定期的に訪れている博物館ですが、リニューアル後は来訪者の多さから中々訪れる機会が持てませんでした。今回平日に訪れる機会が出来たので、来訪してみました。

土日は駐車場や館内外で人が溢れている状態でしたが、平日とあって驚くほどゆったりと閲覧することができました。
従来あった大きな銀色の卵に加えて、新館を象徴する小さめの卵も増えたことでさらに博物館としての見栄えが良くなったと感じました。

館内も従来の展示だけに留まらず新しい展示物などが増えており、来るたびに新しい発見がある辺りは流石だと思います。

旧館だけでも十分に楽しめるのですが、今回の目的である新館についても大変満足できるものでした。旧館から渡り廊下を通って新館に移動するのですが、渡り廊下前にある図書室は雰囲気もよく、落ち着いて読書の時間を楽しむことができます。
本の間に化石が展示されていたりと、少し立ち寄るだけでも楽しませてくれるスペースです。

新館を象徴するモニュメントである恐竜の塔は、見栄えも良く3Fから1Fまで貫くように建てられており、エスカレーターで登り・下る際にもしっかりと楽しませてくれます。
様々な角度から写真を撮りたくなる魅力のあるモニュメントです。
平日ならではというか、人がいないので気兼ねなく写真を撮影できました。

新館1階の映像エリアでは、福井駅前名物のロボット恐竜が置かれている広場とリンクした映像になっており、駅前に行くことが多い身としては思わずニヤリとしてしまう仕掛けになっていました。

ミュージアムショップも以前は狭いエリアにたくさんのお土産物が置かれていましたが、現在は広いスペースにゆったりと商品の島が並び、買い物もしやすくなりました。
隣にある広くなったレストランは化石なども展示され、食事の際にも恐竜博物館らしさを楽しめるようになっていました。

ショップ入り口で売られているガチャガチャは、可愛らしいぬいぐるみとリアルな恐竜フィギュアが各500円で売られていますが、新館1階の映像スペースで登場した、帆の背が低いスピノサウルス種のフィギュアもラインナップされているあたりが嬉しいポイントです。

古生物好きの方なら大満足間違いなしの博物館です。