夏の家族旅行は「阿蘇くじゅう国立公園」でアクティビティ三昧!

あそびのジャンル
タグ

熊本県と大分県にまたがる「阿蘇くじゅう国立公園」は、大地の息吹を体感できる自然に恵まれたエリア。四季を通していろいろな魅力がありますが、7~8月の平均気温は26℃。高地ほど涼しく、避暑地としても人気を集めています。
そこで今回は、1泊2日の観光旅行をテーマに、夏季の「阿蘇くじゅう国立公園」の楽しみ方をピックアップ!阿蘇ならでは魅力をたっぷりご紹介しますので、ぜひ参考にして、遊びに行ってみてください。

大自然の息吹を直に感じられる「阿蘇くじゅう国立公園」とは?

1934(昭和9)年に誕生した「阿蘇くじゅう国立公園」は、熊本県と大分県にまたがる国立公園。7万2,678ヘクタールの広さを誇り、世界最大級のカルデラにそびえる阿蘇山やその北に連なるくじゅう連山といった火山群、豊富な湧水や雨水によって発達した多数の湿原など、長い年月をかけて形成された日本随一の風景が人々を魅了してやみません。

阿蘇山並びにくじゅう連山一帯は、観光地として人気のスポットが豊富に集まる地域。なかでも阿蘇山中岳の火口は、世界でも数少ない見学可能な火口なので注目度は満点!ただし、ガス規制や噴火警戒レベルに応じて入れないこともあるので、お出かけの際は最新の阿蘇山火口規制情報(http://www.aso.ne.jp/~volcano/index.html)でご確認を忘れずに。

※2022年2月現在、火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発表中のため火口から半径約1km以内への立ち入りは禁止です。

また、阿蘇は、カルデラのなかで人々が暮らし、文化が発展していることも大きな特徴です。草千里ヶ浜などの草原は、茅野や放牧地への活用を目的に、樹林にならないよう1000年以上も前から野焼きや採草などが行われてきました。そんな人々の営みから生まれた風光明媚な景観が楽しめるのも魅力のひとつとなっています。

火山特有の風景地が点在する、くじゅう連山エリアも見逃せません。季節ごとに表情を変える久住高原や飯田高原といった草原のほか、学術的に貴重なラムサール湿地に登録されているタデ原湿原など、多様な自然景観を楽しみたい方にとっては、こちらも見どころが満載です。

 

四季折々の楽しみがある「阿蘇くじゅう国立公園」!

豊かな自然に恵まれた「阿蘇くじゅう国立公園」の大きな魅力は、四季折々の美しさに出会えること。季節ごとにいくつもの表情を見せてくれるため、一年に何度も足を運ぶ観光客も少なくないそうです。


樹齢400年を超える「一心行の大桜」や、約7,000本の桜が咲く「高森峠」でのお花見をはじめ、登山スポットとして人気の阿蘇五岳や黒岳もベストシーズンです。阿蘇山麓一帯や草千里ヶ浜では、残った枯れ草を焼き払って緑豊かな草原を再生させる伝統行事「野焼き」を実施。広い草原を駆け抜け、帯状に広がっていく炎は圧巻の迫力です。


山開きが終わると本格的な夏山シーズンが到来。くじゅう連山の山々では、ハイキングや登山を楽しむ人々の姿を多く見かけるようになります。「くじゅうやまなみキャンプ村」や「志高湖キャンプ場」など、公園内のキャンプ場が賑わうのもこの季節。パラグライダーやトレッキングなど、周辺ではさまざまなアクティビティの体験ツアーも開催されます。


阿蘇山周辺の「根子岳」や「的石御茶屋跡」をはじめ、自然豊かな公園内には紅葉スポットも豊富。くじゅう連山方面では「鶴見岳」、「由布岳」の紅葉が見事で、県外からもたくさんの人が鑑賞に訪れます。


冬のお楽しみは「栃木温泉」地獄・垂玉、南阿蘇温泉郷、「内牧温泉」など、泉質にも定評がある各所の温泉! 

 

「阿蘇くじゅう国立公園」へのアクセス方法と注意点

「阿蘇くじゅう国立公園」へ遊びに行くなら、飛行機を利用するのがベスト。最寄りとしては阿蘇くまもと空港と大分空港がありますが、阿蘇山周辺に車で約1時間で行ける阿蘇くまもと空港の利用がおすすめです。電車を利用する際は、東京・新大阪からJR博多駅を経由してJR熊本駅を目指しましょう。
公園はとても広いので、観光スポットを巡る際はレンタカーを活用すると便利。熊本↔大分間の移動時は、草原の雄大な景色が楽しめる「やまなみハイウェイ」を通ったルートがいち押しです!

阿蘇くじゅう国立公園公式サイト
https://www.env.go.jp/park/aso/index.html

 

前の記事へ 次の記事へ

おすすめ特集

アソビュー!公式SNS