口コミ(55) 梅若能楽学院会館
5月18日(日)梅若会定式能(12時開場・13時開演)*12:30よりショートレクチャーがあります

東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺 演劇・舞台
日時指定チケット

チケット利用可能期間

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『能 杜若』~かきつばた~

東国行脚の旅僧が三河で一面に咲く杜若の花を目にすると、若い女に声をかけられ、ここは八橋という杜若の名所だと教えられる。若い女は、昔ここで在原業平が都の恋しさを「かきつばた」の五文字を第一音に据えて「唐衣着つつ馴れにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」と句を読んだと話し、旅僧を自分の庵へと案内する。若い女は業平の形見の冠と高子の妃の唐衣を身に付けて現れ、自分は杜若の精だと告げる。そして業平は歌舞の菩薩の化身なので業平の詠んだ和歌は法身説法の妙文だと話し、自分たち草木までも和歌に詠まれたので成仏することができたと慶びを表す。

『能 善界 白頭』~ぜかい~

天狗の首領・善界坊は唐土の僧達を邪道に引き入れ次は日本の仏法を妨げるため京都愛宕山の太郎坊を訪ねる。善界坊は太郎坊と共に山伏に変装し仏法の力を恐れながらも比叡山へ向かう。比叡山では勅命により宮中へ向かう僧正達一行が山を降りていくと大地が揺れ稲妻が響きわたる。すると雲間から正体を現した善界坊が姿を見せ僧正達一行に襲い掛かる。天狗は邪法を唱え一行を陥れようとするが、僧正は降魔の法で諸神を招く。仏法を守護する日本の神々が神風を起こし善界坊を吹き払うと、さすがの大天狗も日本攻略をあきらめて退散する。

梅若能楽学院会館の口コミ

梅若能楽学院会館へのアクセス

所在地 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る
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