各編の概要やあらすじが火の鳥全話の流れごと実際の年代とともに分かりやすく表示されており、中でも素晴らしいのが会場内にある原画の展示コーナー。よく目を凝らすとホワイトでの修正跡やインクの形跡、線のブレなど マニュアル時代 ならではの漫画原稿の魅力を味わえる。

主だったシーンの原画がたくさん展示されているので、内容がうろ覚えでもかなり思い出せる。生物学者である福岡氏のコメントも火の鳥と言った 作品を理解する助けになる。

外国語を話す人たちやアテンダントがいる団体もおり、見た感じ日本語がわかるようではなく、また入場すぐのスペース以外は写真撮影禁止のため スマホで翻訳ソフトを使うこともできない。せっかくの素晴らしい展示なのでせめて英語や中国語、韓国語などでは日本語と同じ情報を提供できると素晴らしいのにと、もったいなく思った。