ノスタルジックな温泉街と世界屈指のラジウム温泉
鳥取砂丘を後にして、お次は西へ車で約60分の三朝温泉へ。こちらの温泉は高濃度のラドンを含むラジウム温泉地として有名で、新陳代謝の活発化や自然治癒力・免疫力の向上、痛風や皮膚病にも効果をもたらすことでも知られています。そんな三朝温泉のランドマークと言えば、三徳川(三朝川)横の「河原風呂」。誰でも利用可能な無料の混浴温泉ですが、三朝橋などからは丸見えのため、利用するなら夜がおすすめです。近くに足湯もあります。
温泉街はネオンや昔ながらの看板が昭和の匂いを漂わせ、レトロ感抜群!まるでタイムスリップしたかのような街並みが残ります。
ちなみに三朝温泉には3つのハートがあると言われています。1つ目はこちら三朝橋の灯篭。実は「猪目(いのめ)」と呼ばれる日本の伝統的な文様で魔よけの一種です。2つ目は三朝神社の参道。鳥居をくぐる石畳のどこかにハートマークがあるそうです。
そして3つ目は恋谷橋。歩道の模様がハートマークになっています。さらにこの橋には縁結びで知られるカジカ蛙の像が鎮座していて、恋のパワースポットとしても有名。恋愛成就を願う人は、ハートマークとカジカ蛙は要チェックです。
夕暮れ時になったら、三朝温泉街のレトロ遊戯施設「泉娯楽場」へ。昭和30年代に使われていたスマートボールや手打ちパチンコ、射的など昔懐かしい遊戯台がずらりと並んでいます。料金は、全て1回500円。
夜は浴衣で遊ぶカップルや子供連れがたくさん見られ、ザ・昭和な和の風情が漂います。温泉街をぶらり散策がてら立ち寄ってみましょう。