他の特別展のチケットでこちらの展覧会も見られるようですが、当展覧会単体でも大変なボリュームがあり、見応えがありました。
ベルばらファンなので池田理代子先生の道行八景を目当てに行ったのですが、他の版画作品も素晴らしく、そもそも版画というものが、元絵を描く絵師の力だけてはなく、彫師、摺師の絵に対する深い解釈と技が合わさって完成するものと知りました。名前も掲示されない職人さんが陰にいてこれらの作品が生まれることに感銘を受けました。
当展覧会では各作者ごとに解説動画が流されており、それを見てから各作品を見ると、また理解が深まりました。この点もとても良い展示だと思います。
版画という芸術・技がこれからも継承されることを願ってやみません。
ちなみにネット界隈では売切との噂もあり高値で転売されていたグッズも無事買えてお買い物も楽しめました。建物も美しいし、足を運んで良かったです。