11月16日 16時30分頃入場、天気は晴れていて夕景を楽しむには絶好の機会。
車で西立川口駐車場に入るまで５分程度の渋滞に並びながら、「もしも来年も来ることが出来たなら、もう少し早めに自宅を出発しよう」などと反省をしながら順番を待つ。
チケット販売機前には既にたくさんの人の列が出来ていて、来場者の人気と期待の高さがうかがえる。
入場口の脇にはベビーカーと車椅子が数台配置されていて、公園事務局の配慮が感じられて好感がもてる。
西立川口から歩くこと数分でライトアップされた銀杏並樹の入口が見える、そこもフォトスポットとなっているため前にはなかなか進めないが、景観を楽しみながら歩くにはちょうど良かった。
並木道を歩いているとちょうど良い音量でBGMが流れていて、ライトアップの演出と相まって幻想的な雰囲気を楽しめた。
別料金の日本庭園では「これぞ日本の四季なり」と思わせる素晴らしく見ごたえのある景色が待ち構えていた。
正直に言うと日本庭園に入るまでは「別料金で1200円はちょっと高いのでは？」と思っていたが、実際に体験すると安く感じてしまう。
特にライトアップされた紅葉や楓が水面に反射されて対象に映る景色は、思わず溜め息が出てしまうほど美しく時間を忘れて見惚れてしまった。
呈茶が利用できるようだったので休憩させてもらい、抹茶と練りきりをいただきながら観るそこからの景色も素晴らしかった。
最近の世情もありあまり心が動かされる事が少なかったこの数年、今夜は久々に情緒的な風景に感動した。