素晴らしい体験でした。

再現とはいえ、まさか生きているうちに蘭奢待の香りを嗅げる日が来るとは思っていませんでした。
五味全てがあると言われている通り、複雑な香り体験が出来ました。

最新の科学技術と熟練の技で再現された模造品の数々も素晴らしかった。
また、宝物の細部まで見られる巨大映像。暗闇の中、美しい演出と音楽と共に見られるそれは中々の没入体験でした。

行ったのは2回目だったのですが、蘭奢待カード再販日だったため、入場もお会計の列も長蛇の列でした。1回目は品切れ中で買えなかったため、入手出来て嬉しく思います。思い出と共に大切に持っています。

待機列に関してはかなり混沌としており、どの列が何なのかわからなかったり、最後尾がなかなか見つからないなど、混乱もありました。動線も悪く、公園を通りたいだけの人たちにも迷惑がかかっているように見えました。
普段ここまで美術館が混むことは早々ないでしょうし、オペレーションがしっかり用意されていないのかな？と感じました。
また、手数料を払い前売り券を買った我々より、現地で入場券を買った人たちの方が早く入れてしまうようなシステムだったことは少し残念でした。
レジは途中から臨時で増やしたようですが、最初から蘭奢待カードだけ欲しい人は現金のみなどでスムーズに買い物が出来るようにした方が良かったですね。レジの台数があまりに少なすぎました。
朝イチで行ったにも関わらず、入場にもお会計にも1時間以上かかるとは想定外でした。

しかし、その苦労を差し引いても、良い体験だったと思います。音声ガイドをスマートフォンから誰でも聞けるよう、QRコードで案内してくれていたのも良かったです。