東京の街を駆け抜ける20基の神輿は必見!「芝大神宮だらだら祭り」が9月21日まで開催中!

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祭りが長期に渡ることから付けられた「芝大神宮だらだら祭り」は、2015年9月11日(金)から9月21日(月)の期間、東京都港区芝大神宮にて開催されています。20日(日)には、およそ20基以上もの神輿縁(みこし)が上げられる迫力満点の行事「各町連合神輿渡御」が行われるほか、歌舞伎の題材ともなった「め組の喧嘩」の半纏が展示されるなど、人気のお祭りとなっています。

http://www.shibadaijingu.com/

「芝大神宮だらだら祭り」とは

江戸時代に始まった「芝大神宮だらだら祭り」は、長期に渡り開催されることからこのような名前がつけられました。しかし、当初の開催期間は3日ほどと、現在よりも短い期間で行われており、まったく「だらだら」したものでは無かったそうです。では、なぜ11日間もの期間お祭りを行うことになったのか?

慶長年間(1596~1615年)の頃、当時の人々の間で伊勢参りが大流行しました。しかし、当時の江戸っ子たちにとって、伊勢までの参拝は莫大な費用と時間がかかるものでした。伊勢参りが誰にでもできる事ではなかったという当時の事情から、多くの農民たちは秋の収穫の時期に、「関東のお伊勢様」と称される芝大神宮へ次々に参拝に訪れるようになりました。

そして、芝大神宮側もできるだけ多くの人々が参拝できるようにと、少しずつ例祭の期間を伸ばしていった結果、ついにはそれが11日間も続くものになったそうです。それが由来となり、現在も続く「だらだら祭り」という名称が生まれました。

またお祭りでは、健康を祈願して「生姜」を神社に授与する風習が根強く残り、祭期間中は境内や周囲の至る所に飾られることから別名「生姜祭り」と呼ばれています。そのほかにも、今や縁起物として人気の贈答品となっている芝大神宮の名物「千木筥(ちぎばこ)」が販売されています。

祭りの見どころ!迫力満点の「各町連合神輿渡御」

芝大神宮だらだら祭りの見どころは、9月20日(日)13時から開催される「各町連合神輿渡御」です。およそ20基以上もの大きな神輿が、汐留通りから芝大神宮に向けて次々にスタートしていきます。その「神輿」の先導を取るのは、その昔芝大神宮境内で起きた火事を巡り、力士との乱闘を繰り広げた有名な地元の鳶職「め組」の木遣りです。各町の神輿が集結したその光景は、まさに圧巻です。

このシルバーウィークはぜひ、「芝大神宮だらだら祭り」で日本の歴史と文化を感じてみてはいかがでしょうか。

イベント詳細

名称:芝大神宮だらだら祭り
所在地:東京都港区芝大門1-12-7
営業期間:2015年9月11日金曜日~2015年9月21日月曜日
営業時間:開催時間は日やイベントにより異なる
公式サイト:http://www.shibadaijingu.com/index.html

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