綾野剛主演!映画「武曲 MUKOKU」のロケ地をめぐる、鎌倉・湘南1日満喫お散歩コース

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6月3日(土)に公開される映画「武曲 MUKOKU」。綾野剛主演、鎌倉を舞台に繰り広げられる“決闘映画”です。今回は、asoview!編集部が特別に聞いたエピソードを交えながら、鎌倉・湘南のロケ地をめぐるコースをご案内!お散歩に最適な季節、のんびりと古都の魅力を満喫しませんか?

映画「武曲 MUKOKU」とは?

あらすじ

海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。そんな中、研吾のもう一人の師匠である光村師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融(村上虹郎)を送り込む。彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった──。

芥川賞作家・藤沢周の作品「武曲」を原作に、鎌倉を舞台に繰り広げられる“決闘映画”です。主演の綾野剛さんはこの映画のためにとにかくストイックに体を鍛えたのだそう。主人公の研吾と対峙する重要な役、融は村上虹郎さんが演じ、その他主要キャストには前田敦子さん、風吹ジュンさん、小林薫さん、柄本明さんと、日本映画界を代表する面々が揃います。

 

監督は国内外で評価の高い熊切和嘉監督。スタッフ、キャストが細部までこだわった渾身の作品は、観るものの心を激しく揺さぶること間違いなしです!

1日のんびり楽しめる!ロケ地をめぐる鎌倉観光コース

鎌倉のさまざまな場所でロケが行われた今作。いつも見ている観光地も、ロケ地という視点でめぐるとまた新鮮に感じます。早速ロケ地めぐりのお散歩に出かけましょう!

北鎌倉駅

ロケ地めぐりのスタートは北鎌倉駅から!駅前がにぎわっている鎌倉駅とくらべて、山あいの北鎌倉駅は静けさの漂う駅です。ここから歩いてめぐっていきましょう。

LIDO

着いていきなりですが、お腹が空いている人はこちらに。スタッフがよく使っていたレトロな喫茶店です。お昼時なら、名物のカレーとコーヒーがおすすめ。腹ごしらえをして出発しましょう。

浄智寺

まず訪れたのは北鎌倉駅から徒歩10分のところにある浄智寺。鎌倉には臨済宗の寺を格付けした「鎌倉五山」と呼ばれる5つの寺がありますが、ここ浄智寺は鎌倉五山の第四位にあたります。緑あふれる境内には美しい空気が満ち、都会の疲れをリフレッシュしてくれるようです。

ここでは、全く剣道に興味のない融(村上虹郎)に、剣道の基本でもある禅の精神を説く光邑(柄本明)のシーンが撮影されました。柄本明さんと村上虹郎さんは、現場でも仲良く話をしていたそうです。

撮影現場で演出プランを練る熊切和嘉監督

本尊の三世仏を安置する仏殿は、「曇華殿(どんげでん)」と呼ばれています。周囲には円覚寺などの著名なお寺がありますが、ここは観光客も少なく穴場的な雰囲気。心洗われるスポットです。

明月院(あじさい寺)

ちなみに浄智寺の向かい側には、「あじさい寺」として知られる明月院があります。6月上旬頃から境内がいっせいに青いあじさいで彩られ、非常に美しい光景が見られます。ロケ地ではありませんが、こちらに立ち寄ってみるのもおすすめです。

建長寺

建長寺は、鎌倉五山の第一位の寺です。境内は広く、裏の山までも建長寺の敷地です。大きな三門をくぐって境内へと進みましょう。

撮影現場で演出プランを練る熊切和嘉監督

建長寺では、裏山からの全景や境内などさまざまなシーンでの撮影が行われました。中でも見どころは、仏殿での撮影。こちらの仏殿で撮影が行われるのは、非常に珍しいことだそうで、スタッフも仏殿の中に機材を入れる際は、非常に緊張したとのこと。

撮影風景

ここでは大仏様の見下ろす中で、どん底から立ち直った研吾(綾野剛)が剣道の稽古をするという重要なシーンが撮影されました。綾野さんの鍛え上げられた筋肉と、仏像とのコントラストがファンにはたまらないシーンになっているとか。ピンと張りつめた空気が、画面越しからも伝わってくるような場面に仕上がっています。

鎌倉てとら

ここでちょっとひと息。建長寺からすぐの場所にある「鎌倉てとら」に立ち寄りましょう。ここは建長寺の撮影の際にプロデューサーチームが打ち合わせに使っていたお店です。

紅茶と合わせていただけるオリジナルの和スイーツは絶品!特に本わらび餅がおすすめメニューです。甘いものを補給して鎌倉駅まで歩きましょう。

鎌倉駅までのんびり歩こう

鎌倉駅までは、のんびり歩いて20分ほど。鎌倉のシンボル・鶴岡八幡宮の脇を通り、小町通りでお店を見ながら歩くも良し、鶴岡八幡宮の参道・若宮大路の「段葛(だんかずら)」を歩くのもおすすめです。

鎌倉駅

鎌倉駅前では、融の通学シーンを撮影しました。

鎌倉駅前での撮影風景

ここがどこかわかったら、鎌倉通かも!?

鎌倉駅からは江ノ電に乗車。次の目的地は稲村ヶ崎駅です。

稲村ヶ崎

稲村ヶ崎駅を降りたら徒歩2分で海。この海のそばに融が住んでいるという設定です。彼は高校の同級生たちと海で溜まることも。海辺でもリリックノートが手放せない融のシーンや、素振りのシーンなどが撮影されました。

撮影風景

奥に見えるのは江ノ島。潮風が気持ちよく吹き抜けます。ここからさらに江ノ電に乗って、江ノ島に行くのもおすすめ。

東京方面に戻る人は、大船駅でも下車してみましょう。

大船駅前広場

研吾が警備員として働いているシーン、研吾と融の2人のシーンがここで撮影されています。

安平

劇中では小料理屋「きさらぎ」。研吾と、彼女のカズノ(前田敦子)の行きつけとして出てくるお店です。女将の三津子(風吹ジュン)との会話もあります。前田さんと風吹さんはこちらのお店のシーンでクランクアップを迎えました。気さくなおかみさんが迎えてくれるお店で実際にキャストが座った席を聞いて、映画の中に入った気分で1日の締めくくりに乾杯してみてはいかがでしょうか?

実力派俳優を迎えて描かれる骨太の物語は、一見の価値あり。ぜひロケ地をめぐって、映画の魅力をさらに感じてみてくださいね!

作品情報
タイトル:武曲 MUKOKU
原作:藤沢周『武曲』(文春文庫刊)
出演:綾野剛  村上虹郎 前田敦子 風吹ジュン 小林薫 柄本明   
監督:熊切和嘉   脚本:高田亮   音楽:池永正二   配給:キノフィルムズ
©2017「武曲 MUKOKU」製作委員会
URL:mukoku.com
公式Twitter:@MUKOKU_movie
公式Fafebook:https://www.facebook.com/MUKOKU.movie/

6月3日(土)全国ロードショー

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