東松島市の郷土芸能 スポット 8選
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大塚神楽
宮城県 松島・塩竈
- 郷土芸能
大塚神楽は、昭和12年正月、農村青年が無聊の慰めとして、きこり斎藤重雄氏に師事し、大山百治氏の表座敷で習ったのが始まり。翌年の五十鈴神社の祭典で第1回目の奉納神楽を舞った。これが異常なほどの好反響を呼び、のちに後藤桃水の後押しもあり、宮城県大会に出演するなど愛好者も増えていった。幾多の変遷を経て、神楽の復活が叫ばれ昭和53年に保存会が結成され、踊り手も中学、高校生と若返り練習に励んでいたが、東松島市に合併後は後継者不足で活動を縮小し、震災後は休止していた。しかし、平成27年より地元消防団を中心に活動を再開した。 開催時期 「五十鈴神社の神事行事」毎年4月第3日曜日 ※昔は五十鈴神社の神事行事として子供みこしと一緒に奉納していた。 団体規模 会員6名
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鳴瀬鼓心太鼓
宮城県 松島・塩竈
- 郷土芸能
平成10年に宮城県国体女子サッカーの開会式での演奏を目的に旧鳴瀬町公民館の和太鼓教室としてはじまり、その後鳴瀬鼓心太鼓として発足した。 女性がメインの太鼓となり、全連はずらりと女性が並ぶ。男性は後列にて女性を支え盛り上げる。東松島市内を中心に地域の夏祭りや福祉施設、復興イベントにて太鼓をたたいている。 東日本大震災ではほとんどの会員が被災したが、地域の皆さんが復興に向け希望と勇気を抱くようにと願って、その年の夏より活動を再開。今では週に1回練習に励んでおり、太鼓教室では大人、子供に和太鼓の指導を行っている。 開催時期 イベントに応じて、随時演奏 団体規模 16名
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八鷹神輿
宮城県 松島・塩竈
- 郷土芸能
八鷹神輿会は商工会青年部の樽神輿からスタートし、平成11年には本神輿を制作。相州神輿(神奈川県)のドッコイ担ぎのスタイルで、東松島夏まつりのフィナーレを飾っている。ドッコイ担ぎとは、「どっこい、どっこい」の掛け声と同時に、神輿についている「タンス」というものを打ちリズムをとり、途中、「甚句」という唄でも担ぎ手を元気づける。八鷹神輿は市外へは出さないが、会員は他の市町村(友好団体)の神輿を担ぎ、祭りを盛り上げ、逆に、東松島夏まつりでは、ほかの会の方々に神輿を担いで盛り上げてもらう。会員の清掃は、「ダボ」「股引き」「半塵」「鯉口」「雪駄」「地下足袋」となっている。 開催時期 東松島夏祭り 毎年8月待つ 団体規模 会員20名 主な担ぎ手
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柳の目獅子舞
宮城県 松島・塩竈
- 郷土芸能
大正初期に柳の目地区に蔓延した疫病の平癒を願って始まったと伝えられる。以来70数年間にわたり五十鈴神社に奉納され、五穀豊穣・家内安全をもたらす行事とされています。また、夏・秋まつりのやぐら部隊でも披露され演技のいい舞として地区民に親しまれている。舞は縁側に配した眠り獅子が、増え・太鼓の囃子とともに獅子あやしにつられ静かに目を覚まし徐々に舞はじめ、内囃子がゆあがて速いテンポで躍動感あふれる立ち囃子へと変わる。立ち囃子では奥座敷から室内の悪魔祓いをし、居間で炉辺のカギを噛むなどユーモラスな行動も見せながら、主から順に家族の悪魔祓いをし、再び縁側へと戻り眠りにつくのが標準の舞となっている。 開催時期 五十鈴神社春祈祷」毎年1月15日前の日曜日 団体規模 会員32名
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道地神楽
宮城県 松島・塩竈
- 郷土芸能
南部神楽の流れをくむもので、法印神楽や山伏神楽を見まね聞きまねして、独自の神楽として創りあげている比較的動きのある神楽である。
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大曲浜獅子舞
宮城県 松島・塩竈
- 郷土芸能
