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小学生の頃、家族で「市原ぞうの国」に行ったときのこと、今でもよく覚えてる。夏の暑い日で、車で千葉までドライブ。正直、最初は「ゾウってそんなに楽しいのかな?」なんて思ってたけど、着いた瞬間その考えは吹き飛んだ。 園内に入ると、まず目の前に本物のゾウがドーンと登場。テレビや図鑑で見るよりも、ずっと大きくて、動きもリアルで、迫力満点。何より驚いたのが、「ゆめ花」っていうゾウが絵を描くショーをやってたこと。ゾウが筆を鼻で持って、器用に紙に絵を描くんだけど、それがちゃんと花の形になってて、観客みんな拍手喝采! その絵が抽選で誰かにプレゼントされるって聞いて、めっちゃドキドキしながら手を挙げたけど、残念ながらハズレ。でも、目の前でゾウがアーティストみたいに絵を描くのを見られただけで大満足だった。 それから、ゾウに直接エサをあげる体験もできて、ニンジンを渡したら、鼻でスッと優しく取ってくれるの。ゾウの鼻ってごついイメージあったけど、意外としっとりしてて、なんかあったかかった。目が合ったとき、「あれ?今ちょっと笑った?」って思っちゃうくらい、やさしい表情だったなぁ。 一番テンション上がったのは、ゾウの背中に乗れる体験。家族の中で一番小さかったから、代表で私が乗ることに。高いところはちょっと怖かったけど、ゾウの背中は大きくてどっしりしてて、ゆっくり歩くたびに揺れる感じが心地よかった。上から見た景色は、まるで世界が変わったみたいだった。 帰る前に、ショップでゾウのぬいぐるみとポストカードを買ってもらって、それが嬉しくて、今でも部屋に飾ってる。見るたびに、あの日の楽しい記憶がふわっとよみがえってくるんだよね。 「市原ぞうの国」は、ただ動物を見るだけじゃなくて、動物とふれあって、心が通じたような気持ちになれる特別な場所だった。あのとき、動物にもちゃんと感情があるって、子どもながらに実感した。あれがきっかけで、今でも動物に優しく接したいって思えるんだと思う。 またいつか、今度は大人になった私として、あの場所に行ってみたいな。そして、もう一度あのゾウたちに会いたい。ゆめ花ちゃん、まだ元気かな?