埼玉県の自然歩道・自然研究路

竹間沢こぶしの里

自然の地形を生かしてつくられた「こぶしの里」は、柳瀬川左岸の斜面林と湧水などの自然を保護した散策型の公園。四季折々の草花が自生する自然の宝庫であり、特に3月下旬のこぶし、4〜5月の山野草、7月のキツネノカミソリなどの花々や秋の紅葉が美しい。また、5月下旬〜6月初旬には地元の竹間沢ほたる育成会により保護・育成が行われているほたるが飛び交い、幻想的な光景を見ることができる。

ふるさと歩道円良田コース

円良田湖は完成までに15年を費した潅漑用人造湖。湖岸には約1000本の桜が植えられ，ヘラブナ・ワカサギの好釣り場として有名。寄居駅から鐘撞堂山，円良田湖，少林寺を経て波久礼駅へ出るルートは家族連れ向きで，県のふるさと歩道の一部として整備されている。

ふるさと歩道玉淀コース

ふるさと歩道鉢形コース

荒川南岸の断崖上に残る平山城の遺構が見どころ。天正18年（1590年）豊臣秀吉の小田原攻め以後廃城とされたが，今も本丸をはじめ土塁と深い堀で固めた城郭跡が現存し，昔日の堅城ぶりがしのばれる。田山花袋作，武者小路実篤氏筆の詩碑がある。。

100年の森

水源の森100選選定。グランドゴルフ場９ホール，散策コース。

首都圏自然歩道・将門伝説を探る道

三波石峽，下久保ダム（神流湖），城峯公園などがみられる。城峯山1037.8m，展望台からのパノラマがすばらしい。

秩父札所32番法性寺遊歩道

札所32番は奇岩，怪石の多いところで，竜虎岩，天狗岩，船の形に似た奥の院がある。

秩父札所31番観音院遊歩道

大日堂のほほえましい道祖神，14,000体の地蔵を安置する水子地蔵寺，札所31番など見どころ豊富。

宝登山遊歩道

宝登山ロープウェイの起点ともなっている宝登山神社は，秩父三社の一つとして有名。古くから火防，災難除けの信仰と，宝の山に登るという縁起のよい名前から，一年中参拝者が絶えない。老杉と老松の森にとけこみ，まさに千古の霊場のようである。

首都圏自然歩道「將門の伝説を訪ねる道」

城峯山の展望や城峯公園のつつじ桜・冬桜がハイカーに人気のコースです。

美の山自然歩道

様々なコースがあり登る度に新たな発見が出来る人気のコースです。 一年を通して楽しむことが出来ます。

さきたま緑道

緑道内には，遊歩道・自転車道・あずまや・ベンチ・水飲場等がある。また，「さきたま」の地にふさわしい彫刻がおよそ５０点展示されている。

ふるさと歩道黒浜沼コース

黒浜八景として，その風景を讃えられた黒浜沼周辺を散策するコース。身近なところに残された自然や史跡を訪ね、私たちの心のふるさとに触れる一日をのんびり過ごしてみてはいかがですか。

水源のみち

飯能市大字河又から棒ノ嶺を経て上日向へ至る変化にとんだ一般向きのコースです。

峠の歴史をしのぶみち

正丸峠は奥武蔵と秩父を結ぶ国道299号旧道上にあり、昭和になって自動車道として開かれたもの。秩父から江戸や鎌倉に通じる街道として古くから開かれていた。このあたりは奥武蔵自然公園の中心部で、各方面へのハイキングコースの出発点になっている。峠北側の展望台からの眺望は雄大そのもので、晴れた日には新宿の高層ビルも望める。

伊豆ヶ岳を越えるみち

伊豆ケ岳は，高麗川と名栗川の分水嶺上の最高峰。子ノ権現と正丸峠の中間に位置する。この3カ所を結ぶコースは奥武蔵の銀座通りの異名をとるほど訪れるハイカーが多い。伊豆ヶ岳はコップを伏せたような岩峰が特長的。頂上の展望がすばらしい。

グリーンラインに沿ったみち

グリーンラインと呼ばれる奥武蔵林道に沿って歩くこのコースは、西武池袋線の吾野駅から奥武蔵山地を縦走するコースです。コース距離が長いので日程に余裕のある行動が必要です。

奥武蔵自然歩道

天覧山から鎌北湖までの約11kmの自然歩道である。ゆっくり歩きながら、四季それぞれの自然を味わえるようにと、埼玉県が整備したもの。沿道にはスギ・ヒノキ林、武蔵野の面影を残す雑木林や高麗川の清流、のどかな田園風景、古刹古社などがある。また、巾着田と物見山には休憩所が設けられ、ところどころに解説板も建てられている。

奥武蔵の古刹を訪ねるみち

このコースの見どころは，子の権現という通称を持つ大鱗山雲洞院天龍寺。火災と腰から下の病気に霊験があるとして，信仰する人も多い。拝殿には2ｔもある鉄のわらじが奉納されている。また，竹寺（天王山八王寺）は神仏混淆で，寺の入口に赤い鳥居が立ち，参道の両側は見事な竹林がある。お寺とお宮が同居しているという，神仏分離令以前の姿をそのままに伝えているのは，東日本ではここだけ。神社の方は午頭天王社という。

義経伝説と滝のあるみち

雄滝・雌滝・天狗滝の黒山三滝。これらの滝はすぐれた眺望をもつ大平山の東端にあり、古くから修験者の道場だったところである。顔振峠は奥州落ちする源義経が弁慶主徒ともどもあまりの絶景に顔を振り振り登ったといい伝えられている新緑の時期にはとりわけ美しい。