東京ミッドタウンでデザインタッチ開催!巨大なデザイン空間で未来の建築を体感しよう

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秋の大型デザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016」が、東京ミッドタウンで開催されます。日程は2016年10月14日(金)から11月6日(日)までの期間です。コンセプトは「デザインを五感で楽しむ」。広大な芝生広場に巨大なデザイン空間「CURTAIN WALL THEATRE(カーテン ウォール シアター)」が登場します。子どもも大人も気軽にみんなで、未来の建築・デザインを体験してみませんか。

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016とは?

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH2007年より毎年開催し、2016年で10回目の開催を迎えるイベントです。今年のテーマは「ひろがる」デザイン。トップクリエイター集団「ライゾマティクス」の最新テクノロジーで未来の建築を体験できるインスタレーションや、日本各地のモノづくり・暮らし、サイエンスなど、色々なジャンルのデザインが楽しめます。さわやかな秋の風に吹かれながら、デザインで五感を磨く時間を過ごしてみませんか。

メインイベント「CURTAIN WALL THEATRE(カーテンウォールシアター)」

約2,000平方メートルの広大な芝生広場に、広大なデザイン空間「CURTAIN WALL THEATRE(カーテン ウォール シアター)」が登場します。最新テクノロジーによって脳波センサーを活用し、カーテンを開閉。空間の広がりを変化させる参加者体験型のインスタレーションです。大きなカーテンが、手を使用せずともダイナミックに動きます。新感覚の空間を手がけるのは、クリエイター集団「ライゾマティクス」が新たに発足する建築部門「Rhizomatiks Architecture」です。見ている人はもちろん、シアター内にいる人も空間の広がりの変化を楽しめます。最新テクノロジーを使った空間の変化を、会場で実際に体感してみましょう。

開催期間:2016年10月14日(金)~11月6日(日)
開催時間:11:00~18:00  (雨天一部中止) ※18:00~21:00はライトアップ展示
参加費:無料
入場:自由
場所:ミッドタウン・ガーデン 芝生広場
主催:東京ミッドタウン
デザイン:Rhizomatiks Architecture

Rhizomatiks Architecture 代表者プロフィール

ライゾマティクス代表取締役・クリエイティブディレクターの齋藤精一氏は、1975年神奈川生まれです。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学んだ後、2000年からニューヨークで活動をスタート。その後ArnellGroupでクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選ばれたのをきっかけに日本に帰国します。2006年にライゾマティクスを設立し、建築で培った論理的な考えを基にアート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けています。

未来のヒット商品が誕生!?東京ミッドタウンのアワード結果発表

Tokyo Midtown Award 2016は、東京ミッドタウンが若い才能を支援・サポートするアートとデザインのコンペティションです。アーティストやデザイナーの発掘と応援を目的に、今年もアートコンペとデザインコンペの2部門で作品を募集しました。応募作品の中から14作品を選出し、イベント期間中に受賞作品の発表・展示・授賞式が行われます。また、デザインコンペでこれまでに商品化された作品も紹介される予定です。

Tokyo Midtown Award 2016 受賞作品発表・授賞式
開催日時:2016年10月14日(金) 16:30~17:30(予定)
開催場所:プラザ B1F アート作品「意心帰」前特設会場
※当日の様子はUstreamで配信予定です。

Tokyo Midtown Award 2016 受賞作品展示
展示期間:2016年10月14日(金)~11月6日(日)
展示場所:プラザ B1F
※期間中は一般投票で人気作品を選出する「オーディエンス賞」も実施予定です。

アートコンペ部門

テーマ:応募者が自由に設定(東京ミッドタウンの場所を活かしたサイトスペシフィックな作品を募集)
賞金:グランプリ(100万円)、準グランプリ(50万円)各1点、優秀賞4点(各10万円)
※グランプリ受賞者を University of Hawai’i のアートプログラムに招聘
審査員:川上典李子、児島やよい、清水敏男、鈴木康広、土屋公雄、中山ダイスケ、八谷和彦

デザインコンペ部門

テーマ:Anniversary
賞金:グランプリ(100万円)、準グランプリ(50万円)、優秀賞(30万円)各1点、審査員特別賞5点(各5万円)
※グランプリ受賞者を国際家具見本市「ミラノサローネ」開催中にイタリア・ミラノへ招待
審査員:小山薫堂、佐藤卓、柴田文江、原研哉、水野学

Tokyo Midtown Award公式サイト:http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/

Tokyo Midtown Award を代表する商品は?

