柏木ゆげひ さま

柏木ゆげひさまの口コミ

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超美麗映像は基本的には良かったです。ただし、超高画質で能面に変な青や赤の光をあてた映像があったのは個人的には恨めしい。
「表情が変化して見える」ということを表現したかったのかと想像はするけれど、正直ホラーでしかない。普通の人の顔でも、下からの煽って光を当てれば、気持ち悪いに決まっている。それを能面ならばやって良いのか、と疑問があります。他の美術品は最も美しくか、もしくは神秘的に見えるように撮影されていたのに、よりによって、能面だけ、どうしてこんな扱い?と感じてなりません。

そもそも、ジャポニズムというのは、基本的に欧米からの評価で、日本文化を発信するようでいて、実は日本文化に自信がないように感じた。
また今回の映像展示でも「アニミズム」という言葉を繰り返していて、神秘主義でまとめてましたし、それを「東京国立博物館」が今新たに発信しなくても良いなと思うのです。

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