年長の子供と体験しました。

普段見ることのできない水族館の裏側には、大小さまざまの水槽や容器、ホースやコード、飼育員さんのダイビングスーツ等等・・・
私達の見ている水槽側からは想像もできないほど、沢山の物があります。

その中に、今年の夏に生まれたばかりの〝アオウミガメ〟の子供がいました。
実際に触ることもできます。
生まれて数ヶ月にもならないのに、掌より大きく、子供はちょっと怖かったみたいです。
飼育員さんにコツを教えてもらって、なんとか抱き上げることができて、とても喜んでいました。

中央にある水槽の中に沢山のイワシがいます。
餌やり体験もできます。
小さなカップに入った餌を、一気に水槽に投げ入れると、勢いよく競うようにイワシ達が食べてくれます。

この水槽のイワシ達を使って、〝イワシギャラクシー〟という、冬季限定イベントをやっています。
ショーで見るイワシ達は優雅で幻想的に感じたのに、裏側ウォッチングで見るイワシ達は、生き物としての生々しさを感じさせられます。

〝裏側ウォッチング〟と〝イワシギャラクシー〟の両方を体験すると、相反するイワシの姿が見れるので面白いです。
　子供は、ショーで見たイワシと目の前のイワシが同じイワシだと分からなかったようで、説明すると「なんで、ピカピカしないの？」と不思議がっていました。

バックヤードを案内してくれた飼育員さんは、様々なことを教えてくれます。
『魚には獲れる時期や量に偏りがあるので、いろんな魚を使って餌を用意している』
『ホッケはザラザラしているので、その舌触りがあまり好きじゃないイルカがいる』等等・・・

本や図鑑にも載ってないようなエピソードも聞けるので、とても楽しく貴重な体験です。