非日常の世界にいざなわれる光のファンタジー。「ネスタイルミナ〜光の散歩道〜」へ行ってきた

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兵庫県三木市にあるネスタリゾート神戸では、11月10日より、2017年9月頃までの期間限定にて、「NESTA ILLUMINA(ネスタイルミナ)〜光の散歩道〜」をオープンしました。この「NESTA ILLUMINA(ネスタイルミナ)〜光の散歩道〜」では、フルカラーLEDやプロジェクションマッピング等が使用され、海をテーマにした4つのストーリーを目にすることができます。今回はそんな約300日間限定の光のファンタジーについて、余すことなくご紹介いたします。

イルミネーションフィールドまではかわいいバスがお出迎え

ネスタイルミナが開催されるフィールドは、地図上のオレンジ色の部分にあたる5番エリアにあります。目的地までは、園内を回る無料バスを利用しましょう。

バス停で待つこと数分。アトラクション感覚で乗車できる、かわいいデザインの二階建てバスが到着しました。

二階席から見える景色は、先ほどまで歩きながら見ていた景色とは、また違った一面を見せてくれます。ときおり、イルミネーションで彩られた木々を目にすることで、この先に待つネスタイルミナへの期待も高まります。

チケットにはお得な特典あり!?

「プール・イルミネーション前」で下車後、しばらく歩くと、ネスタイルミナの入り口となるチケットブースが見えてきました。

実は、ネスタイルミナの入場チケットには、ネスタリゾート神戸内で利用できる500円金券が付いています。こちらの500円金券は、一部例外を除き、お買い物やカフェなどで利用することができます。何だかお得な気分になれますよね。そして、もし金券の使い道が決まっていないのであれば、入り口付近で販売されている「ネスタイルミナフォトキー」の購入がおすすめです。

特別なアングルを実現した「イルミナフォトスポット」

ネスタイルミナ内には、特別なアングルで撮影できる「イルミナフォトスポット」が各所に設置されており、このフォトシステムを利用するには、「ネスタイルミナフォトキー」と呼ばれるUSBが必要となります。

そして、こちらのフォトキーは有料(1,000円)となっていますが、実はチケットに付属している500円金券を利用し、購入することができます。2人以上で入場した際は、実質、無料で手に入れることができるのです。

実際、筆者が取材中も500円金券を利用し、「ネスタイルミナフォトキー」をお買い求めになられる方々が大勢おられました。

お子様でも簡単に操作できちゃう!

さて、肝心の「イルミナフォトスポット」の利用方法ですが、機械操作が苦手な方や小さなお子様でも簡単に撮影できる仕組みとなっています。

まずは、ネスタイルミナ内各所に設置された「イルミナフォトスポット」を見つけたら、先ほど購入したUSB(ネスタイルミナフォトキー)を準備しましょう。そして、指定のUSBスロットへと差し込みます。

撮影準備ができたら、隣の青色のボタンを押し、付近にある白線の位置でスタンバイ!

あとは、目の前の画面にカウントダウンの数字が表示されるので、満面の笑みでシャッターの瞬間を待つのみ。撮影後、プレビューされた写真が気に入らなければ、赤色のボタンで撮り直すことも可能です。

 

すると、どうでしょうか……。

スマホやデジカメでは、決して撮ることができないアングルで、美しいイルミネーション写真を撮影することができました!

中には、このように魚眼レンズ風の一風変わった写真を撮れるスポットもあります。

このように「イルミナフォトスポット」では、家族、恋人、友達など、一緒に訪れた人との思い出を形にして作ることができます。なにより、シンプルでありつつデザイン性の高いネスタイルミナのUSBは、帰宅後もビジネスやプライベートなどで使用可能です。もちろん、お土産として購入すれば、渡した相手に喜ばれること間違いなしです。

エントランスをくぐると光の世界がお出迎え

では、いよいよネスタイルミナの世界へとまいりましょう。

チケットを無事購入後、エントランスをくぐると、そこには光の世界が広がっています。はやる気持ちを押さえ、まずは、最初の物語である「フローラルアーケード」をのぞいてみたいと思います。

花畑から海中へと続く「フローラルアーケード」

「フローラルアーケード」は、日本最大級の規模感を誇るトンネルイルミネーション。全長220メートルのトンネル内には、約100万個のフルカラーLEDが使用され、瞬く間に様々な色合いのイルミネーションへと変化していきます。

そして、幻想的な花畑に囲まれた道を進むにつれ、徐々に海中の世界へといざなわれます。

先ほどまでいた花畑から、突然、海中の世界へと引き込まれたことにより、不思議な感覚に包まれました。気がつくと、目まぐるしく変化を遂げる光に飲みこまれ、一瞬にして鮮やかな光の世界の虜となっていたのです。

