ポケモン好きであれば大人も子供も楽しめる素晴らしい企画展でした！
まず入場するとガチゴラスの骨格予想模型とタルボサウルスの化石がお出迎え。大迫力の2ショットに様々な角度から写真を撮りたくなっちゃいます。企画展の中に入るとカセキポケモンの模型と、そのカセキポケモンによく似た特徴を持つ古生物の化石（オムナイトとアンモナイトなど）が比較できるよう並べて展示されており、小さなお子さんも興味津々で見入っていました。ポケモン好きなお子さんが古生物について興味を持つきっかけになるかもしれません。
また、この企画展はポケモン好きな主任研究員さんが提案したことによって始まったらしく、ポケモン世界における「カセキ」と現実世界の「化石」、ポケモン世界における「しんか」と現実世界の「進化」の違いなどポケモン好きな主任研究員さんならではの視点で書かれたプチ解説も多数あり、お子さんだけでなく大人も納得することができます。
企画展は再入場不可ですが、企画展を出た後も国立科学博物館内の常設展で一日楽しむことができます。私自身も11時に企画展に入場したのですが、その後閉館時間の17時まで常設展や館内のレストランで休日の1日を楽しむことができました。16時入場のチケットも売っているようですが、入場時間以前に博物館内を見ることはできないため、出来るだけ早い時間に入場できるチケットを購入し時間をかけて博物館を回ることがオススメです。常設展内にもポケモングッズのお土産屋やカセキポケモンと似た特徴を持つ化石のプチ解説、実際にゴミを捨てられるベトベターのゴミ箱もあるためポケモン目当てでやって来たお子さんも飽きずに博物館内を回ることができると思います。
このようなポケモン世界と現実世界を比べられる企画は今までありそうでなかったと思うので面白い試みだと感じました。今後、動物園や水族館などでも今回と似たような「ポケモンと生物を比較し、学ぶことができる」イベントが開催されればポケモン好きであり生物好きである私も嬉しいです。
楽しい休日をありがとうございました！