氷見市の生きもの観察 スポット 7選
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駒つなぎ桜
富山県 高岡・氷見・砺波
- 植物観察
このサクラは、幹回り4.7m、樹高13.1mのヒガンザクラで推定樹齢460年と言われているエドヒガンの古木で、県の天然記念物に指定されています。地名が示すとおり、万葉集にある布勢の水海がこの地まで続いていて、かつてここには船着場があったといわれています。越中の国守であった大伴家持が能登へ渡る際に、このサクラの木に馬を繋いだ伝説から「駒つなぎ桜」「駒止め桜」と呼ばれるようになったといわれています。 民家の脇にひっそり立つこのサクラは、静かに時の移り代わりを眺めてきたのでしょう。歴史の重みを感じさせてくれる貴重な古木といえます。
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藤波神社の藤
富山県 高岡・氷見・砺波
- 植物観察
万葉集に詠まれた大伴家持のゆかりの地で、謡曲「藤」のモチーフとなった地でもある。藤はヤマフジで、最近樹勢に衰えをみせているが、赤紫色の花房をつけた時の美しさは、今でも訪れた人を楽しませてくれる。
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長坂の大いぬくす
富山県 高岡・氷見・砺波
- 植物観察
この木は樹高約12メートル、目通り幹周り約6.9メートルの「イヌグス」と呼ばれる大木である。この「イヌグス」という木は「ツママ」「タビ」などの俗名も多いが、和名は「タブノキ」である。クスノキ科の常緑広葉樹で、暖地性であるが、その分布は海岸沿いに青森県まで北上している。タブノキは優先する森や林をつくり、氷見市では虻が島の男島がそれにあたる。 さらに万葉集(19巻〜4159番)大伴家持が伏木-雨晴間で詠んだといわれている。 磯の上の都万麻を見れば根をはえて 年深からし神さびにけり (海岸の岩の上に立つ、つままを見ると、根ががっちり張っていて、見るからに年を重ねているようだ。 何とも神々しいことだ。) の「都万麻」はタブノキであるとされ、昭和50年に市民の公募により「つまま」が氷見市の「市の木」に選定された。 この長坂の大いぬくすは、近世後期長坂村の肝煎を務めた源内が諏訪の大神の依代として祀ったことから、8月27日には村人によって諏訪祭が行われ、神木として地域の人々により保護されている。
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上日寺のイチョウ
富山県 高岡・氷見・砺波
- 植物観察
大正8年に定められた「史蹟名勝天然記念物法」の基準項目の「1 社叢、著しい並木、名木、巨樹、老樹」にあたることから、大正15年に国指定の天然記念物に指定されました。現在、このイチョウの木は幹周り12メートルで、その太さでは富山県内の全樹木の中で第一位にランクされています。また、イチョウの雌株としては全国でも第一位ともいわれています。長年の風雪や落雷により、主幹部の上部は失われ、中央部に腐食部分が見られましたが、平成3年には国の補助を受けて樹木医による樹勢回復が行われました。
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朝日社叢
富山県 高岡・氷見・砺波
- 植物観察
朝日社叢は天然記念記念物に指定されている面積は広く、原生林的な風格があり、スダジイ、イヌシデ、タブノキの高木層、ヤブツバキ、モチノキ、ヒサカキの亜高木層、スダジイ、シロダモ、ユズリハ、ケヤキなどの低木層、そしてヤブコウジ、ジャノヒゲ、ベニシダ、キズタなどの林床の四層構造で構成され、林縁もあり生育する植物種が多く存在します。今時、人が出入りする山にはこのような森は見られません。またこのような森が形成されるまでには400年以上の歳月がかかるといわれています。 朝日社叢のある小境は伊勢神宮と関係が深く、明治初年まで加賀藩主より伊勢の御師堤大夫(おしつつみだゆう)に寄進された伊勢領があったところです。朝日神社と夕日神社に祀られている神は伊勢神宮の内宮と外宮の祭神で、ここで「はだしまいり」が行われたと伝えられています。鳥居の前で履物を脱ぎ、裸足で参道を進み参拝したとされることから、こうした自然環境が残されたと考えられます。
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老谷の大つばき
富山県 高岡・氷見・砺波
- 植物観察
推定樹齢500年の大型のヤブツバキであり、三宅一喜氏の「全国の調査巨樹順位」のヤブツバキの中では巨樹順位1位にランクされています。樹高は7.5メートル、幹周り3.89メートル、枝張りは、東西7.9メートル、南北11.0メートルとなっています。老木ではあるものの樹勢は旺盛で、4月頃から花をつけ、約1か月間、多くの花を咲かせています。異様な枝ぶりから「さしまたのツバキ」とも言われる。
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十二町潟水郷公園のオニバス
富山県 高岡・氷見・砺波
- 植物観察
富山県内では氷見市の十二町潟のみに生息していたが、1979年に記録されて以来、自生地には発生していない(レッドデータブックとやま,2002)とされていたが、潟内の浚渫やガマ刈りの効果もあり、2005年から氷見市の十二町潟での自生が確認されるようになった。潟内の自生数は年々増加しており、2008年には葉の直径が2mを超えるもの130株を確認している。 しかし、天然記念物に指定されている十二町潟上流部においては、自生が確認されておらず、地元地区や氷見市オニバス研究会が指定地内でのガマ刈りや移植実験を継続し、指定地内でのオニバス再生にむけて研究を続けている。
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