笛太鼓の囃子で獅子を廻し、最後に甚句を唄う。三百数十年も経ているが、乱舞の姿は華麗かつ勇壮このうえもない。 江戸幕府5代将軍徳川綱吉の時代、伊達家の家臣で松山城主の茂庭周防の命令により大友源内豊国が大曲浜の住民に獅子舞を指導して、大曲浜の玉造神社に奉納したのが始まり。保存会になる前は大曲浜地区外では出来ず、旧暦の1月20日に大曲浜の各家を周り3日3番獅子舞を舞い続けた。獅子舞は漁師町の男達により郵送で豪快に舞い、3人の巻いてが高く重なり合う「継ぎ舞い」などが特徴。獅子舞保存のため昭和48年に保存会を創設し、1月2日と3日に舞うようになり、また市内外の希望宅でも舞を行うようになった。 開催時期 新春祈祷演舞」1月2〜3日 その他は、各地でのお祝い事に祈祷演舞を行う 団体規模 保存会会員48名
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鹿妻鹿踊り(八ツ鹿踊り)
宮城県 松島・塩竈
- 郷土芸能
八ツ鹿踊りは悪魔払いや先祖の供養として、およそ200年も前から伝わる踊りで、昔は祭りや盆に家々を回り、踊り歩いたという。 鹿妻地区に江戸時代から伝わるとされ、地域の小中学生を中心に組織される保存会と、その後援会により地域全体で伝承活動を行っている。本物の鹿の角を付けた木製の鹿頭を冠り、独特の装束をまとった八頭の鹿(踊子)が、腹につけた太鼓を打ち鳴らしながら舞を踊るもので、「八つ鹿踊り」とも称される。かつて伊達政宗に認められた流派「行山流」の一派「奥山行山流」を受け継いでおり、前幕には伊達家の紋である九曜が染め抜かれている。遠く愛媛県宇和島市にも同様の鹿踊りが伝承されており、これは伊達政宗の長男で初代伊達宇和島藩主の秀宗によって仙台からもたらされたと伝えられている。 開催時期 鹿妻地区の夏祭り 8月13日 鹿石神社秋祭り 10月19日 団体規模 踊り手21名 保存会会員は、鹿妻地区150戸の住民の皆さん
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月浜のえんずのわり
宮城県 松島・塩竈
- 郷土芸能
宮戸月浜地区に200年以上前から伝わる小正月行事。地区内の小学2年生から中学生が自炊による敬神精進の生活をし、14日夜に「えぢのわりえー」と唄いながら部落の各戸を舞踊り家内安全、海上安全を祈願して歩く。 月浜地区には「えんずのわり」と呼ばれる小正月の行事があり、国の重要無形文化財に指定されている。田畑を荒らす意地の悪い鳥や害虫を追い払い、一年間の豊作や無病息災を祈願する。 毎年1月11日から16日までの6日間、小学2年生から中学3年生までが参加し、五十鈴神社参道脇の岩屋でお籠りをして寝食を共にし、精進料理を食べながら鳥追いの行事をする。 14日夜7時を過ぎる高尾R、松の棒を持って地面を突きながら「えんずのわり、とうりょうば(意地の悪い鳥をば)、かすらわって、すおつけて(頭を割って塩つけて)、たあどうがあみさたあだみいれで(タトー紙にたたみ入れて)、えんぞがしまさながせ(エゾが島さ流せ)」と3回唱えて家々を回る。 16日の朝には、竹の棒を持ち「ホーイ、ホーイ」と叫びながら神社境内の鳥を追い払い、全行事を終わる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 宮戸の月浜地区に伝承される小正月の鳥追い行事。子供たちが1月11日から最年長の一番対象の式のもとに岩屋に「おこもり」をして寝食を共にし、精進料理を食し身を清め、14日夜になると集団で家々を回る。子供たちの一向は、家の縁側や玄関先などで、松野坊を用いて地面を突きながら害鳥を追い払う唱え事をいい、一年の方策や無病息災を祈願する。16日には、地区にある五十鈴神社の境内で、幣束をつけた竹をもって害鳥を追う動作を行う。この日は同時にいえいえでも鳥追いが行われる。このように集落と家々の両方で鳥追いが行われるのが月浜の特徴。 開催時期 「おこもり」毎年1月11日〜16日 「本番」毎年1月14日 団体規模 平成27年参加5人 (小学校1年生から3年までの男子)
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