さて、トンネルを抜けると、お次はマーメイドたちが暮らす世界の登場です。

人魚や魚たちが暮らす「マーメイドパラダイス」

「フローラルアーケード」を抜けた先は、海の神ポセイドンが司るマーメイドや魚たちが暮らす「マーメイドパラダイス」のエリアとなります。先ほどのトンネルとは打って変わり、360度、光輝く海の世界を体験することができます。

楽しそうに海中を泳ぐ海の生物たちや、優雅な時間を過ごすマーメイドたちの姿があちらこちらにあります。

本物のヨットも展示されており、まるで自分が海中をさまよっているかのような感覚を味わえます。

そして、こちらの「マーメイドパラダイス」内で一際目を引いていたのが、ポセイドンの住む高さ約 10メートルの「海底神殿エナリオス」と、全長約8メートルの光の帆船「プリンセスネスタ号」です。

特に「海底神殿エナリオス」は、目の前に現れたとき、その大きさに圧倒されたのはもちろん、細部にまでこだわったデザインに思わず魅了されてしまいました。この感動は、写真では決して味わうことができません。

また、「マーメイドパラダイス」では、日没後に色鮮やかな光と音楽によるショーも行われています。訪れた際は、ぜひ、息をのむほどの美しい光のショーを堪能してみてください。

沈没船と人食い鮫に遭遇する「アンダーウォーターワールド」

神秘的な人魚たちの世界を抜けたあとは、誰も立ち寄ることがないと言われる沈没船セイレーン号の墓場「アンダーウォーターワールド」に到着します。

扉を開ける前から、何やら恐ろしい雰囲気が漂ってきます。

 

中を進んでいくと、そこには光の届かない深海の世界が広がっていました。至る所に沈没船の名残があり、自分が海底の奥深くへと進んでいることを実感させられます。

しばらくすると目の前に再びひとつの扉が現れます。その先では、沈没船セイレーン号の船内で繰り広げられる、巨大な人食い鮫とポセイドンによる戦いの物語をプロジェクションマッピングで知ることができます。

壮大なスケールで展開される映像に魅了されていたのも、束の間。

突如、目の前に人食い鮫が! あまりにも突然のことで、思わず、声をあげ驚いてしまう筆者。写真もブレブレです。まるで本物の鮫が自分の目の前に現れたかのようなリアリティーさに大きな衝撃が走りました。

いよいよ物語の最終章「ファンタジーラグーン」

いよいよ、物語は最終章を迎えます。最後に待ち受けるのは、深海の底から救い出された先に待つ「ファンタジーラグーン」。

入口を進んで歩くと、そこには辺り一面に光輝く景色が待ち受けています。

イルミネーションで光り輝く木々はもちろん、水面に写された光は、また一味違う幻想的な絵を見せてくれます。

さらに奥へと進むと、ナクソス島湖畔が見えてきました。

こちらでは日没後、15分、もしくは30分おきに、さまざまな効果照明やイルミネーションを駆使した壮大なイルミネーションショーが実施されます。

高さ約15メートル、幅約40メートルの巨大ウォータースクリーンで繰り広げられるプロジェクションでは、ポセイドンの后である美しい女神の舞いを目にすることができます。これまで繰り広げられてきた4つの物語の最後を飾るショーは、見逃すことができません。訪れる際は、ぜひ、事前にショーのスケジュールをチェックしておいてくださいね。

「カフェ タラサ」でほっと一息

すべての物語を見終えたあとは、「ファンタジーラグーン」内にある「カフェ タラサ」でほっと一息ついてみましょう。

ここでは温かい飲み物やスープ、アルコールやデザート、軽食を始め、さまざまなメニューが豊富に取り揃えられています。

こちらは筆者が注文した、ホットコーヒー、コーンスープ、ホットワイン。

温かい飲み物を飲むことで、冷え切った体が芯から温まり、しばしの休息をとることができました。ホットワインは程よい甘さがあり、ワインが苦手な方でも飲みやすい味となっています。

また、カフェ付近では、ネスタイルミナ限定のお土産も売られていました。

クッキー等のお菓子を始め、「アンダーウォーターワールド」に登場した人食い鮫のTシャツなど、ここでしか手に入らないグッズが盛りだくさんです。

自然と光のファンタジーを体験できる「ネスタイルミナ」

一つひとつの物語に夢があり、さまざまな感動を味わうことができる「NESTA ILLUMINA(ネスタイルミナ)〜光の散歩道〜」。その名の通り、“光の散歩道”を歩くことにより、普段の生活では絶対に経験できない非日常体験を味わうことができます。きっと、一歩一歩足を進めるごとに、目の前に広がる光の世界の虜となるはず。

なにより、雄大な自然を活かした光の世界は、ネスタリゾート神戸でしか見ることができません。そんな自然と光のファンタジーを自分の目で見るべく、ぜひ、ネスタイルミナへと足を運んではどうでしょうか。

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