【完全予約制】 灰野敬二 x DOMMUNE「虚能」THE MOVIE 個別鑑賞券
チケット利用可能期間
佐渡島の自然や歴史、点在する民話や伝承を掘りおこし、島内外からの刺激とともに新しい創造空間をつくり出し、「銀河」のようなきらめきや美的価値観を創造していくことを目的に、 「さどの島銀河芸術祭 2025」を開催いたします。 島内各地で、作品展示やアートイベントを行います。 佐渡の自然や歴史、その中で育まれた民話や伝承、この地で暮らす人々の魅力を、島内外のアーティスト達が媒介となり再発見していきます。 多様な価値観が共存してきたこの島で、既存の枠組みにとらわれない展示空間での展示を通じ、これからのアートのあり方を考えていこうと思います。
灰野敬二 x DOMMUNE「虚能」THE MOVIEについて世阿弥が島流しにされた地として知られる佐渡島。この地には神社に奉納する「神事能」として独自の進化を遂げた能が浸透している。 しかし実際は世阿弥の能とは違う様式で佐渡に広まり、集落の人々が舞い、謡い、観る“民衆能“として一般に拡散し、地域に発展した。このように佐渡では能楽が暮らしの中に溶け込み、江戸初期から明治にかけて島内の能舞台は300を超えたと聞く。恒例となったDOMMUNEのプロジェクト「LANDSCAPE MUZAK」PROJECT SADO♯3は、灰野敬二氏をアーティストとして迎え「虚能」という表現の原点に立ち返る全く新しい能楽に取り組む。 また、能舞台自体を音響装置として捉え、安土桃山時代より能舞台の床下に甕が据え置かれていた理由や、松が描かれた鏡板が、鼓や声の反響装置のひとつとなっている遠い昔のサウンドシステムとしての工夫を、さまざまな佐渡能舞台を視察することによって調査/解析する。舞台の音響効果を上げるための技術を、江戸時代元禄頃までにかけて探求した技術者達の伝統を継承しながら、江戸時代に開設され、現在、使われていない能舞台をリノベーションすることによって<近世期的な音響装置としての能楽堂>を灰野敬二と宇川直宏が、世界的に名を馳せたACOUSTIC REVIVEの音響技師達と開発。その能舞台で灰野敬二が9月8日に全く新しい能楽として「虚能」を上演し”映像作品"として番組化。またその能舞台自体を”インスタレーション作品"としてライヴ収録した”音響作品"とともにさどの島銀河芸術祭会期中、展示する。虚無、そして虚空である0から生まれる1としての原初的で謙虚な”表現素"を見逃すなかれ。
さどの島銀河芸術祭 実行委員会の口コミ
さどの島銀河芸術祭 実行委員会へのアクセス
| 所在地 | さどの島銀河芸術祭 実行委員会 〒952-0011 新潟県佐渡市両津夷53-1 地図を見る |
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| 車でお越しの方 | 「新潟港」〜 佐渡「両津港」(所要時間:カーフェリー 約2時間30分) 「直江津港」〜 佐渡「小木港」(所要時間:カーフェリー 約2時間30分) |
| 公共交通機関ご利用の場合 | 「新潟駅」〜 佐渡「両津港」(所要時間:車・バス約15分+ジェットフォイル約1時間5分) 「新潟空港」〜 佐渡「両津港」(所要時間:車・バス約25分+ジェットフォイル約1時間5分) |