鎌倉山行者道ハイキングコース

基本情報

鎌倉山行者道ハイキングコースは、加西市の北部、八千代町と西脇市に接し、法道仙人開基と伝えられる古刹普光寺を中心に、鎌倉山（452ｍ）とその周辺の山稜の行者道をまわるコースです。鎌倉山は、古くから神体山として崇敬され、北条の住吉神社や社町の佐保神社にも降臨されたと伝えられています。また、明治時代には、大峰山を模して行者道が開かれ信仰を集めました。 その後、行者道は荒れていましたが、平成１３年、地元の多くの方々の努力によりハイキングコースとして整備されました。ハイキングコースは、普光寺周辺の標高300〜460ｍの山々の尾根筋をまわるコースで、道中十数か所に点在する石仏と２箇所の磨崖仏は行場の面影をのこしています。また、山々の頂きから見る景色は絶景で、加西市はもちろん播磨平野を一望することが出来ます。天気の良い日は、鎌倉山や大天井山頂から瀬戸内海や明石大橋を望むことが出来ます。登山口は、河内町公会堂南側の本来の行者道入口から登る道と、普光寺のグランドから登る２つの道があります。普光寺グランドには、駐車場と登山道を刻んだ記念碑が整備されており便利です。所要時間は２ルートともに、概ね３〜４時間です。

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