共楽亭

福島県 白河
  • 史跡

基本情報

名称

共楽亭


キョウラクテイ

住所

〒961-0812 福島県白河市南湖


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アクセス方法 ・新白河駅からバスで10分
料金 ・無料(外観のみ)
連絡先 問合せ先 電話番号:0248-27-2310
ホームページ http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/page/page001455.html

松平定信が、南湖の開鑿(かいさく)終了後の享和年間(1801〜03)に、もっとも眺めのよい鏡山の中腹に建てた茶亭です。建物は、桁行4間(7.3m)、梁間2間(3.66m)の寄棟造りの木造木羽葺(こばぶき)平屋建で、北側を除く三方に、下屋で幅三尺の切目縁を巡らせています。また、建物の北東隅は妻入り板扉付きの玄関としています。 室内は8畳2間で、2間の間には欄間の位置に幹(から)竹を通して境としたのみで鴨居や敷居がなく、16畳1間にも見えます。これは、茶室では身分の上下なく平等に付き合うという考えによるものと伝えられています。定信の「共楽亭」と題した和歌に「山水の高きひきき(低き)もへだてなく 共に楽しきまどい(円居)すらしも」とあり、領民と共に楽しんだことが偲ばれます。

詳細情報

時代 江戸後期 享和年間(1801〜1803)