今日はトーベ・ヤンソンとムーミン展へ行ってきました。
会場には数多くの原画が展示されていて、その美しさと可愛らしさに触れられる時間はとても幸せでした。

展示を見ながら、小学生の頃に毎週アニメ「ムーミン」を録画して、繰り返し繰り返し観ていた日々を思い出し、胸にグッとくるものがありました。幼い頃の思い出と大人になってからの視点が重なり、作品への愛情がさらに深まったように思います。

また、展示を通して感じたのは、トーベ自身の生き様が作品に強く息づいていることです。彼女が歩んできた人生や出会い、葛藤や喜びのすべてが、ムーミンの世界ににじみ出ているのだと気づかされました。特に、スナフキンのモデルとなった恋人の哲学者との交流を知り、作品に散りばめられた哲学的な言葉の数々が、単なる空想ではなく、トーベの身体を通り抜けてきた実感ある言葉だからこそ心に響くのだと感じました。

ムーミン展は、懐かしさと発見、そしてトーベの人生を追体験するような時間でした。
ムーミンといえば名言、ということで最後は名言のメッセージカードのプレゼントが嬉しかったです。