土器が好きな方には大変刺さる展示。

マチュピチュを目当てにするとがっかりしてしまう展示だった。マチュピチュについて概要説明は一切無しなので、分かっているものとして話が進んでいく。
モチェ文化(プレ・インカ)で出土したものを中心として展示しているが、所蔵がどこなのかは書いてあるが、遺跡の名前や地図は一切無いので把握しにくい。保存状態はとても良いので見る価値はある。マチュピチュではないけれど。

黄金の装束は大変保存状態が良く、後のインカ帝国を思わせるも、どちらの遺跡からなのか？墓から出てきたのか？など学術的なところがなかった。オーディオを借りて見ていたが、詳しい解説にもそれはなかった。

土器は神話に沿ったユニークなもの、テーマ性があり、多数出土しているであろうことを思わせてよかった。日本で言うところの「桃太郎」のような、誰でも知っている昔話だったのかもしれない。
そういう意味で、マチュピチュよりも土器が好きな方には大変刺さる展示。

ショップはクレカ(VISA他)と現金のみで、電子マネーは使用できないので注意が必要。

図録がこの展示の図録というわけではなさそうだったのも気になる点。こちらもぱっと見た感じ、地図がない……
日本語版より英語版のほうが紙質が良いのも気になった笑

クッキー缶付きにしたが、会場で余裕で買える状況だった。のでチケットだけでもよかったのかも。