■商店街
いわゆる昭和レトロの雰囲気が好きな人にはぴったりの施設だった。
商店街に目立ったBGMは流れていないものの、開園～15時ごろのパレード開催まで、常に何かしらのアトモスが行われており退屈しない。

売店のお土産も昭和レトロのコンセプトに振りきっており、世界観が好きな人にとって欲しいと思わされるアイテムも多いのでは？

ちなみに、遊園地側にある手塚治虫関連のグッズがまとまっているショップも、魅力的な商品が多かったように思う。

■ウルトラマン・ゴジラのアトラクション
大人でも楽しめるクオリティになっており、満足感を得られた。

アトラクションの形式だが、東京ディズニーリゾートに行ったことがある人なら「ソアリンと大体同じ」で通じるかと思う。

上記でピンと来ない人は、あえて情報は仕入れずに新鮮な気持ちで乗り込んで欲しい。
その方が初見の感動は大きいはず。

■銭天堂の双六コンテンツ
商店街の駄菓子屋前に受付があり、1320円で体験できる。
ちょっとした謎があるものの、難易度はそれほど高くない。
自分は元のコンテンツを一切知らない状態で体験したが、内容は分かりやすくクオリティにも満足できた。

入場料と別料金にはなるが、支払う価値はあるように思えたし、ファンならもっと楽しめるのではないかと思う。

できれば大人はメタ読みという力技を使わず、きちんと配布されるガイドに沿って園内を楽しく周遊しよう。
色々な味があるものの、駄菓子もおいしかった。


■食堂車レストラン「黄昏号」
雰囲気・料理の味ともに◎。
メニューには記載が無かった気がするが、「大人さまランチ」にはスープの他に炭酸のドリンクもついておりお得感があった。

車窓の映像は2Dの書き割りが多いが、きちんと列車の左右で見える景色が違い、随所に小ネタも挟まるなど地味に手が込んでいて好感が持てた。

列車内というコンセプトなので、内装以外にも机が若干振動するという細かい気遣いもあり、全体的に楽しめた。
(食事の邪魔には一切ならないレベルの振動なので、安心して欲しい)

■豪華列車はミステリーを乗せて
流行りの没入型演劇はアフタヌーンティーつきで5400円～。
土日のみ開催。

銭天堂と同じく別料金にはなるが、類似のコンテンツを提供しているお台場のイマーシブフォートと比べるとかなりお得な値段設定のため、迷っているならぜひ行ってみて欲しい。
※当日券には期待せず、事前にwebでチケットを購入しておく方が良い

4人テーブルで他のお客と相席は発生するものの、出演者の会話に意識が大きく持っていかれるため、気まずさはほとんど感じなかった。

また、座席に応じて詳しい会話が聞ける人物・直接話ができる人物が変わるため、全容を把握するために何度も訪れたくなったのも印象深い。

昼食と同じく、アフタヌーンティーのサンドイッチやスイーツも味は◎。

■注意点
園内は段数の多い階段や坂が多いので、スニーカー着用の上で来園すると良い。

また、土日の場合はレストランや喫茶店には早めに入っておかないと、30分以上待つ可能性もある。
なるべく11時台に入っておくのが吉。