デザインコンペの特長は、商品化サポートがある点です。日本の新しいおみやげをテーマに募集された2008年度のTokyo Midtown Awardでは、デザインコンペから生まれた作品がヒット商品になりました。歌舞伎フェイスパックは受賞して6年が経ってから「一心堂本舗」が製造し、満を持して発売。インパクトのあるデザインが話題になり発売当時は、SNSで多くの写真がアップされました。2016年5月に開催された伊勢志摩サミットでは、日本のお土産として各国首脳陣やメディアにも贈られました。そのほか富士山グラスも、クオリティの高さと優れたデザインが大人気です。これまでに12作品が商品化されており、今年のコンペからも商品化する作品が誕生するかもしれません。

歌舞伎フェイスパック 税込・900円(小島 梢)

歌舞伎フェイスパックは東京のお土産として歌舞伎座や羽田空港で人気です。デザイナーの小島さんはこれに続くシリーズのデザインも担当し、活躍の場をさらに広げています。

富士山グラス 税込・4,078 円 (鈴木啓太)

発売以来30万個を売り上げた人気の富士山グラス。デザイナーの鈴木さんは、デザインコンペ審査員の水野学氏と、プロダクトデザインブランド「THE」を立ち上げ活躍しています。

気軽にデザインに触れよう。デザインブックラウンジ

ミッドタウン・ガーデンに、あらゆるデザインに関連する本が集められオープン・ライブラリーが登場します。秋色の風が吹く自然の中で読書を楽しんでみませんか。

開催期間:2016年10月15日(土)・16日(日)・29日(土)、30日(日)・11月3日(木・祝)・5日(土)、6日(日)
開催時間:11:00~17:00 ※雨天・荒天中止
開催場所:ミッドタウン・ガーデン
主催:東京ミッドタウン

JAGDA Kasama & Kawara Exhibition(ジャグダ カサマ&カワラエキシビション)

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が毎年開催している日本各地のモノづくりと、日本を代表するデザイナー達のコラボレーション企画です。緑豊かなミッドタウン・ガーデンの小川エリアに、伝統工芸を使った作品「八郷瓦」と「笠間焼」が展示。JAGDA Kawara Exhibitionでは奈良時代が起源とも言われている「八郷瓦」に、JAGDA のデザイナーが彫刻を施して新たな命を吹き込みます。JAGDA Kasama Exhibitionで展示されるのは、茨城県の国指定伝統的工芸品「笠間焼」をアレンジした作品です。グラフィックデザイナーが提案する新たなデザインの伝統工芸を、存分に楽しんでみませんか。

主な参加デザイナー:青木克憲/秋山孝/上條喬久/新村則人/谷口広樹/藤代範雄/U.G.サトーほか
開催期間:2016年10月14日(金)~11月6日(日)
開催場所:ミッドタウン・ガーデン
主催:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会茨城地区

Salone in Roppongi(サローネ イン ロッポンギ)

Salone in Roppongiは世界に発信する日本のデザイン力に注目し、栄えある功績をより多くの人に伝えたいとの想いからスタートしました。手がけるのは、難しい科学の世界を楽しく、わかりやすく伝えることに重点を置き、長年に渡りミラノサローネで作品を発表し活躍している建築家・長坂常氏です。世界で最も難解と言われる素量子物理学の世界を、デザインの視点から伝えてくれます。

開催期間:2016年10月28日(金)~11月6日(日)
開催時間:11:00~21:00
開催場所:コートヤード
料金:無料
主催:Salone in Ropongi 実行委員会

