エジプト展ではエジプトの一般的庶民の生活から王のミイラまで展示品が多く、見応えがありました。エジプトでは奴隷が土木作業をしていると考えられていましたが、作業員には高カロリーの食事が与えられていたとわかってきた、など新しい発見もありました。平日に出かけましたが、校外学習の子どもも大人もたくさんいて、ゆっくり見られなかったのが、少々心残りです。一方、美術館についてはモネをはじめとした印象派の展示はよくありますが、別の画家も展示されていて、満足感に欠けたことも以前はありました。この展覧会はモネの作品だけを集めていて、見応えがあります。ワンフロアで展示が終わっているため、今までの豊田市美術館の企画展と比べれば、やや作品数が少ないと感じるかもしれません。残念だったのは、いつもはある椅子が片付けられていたこと、展示室の中に椅子がなかったことです。今回の企画は大変な人気でなのでしょうし、その中で多くの人が楽しむためには椅子の撤去が必要なのでしょうが、身体にハンディがある身にはとても辛かったです。
あわせて3,800円はかなり高価に感じました。