『エクセレントだけと、ちょっと…』
初めて訪れました。全国のスキー場を歴訪している経験値からしても、そのパーキングからのアクセス、施設の清掃整備、スタッフの覇気…など、ベーシックなホスピタリティはとてもexcellentなlevelにあると想います。幸い天候にも恵まれ、平日ということもあり、ゲレンデも相応に滑り応えがありました（8:30AMの滑り出し時はマイナス9℃でした！）。ただ、リフトの本数（3本）やcourseのvariationからするとリフト券のpriceはいささか度が過ぎるのではないかと感じます。土日だと4800円、そして子供（小学生含む）は何と3800円で、未就学児でも有料！　もちろんファミリーパックなども用意されていますが、この程度の配慮だと子供が二人いる我が家のスキー行は年に1、2回が限界となってしまいます。で、そうなると、子供のスキーlevelの向上にも限りが生じ、結局進学と共にスキーには行かなくなる…というスキー産業全体のシュリンクに帰結すると想います。ならば、シーズン券を安くすれば、とも想いますが、大人のシーズン券がフードなしのリフト3本で48,000円もかなりなもので、子供のシーズン券に至っては38,000円で驚愕です。かつてと違い、総入場者数が激減し、リピーターばかりなので、こうせざるを得ないご事情は判りますが、10倍以上の可動域があり、ゴンドラが2本もある志賀高原の焼額スキー場は5月のGWまで滑れて小学生はいつでも無料です（足を延ばしても子供二人なら高速代以上浮きます）。
　運営会社が策動施設の事業会社でいろいろな想いで多くのスキー場を支えておられることには頭が下がりますが、スキー文化の維持継承のためにも絶滅危惧種と言えるスキーヤーの育成の観点に鑑み、シーズン券や子供料金、特に小学生以下はご一考いただきたいと強く感じました。知己からも「いいスキー場だけど規模にしたらあまりにも高いから何度も行く気はしない…」という声も複数聴きました。そういうイメージはマーケティング的に損であられるように感じますが如何でしょう？（←ここは僭越すぎるかもしれませんが…）。一層のご発展お祈りいたします！