片倉館

山形県 米沢・置賜
  • 史跡

基本情報

名称

片倉館


カタクラタテ

住所

〒999-0121 山形県東置賜郡川西町上小松東塩ノ沢


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アクセス方法 ・羽前小松駅から車で8分
連絡先 問合せ先 電話番号:0238-42-2112

伊達政宗と共に活躍した片倉小十郎景綱の祖父、片倉伊豆守景時(小松伊豆)が天正年間伊達晴宗に仕え、小松郷に采地を賜りこの地に居館を構えたのが始まりである。片倉伊豆守景時には2人の息子があり、伊達輝宗の時代に長男片倉景親は長井小桜館を賜ったが、入道して意休斎と号した。次男片倉景重は片倉館を継いで小十郎景綱の父となった。景重は米沢八幡の神職と伝えられるが、米沢八幡は存在しておらず、この地に祀られている八幡神社を指していると考えられる。  小十郎は、はじめ親族の藤田家に養子に出されたが、後に子が生まれたため藤田家を出て、伊達輝宗によって政宗の小姓に取り立てられたと伝えられる。(伊達世臣家譜による)  当時の資料や歴史的人物的背景から、ここ片倉舘が片倉小十郎景綱の生誕の地であると考えられる。