西金砂神社大祭礼・東金砂神社大祭礼

茨城県 北茨城・奥久慈・日立
  • 郷土芸能

基本情報

名称

西金砂神社大祭礼・東金砂神社大祭礼


ニシカナサジンジャダイサイレイヒガシカナサジンジャダイサイレイ

住所

茨城県常陸太田市


営業時間 見学 72年ごとの開催
連絡先 問合せ先 電話番号:0294-72-3201

72年に一度開催される祭りで,東西の金砂神社の氏子たちがそれぞれ500人ほどの大行列を編成し,両神社から日立市水木浜までの間(およそ75キロメートル)を1週間かけて往復します。 このような行列は「磯出」と呼ばれ,渡御の途中の数カ所で,国選択・茨城県指定文化財の田楽舞が奉納されるほか,水木浜では,磯出伝説にちなんだ非公開の神事が行われます。 行列には,平安時代や江戸時代など,さまざまな時代の衣装を着た人々が登場し,天下泰平や五穀豊穣を祈願します。 起源は,その昔,金砂の神が水木浜に現れたことが神社の始まりとなったという逸話や,神様を近江国日吉神社から金砂山へ出迎える際,海路を経て水木浜に着いた神様が,久慈川とその支流を遡って金砂山に着いたという伝説からと言われていますが異説も多くあります。 72年に一度開催される理由も諸説あり,6年に一度開催される小田楽の12倍(当時は10進法よりも干支が主に用いられた)であることや,金砂の神が7という数字を重視していており,72年は7回目の未年(当時,未年になると頻繁に凶作に見舞われていた)にあたることなどが挙げられています。

詳細情報

文化財 国定重要無形民俗文化財 道中に披露される「田楽舞」が文化財