ロッククライミングとボルダリングの違いとは?クライミングの種類について解説します

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「ロッククライミング」「ボルダリング」「フリークライミング」……。いろいろな呼び方があるけれど、どの言葉がどんなことを指しているのか実はよくわからないという人も多いのでは?ここでは、それらの違いについて解説をしていきます。

ロッククライミングは「目的」によって呼び方が変わります

「ロッククライミング」は岩を登る行為の総称です(PIXTA)

ロッククライミングは岩壁を上ることの総称で、その目的によってふたつの呼び方に分かれます。

ひとつ目は、アルパインクライミング。特定の山の山頂を目指すタイプのクライミングです。ふたつ目はスポーツクライミング。登頂を目指すのではなく登ること自体を楽しむためのクライミングです。登頂を目指す登山がアルパインクライミング、山歩きを楽しむトレッキングがスポーツクライミングと考えるとイメージがつきやすいかもしれません。

岩壁の登り方によっても呼び名が変わります

道具を使うか、使わないかでも呼び方が変わります(PIXTA)

ロッククライミングは岩壁を上る方法によっても、異なるネーミングが使われます。

ひとつ目はエイドクライミング。これはハーケンやはしごなどの道具を使って、岩壁を上っていくものです。アルパインクライミング(山頂を目指すロッククライミング)では、ほとんどのケースで道具を使うので、エイドクライミングとアルパインクライミングは同じ言葉のように使われることもあるようです。

もうひとつは、フリークライミング。これは、安全を守るための道具(命綱)以外は道具を使うことなく、技術と体力だけで岩壁を上っていくものです。

最近話題の「ボルダリング」とは?

比較的気軽に楽しめるボルダリングが人気です(PIXTA)

最近、ボルダリングという言葉をよく聞きませんか?これはロッククライミングとどう違うのでしょうか?実は、ボルダリングもロッククライミングの一種です。

ボルダリングとは、フリークライミングの形式のひとつで、最もシンプルな装備で岩壁を上っていく方法。命綱なく身ひとつで壁を上っていくタイプのクライミングで、気軽に参加できることが特徴です。また、命綱がないため5m程度の高さまでで楽しむという点、落ちた時を想定して、下にマットを敷いておくという点も特徴です。

最近では室内でボルダリングを楽しめる施設が増えてきており、注目度が上がっています。

 

 

 

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