三連休翌週の平日火曜日朝、開場と同時に友達と二人で入場しました。日付や時間帯もあって、入ってすぐのシャチ水槽やイルカ水槽含め人が少なくゆっくり眺めたり写真を撮って満喫するには十分でした。

自分の目で見る海獣たちはどの仔もとってもかわいかったです！特に水槽横のパネルが興味深く、生き物への見識が深まりました。
奥の進化エリアへはすぐに進まず、主に魚類や南極探査艦ふじの展示がある別館に移動しました。渡り廊下に飾ってあるシャチの写真の横の解説文がどれも詩的であり、生き物と自然の雄大さを感じさせてとても染み入りました。見落としだったら恥ずかしいのですが、あれの写真集などはないのでしょうか…。

魚類展示はどれも見所たっぷりで面白かったです。イワシの大水槽はあったものの、いわゆる“黒潮水槽”のようなイワシを含めて様々な魚類が生息している大水槽がないのが印象的でした。水族館全体の目玉がシャチ（ないし海獣）だからでしょうか…？
ここも休日は混むのでしょうが、平日早朝だったためかゆっくり静かに、周りへの迷惑を気にすることなく友人と二人で楽しめました。
ゆっくり満喫していたからかサンゴ礁エリアやペンギンエリアに来ると俄かに混み始めました。ですが人影に隠れて水槽が全く見えないということもなく、周囲に人がいることに安心するぐらいの混み具合でした。
魚類エリアは水槽に頭を突っ込めるようなドームがあるところ（名称は覚えていないのですがカサゴがいる水槽だった気がします）があったり、人為的に水流を生み出すことで生き物がその場にとどまろうと泳ぐ動きを見ることができる展示があったりと体験・学習型のものが多い印象でした。これも順番待ちや自分の次にやりたそうな人を気にすることなく楽しめたのも、時間の利だと思います。

深海エリアでは生態展示が難しいのであろう生き物をホログラムで展示していたりと、工夫と技術が見られて面白かったです！あれホログラムだったんですよね…？
最初に見たのがリュウグウノツカイだったので、リュウグウノツカイがこんなに小さいわけがないよな…という気持ちと、でも空間全体が薄暗いから生き物じゃない自信がないな…と思いながら、「これ映像だよね？」と話してパネルに触ろうと手を伸ばしたら思ったより奥まで手が入ってしまって怯えて手を引きました。怖びっくりしました。

諸々見させていただいたところでレストランでサメバーガーをいただきました。（おそらく南洋の）魚が泳ぐ大きな水槽が壁一面にあるレストラン、圧巻でした！映画の世界みたいで素敵でした。

わりとゆっくり楽しんだつもりでしたが、思っていたよりサクサク進んだので海獣エリアに戻り、時間の都合が合ったベルーガの公開トレーニングを見ました。イルカやシャチのショーも見てみたかったな〜！
ベルーガたち、賢く可愛く、トレーナーさんたちとの信頼関係が伝わってきてとっても楽しめました！ガラス越しの水槽とは違って声が聞けるのがすごくいいなと思いました。確かに自然界だったらあのぐらい声が大きくなければ、仲間とコミュニケーションは取れませんね…。

海獣の進化の展示をゆっくり見てから、お土産物屋さんに移動。シャチと浮き輪のバースデイぬいぐるみやキーホルダーなど買わせてもらいました！どれも目移りしてしまうぐらいかわいく、オリジナリティのあるグッズで悩みました。欲を言うなら昔の潜水艦服のA4版クリアファイルがあったら嬉しかったです。小さいサイズしかなかったようなので。

朝日に照らされ逆光気味だったふじも、水族館を出る頃には向かい日でよく眺めることができました！

なかなか遠いので頻繁には行けませんが、次回行く機会があれば海洋博物館やふじなど、周辺の施設もじっくり楽しみたいです。
友達や家族にも勧めたい、素敵な施設と体験でした。ありがとうございました！