常陸太田市の郷土芸能 スポット 3選
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西金砂神社大祭礼・東金砂神社大祭礼
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 郷土芸能
72年に一度開催される祭りで,東西の金砂神社の氏子たちがそれぞれ500人ほどの大行列を編成し,両神社から日立市水木浜までの間(およそ75キロメートル)を1週間かけて往復します。 このような行列は「磯出」と呼ばれ,渡御の途中の数カ所で,国選択・茨城県指定文化財の田楽舞が奉納されるほか,水木浜では,磯出伝説にちなんだ非公開の神事が行われます。 行列には,平安時代や江戸時代など,さまざまな時代の衣装を着た人々が登場し,天下泰平や五穀豊穣を祈願します。 起源は,その昔,金砂の神が水木浜に現れたことが神社の始まりとなったという逸話や,神様を近江国日吉神社から金砂山へ出迎える際,海路を経て水木浜に着いた神様が,久慈川とその支流を遡って金砂山に着いたという伝説からと言われていますが異説も多くあります。 72年に一度開催される理由も諸説あり,6年に一度開催される小田楽の12倍(当時は10進法よりも干支が主に用いられた)であることや,金砂の神が7という数字を重視していており,72年は7回目の未年(当時,未年になると頻繁に凶作に見舞われていた)にあたることなどが挙げられています。
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東金砂神社田楽舞(嵐除祭)
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 郷土芸能
嵐除祭は、東金砂神社の薬師堂において、毎年旧暦正月3日に執行されている祭礼。嵐やその他の災害を防除し、穀物の成熟や魚介の豊漁を祈るため、その年の吉凶を占うとともに田楽舞が奉納されます。まず、表面に方角と十二支を墨で書いた護摩餅の焼け方でその方角や月々の吉凶を占い、次に米や粟、大豆などを煮た中に細い竹筒を入れて、その年のそれぞれの作物の出来高を占います。その後の田楽舞は国選択、および県指定無形文化財であり、72年に一度開催される金砂神社の大例祭でも奉納されています。舞台構成は、「四方固め」、「獅子舞」、「巫女舞」、「三鬼舞」の4つで、いずれにも、神や精霊の存在を信じ、神の力によって天下泰平や五穀豊穣などの人々の幸せを守ろうという素朴な信仰心が表わされています。ちなみに、西金砂神社の田楽舞とは多少内容が異なっています。
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町田火消行列
茨城県 北茨城・奥久慈・日立
- 郷土芸能
金砂神社小例祭の神輿渡御の前に供奉される火消行列。火消しの装束を身にまとった総勢約100人の行列が独特の身振りで整然と進んでいくもので、火消したちは世話人、まとい振り、とびなど、さまざまな役割に分かれています。こっけいな里謡を歌ったり、色々な道化を演ずるなど内容もバラエティに富んでおり、扮装やきびきびとした動作などにも特色があります。この火消行列が始まったきっかけは元文4(1739)年の小例祭まで遡ります。多くの観衆が祭りの模様を拝観しようと集う中、不幸にも2ヶ所から火災が発生、町は大混乱に陥りました。これを見た医師・土岐千角が消化防災機能の必要性を訴え、具現化したのが町田の火消行列です。そして、延享2(1745)年の小祭礼において、この火消行列は初めて供奉されました。現在は保存会が結成され、火消行列を民俗芸能として長く保存するための活動や、行列に使用する装束や道具類の管理・修繕などを担当しています。茨城県指定文化財。
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