揖斐川町（揖斐郡）の郷土芸能

白樫踊り

脛永の法幢寺が7日間雨乞い祈願をされたことがあり、そのご利益によって、恵みの雨が降り続いたといいます。そこでそのお礼として白樫踊りを奉納しました。それから後、大垣藩主の九陽星の紋をつけることが許され、今日に至っています。

いび祭り 子ども歌舞伎

龍宮・高砂・鳳凰・住吉・市やまと名付けられた５台の芸やまは、県の重要有形民俗文化財。 また、この芸やまの上で、子供歌舞伎が上演・奉納される。

谷汲踊

源平の合戦の折、源氏の戦勝を祝って踊ったものといわれる。4ｍの竹製で鳳凰の羽根をかたどった竹刀を背負い、胸に直径70ｃｍの大太鼓をかかえて踊る。

【2020年より休止】東津汲の鎌倉踊

揖斐川の上流に伝えられる太鼓踊りで、久瀬・谷汲・春日村などの神社で行われている。雨乞い踊り・豊年踊りの一種で、久瀬東津汲の鎌倉踊りは、承久年間に後鳥羽院に仕えた武士が村人に伝えたという。４月２９日、白髪神社の例祭に奉納される。シナイを背負い、太鼓をかかえて踊るところは谷汲踊りとよく似ている。久瀬や谷汲では踊り子全員がシナイを付けるが、春日ではシンといって輪の中へ一人だけはいり、踊り子が花笠をかぶる。県指定無形民俗文化財。

藤橋権現太鼓