翌日、八王子で仕事があり、どこか近くに泊まりたい。ネットで４千円とあって、安い！と思った。が、それに加えて深夜料金２千円を取られ、６千円。これでは高すぎる。ビジホにすればよかった。

アソビューで多少割引きになったが、このアソビューのサイトにログインするのにやたら苦労した。

風呂場がみやみにだだっ広い。にもかかわらず風呂にもサウナにもバラエティがなく単調。寝湯のスペースが見渡すかぎりに広い。いっそプールにでもしたらどうか？

レストランも同様で、メニューが少ない上に新鮮味がない。館内にはアルコールの自動販売機がなく、ここで飲むしかないが、酒類のメニューがことごとく高い。サワーが７００円もするので諦めた。カツ丼は美味しかった（1200円）。

夜は３階の休憩スペースのフラットシートで寝ることに。この寝椅子が、行きつけの南大門＠宇都宮などと比べ、明らかに古く小さくて寝づらい。寝そべると両手の置き場がない。そこまで計算されておらず、しごく安っぽい造り。

おまけに若い奴が夜中に延々と女に電話をかけている。五月蝿くて寝れない。やむなく起き上がり、フロントに苦情を言いに降りた。

そこからの対処は早く、すぐ見回りにやって来た。若い男は知らんぷりを決め込み、ほとぼりが覚めたと見るや、またも電話をかけ始めた。怒り心頭に達するところだったが、フロントもさるもの、ひととき物陰に隠れていて、電話が再開されたとたん飛び出してきてイカれ男を制する。ようやく男は諦めた。深夜、みんな寝ているレストルームで延々と電話をかける非常識。自分の家だとでも思っているのだろうか。

フロントの対応にはしごく感心したが、普段からこの手の傍若無人の輩への対処に慣れている感じだった。ようは永山という土地の民度が低いのだと思う。

朝は８時半までしかいられない。それは覚悟の上とはいえ、７時を過ぎると放送が流れ、７時半には浴場を利用出来なくなるという。慌てて顔と体を洗い、一服してから出ようと思ったが、８時１０分過ぎにはもうあらゆるスペースが追い出しモードに入っていて無理だった。

思えば「健康ランド」を謳っているので、日中の家族連れのためのレジャー施設と割り切ったほうがいいのかもしれない。宿泊には向いてない。レストルームの真上がボーリング場？のようで、夜中まで下にゴロゴロ音が響いていた。

とまれ、ことごとく自分には合わない。再訪はない。

＊ちなみに、このアソビューのサイトにしても使いづらいこと、この上ない。こんなにログインしにくいページを見たことない。どんな仕組みになっているのか理解するのに半日かかった。