? 3月8日は「ミモザの日」 感謝をこめてアモーレと叫ぼう!?

あそびのジャンル
プリザーブドフラワー体験
フラワーアレンジメント教室
ドライフラワーアレンジメント
タグ
プリザーブドフラワー

3月8日は「ミモザの日」
感謝をこめてアモーレと叫ぼう!

イタリアでは3月8日は「ミモザの日」と呼ばれています。ミモザといえば、ミモザサラダやカクテル・ミモザなど、意外にも日常に潜んでいる!? というわけで、ここではミモザにまつわるお話を少し。ちょっとした休憩時間や移動時間に、息抜き程度に見ていただけると幸いです。
 

 

ミモザの日ってどんな日?

実は3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」。イタリアではこの時期に咲く黄色い花「ミモザ」を男性から女性にプレゼントする習慣があります。「母の日にカーネーションを贈る」という習慣に似ていますが、贈る相手はアモーレ(恋人)、カーラ(友人)、マンマ(母親)、ノンナ(祖母)と、年齢問わず女性全員が対象なのです。

さらに、この日はただミモザを贈るだけでなく、女性たちは家事や育児などから解放されて、夜遅くまで女友達とディナーやお喋りを楽しむのが一般的とか。 なんて素敵なのでしょうか!イタリアの男性は女性を大切にしているなぁ(決して日本人がしてないって言うわけじゃないですよっ!)。

そもそもミモザってどんなお花?

ミモザ(Mimosa)はマメ科アカシア属のお花で、原産国はオーストラリア。和名は「ギンヨウアカシア・フサアカシア」といわれています。ヨーロッパで19世紀ごろに観賞用植物もしくは香料としてもちこまれたそうです。ヨーロッパでは「春の訪れを告げる花」としても人気があり、香りは濃厚なフローラル系。

ちなみにレストランで一度は耳にしたことがある「ミモザサラダ」は、サラダに卵の黄身を散らしてミモザの花に見立てたものだそうですよ! そういえば、ゴスペラーズが歌っていたことも思い出しました。情熱的で切ない恋の曲に、憧れたなぁ…(懐かしい)。

 

花言葉は「秘密の恋」!

花言葉は「友情」「真実の愛」「堅実」「エレガント」…。きっと情熱的なイタリア人男性ならば、花言葉を使って「Per il mio Tesoro prezioso…(僕の大切な宝物の君へ)」と言いながらそっとミモザをプレゼント、していることでしょう! イタリアの男性にとって、ミモザの日は「女性のための日」というよりは、「女性に感謝する日」なのかもしれません(いいなぁ)。

ちなみに花言葉をさらに調べてみたら、「秘密の恋」という意味もあるらしい(なんかドキドキしちゃうな…♡)。なんでも、ネイティブ・インディアンの世界で若いインディアンの男性が女性に愛を告白するとき、ミモザの花を送り、女性がそれを無言で受け取ったら、男性の思いを受け入れたことになる、という話(らしい! )。つまり何も言わなくても、ミモザを渡せば、愛が伝わる! というわけです。わたしが妄想していた秘密の恋より、はるかにピュアな意味だった…(妄想の内容はここでは言えませんが笑)。


もともと、観賞用植物として輸入されたミモザ。イタリアの女性は贈られたミモザを髪や胸元に飾ったり、食卓に添えたりするそうです。たしかにやわらかな黄色で、飾るだけでその場がパッと明るくなりますし、比較的どんな色でも合わせやすいかと。

ちなみにわたしの妹は大のミモザ好き。この時期になると必ず旦那に「そろそろミモザの季節だよね?♡」とおねだりをして(半ば強制的に)ミモザを買ってきてもらうそうです。

そんな原稿を書いていたら、タイムリーにも写真が送られてきました。

妹いわく、「ドライフラワーにしてもかわいい」とのことで、冬は乾燥しているのできれいに仕上がるそうです。

今まで「ミモザ」と聞くと、黄色のかわいいお花というくらいのイメージしかありませんでしたが、知れば知るほど魅力があることがわかりました。 そしてミモザ以外にも、お花って見たり飾ったり、側にあるだけで幸せな気持ちになるんだな! と気づきました。

誰かからそっとプレゼントされたい♡と思いつつも(待ってられないので)、お花に関わるアソビューを探してみることにします。

 

男性のみなさまは、サッカーの長友選手のように「アモーレ!」と言うのは恥ずかしいと思いますが、感謝の気持ちをミモザに込めて、心でアモーレを伝えてみてはいかがでしょう?
 

 

  • 1
前の記事へ 次の記事へ

おすすめ特集

アソビュー!公式SNS