆は殺された漁夫こそ息子だと言い、悲痛のあまり自分も殺してくれと迫るが、盛綱は亡き漁夫の供養を約束し老婆を家に帰らせる。盛綱は漁夫の為に読経すると、海の波間から凄じい形相の漁夫の亡霊が現れて殺された有様を物語るが経文の功徳で成仏していく。 『百萬』吉野の男は奈良西大寺で拾った少年を連れて嵯峨の大念仏に詣でると、清涼寺の前で念仏の音頭を取る物狂いの女・百萬を見かける。少年がその狂女が母親だと話すので、男が百萬に身の上を問いただす。百萬は夫を失った後に西大寺で愛しい我が子を失った、この度重なる苦しみのため狂ってしまったと語る。男は百萬の我が子との再会を合掌し仏に願う姿に偽りの無い事を確信し少年と引き会わす。百萬はこの再会も仏の力だと感謝し親子揃って都に帰っていく。

アクセス

所在地 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る
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