暮らしになじむLOHACO展2016

日用品ショッピングサイトの「LOHACO(ロハコ)」は、2015年からメーカーと共に「暮らしに馴染む」をコンセプトに日用品をリデザインする取り組みを進めています。イベントではメーカー36社のデザイナーが参加して、家庭の生活シーンを考慮したデザインを約47商品用意。「くらしを絵描く」をテーマに、理想の暮らしがイメージできるインタラクティブな動画や、空間のエキシビションを展開します。動画は商品ひとつ1つに焦点があてられ、あらゆるシチュエーションで「暮らしに馴染む」を発見できるオリジナルです。物語をイラストレーター5人が1コマずつ丁寧に絵描きます。イラストから伝わるイメージは、映像を観る人が自分の理想の暮らしを心の中に絵描ける仕掛けです。設計事務所 ima(イマ)小林恭+マナが手掛ける部屋を模した外壁に商品を展示します。AR(拡張現実)フォトブースとしての機能を取り入れており、子どもも大人も楽しめ思わず写真を撮り誰かに伝えたくなるような展示です。

開催期間:2016年10月28日(金)~11月6日(日)
開催時間:11:00~21:00
開催場所:ガレリア B1 催事スペース
料金:無料
主催:アスクル株式会社
イラストレーター:塩川いづみ/竹田嘉文/長場雄/深川優/よしいちひろ
空間デザイナー:設計事務所 ima 小林恭+マナ
グラフィックデザイナー:三迫太郎

同時開催イベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2016(G展)」

グッドデザイン賞の最新受賞デザインを紹介する「GOOD DESIGN EXHIBITION」が開催されます。展示されるのは、2016 年を代表する「グッドデザイン大賞」をはじめとしたオールジャンルの受賞デザインです。アトリウムの特設ステージでは100人のデザイナーによる公開プレゼンテーションや、クリエイタートークなどのライブイベント「MEETinG」が連日開催されます。また「デザインってなに?デザイナーってなにをするの?」を楽しく学べるワークショップといった、日本で60年に渡り広く親しまれてきたプログラムが用意されています。

開催期間:2016年10月28日(金)~11月3日(木・祝)
開催場所:東京ミッドタウン内各所
メイン会場:東京ミッドタウン・ホール、アトリウム、東京ミッドタウン・デザインハブ ほか
開催時間:11:00~20:00
料金:一部有料、1,000 円(大人)
主催:公益財団法人日本デザイン振興会

「私の選んだ一品 2016」展~2016 年度グッドデザイン賞審査委員セレクション

9月29日(木)から、東京ミッドタウン・デザインハブで「私の選んだ一品2016」展が開催されます。本年度のグッドデザイン賞受賞作の中から審査委員が注目した作品を1点ずつ選んで紹介する企画です。日本を代表するデザイン賞として有名なグッドデザイン賞には、毎年幅広い分野のデザインが寄せられています。それらを審査委員が各々の知見にもとづいて評価を行い、受賞作品を決定。審査委員はデザイナーや建築家、学者、ジャーナリスト、企業経営者など様々な分野の最前線で活躍中の76名です。ひとり1人の審査委員が気に入った受賞作を取り上げることで、審査員の個性や好みがセレクションに表れます。デザインが持つ魅力や楽しさ、可能性を楽しみましょう。

開催期間:2016年9月2日(木)~10月23日(日)
開催場所:東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)
開催時間:11:00~19:00
料金 無料

デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法

10月14日(金)より、21_21 DESIGN SIGHTでは「デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法」が開催されます。身の回りにある製品をデザインの視点から解剖し、いつも何気なく接している物の中に潜むデザインの役割を明らかにする展示です。展覧会ディレクターに佐藤卓氏を迎え、彼が手がけたデザインの解剖を紹介します。また、解剖対象として株式会社明治を代表する5つの製品を取り上げ、様々な視点で世界を見る方法を探る予定です。

開催期間:2016年10月14日(金)~ 2017年1月22日(日) ※火曜日休館
開催場所:21_21 DESIGN SIGHT
住所:東京都港区赤9-7-6(ミッドタウン・ガーデン内)
開催時間:10:00~19:00 ※10月21日(金)・22日(土)は 22:00 まで開館
料金:1,100 円(一般)
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団

イベント詳細
名称:Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016
会場:東京ミッドタウン
所在地:東京都港区赤坂9−7−1
アクセス:都営大江戸線・東京メトロ日比谷線六本木駅8番出口・地下通路より直結
開催期間:2016年10月14日(金)~11月6日(日)
公式サイト:http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/

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