【ここでしか会えない動物たちも!】天王寺動物園でかわいい動物たちに癒される

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アイファー(爬虫類生態館)は雨でも安心!

アフリカサバンナゾーンの近くにある「アイファー(爬虫類生態館)」は屋内施設。もし雨が降っても、ここなら安心してゆっくりと見て回れます。
施設名は、爬虫類生態館にいる無脊椎動物(Invertebrates)、魚類(Fish)、両生類(Amphibious)、爬虫類(Reptiles )の頭文字をとって名付けられました。

入口で出迎えてくれるのが全長2メートル以上もあるミシシッピーワニ。あまりの大きさに思わず「大きい!」と声を上げる人が多いです。最長5mにもなるワニですが、意外にも性格は温厚です。

ほかにも、グリーンイグアナやカエル、さまざまな種類のカメ、ヘビなど思わず目を奪われる生物がたくさんいます。こちらはグリーンイグアナ。

魚類が展示されているエリアには、特別天然記念物に指定されている世界最大の両生類・オオサンショウウオがいます。岩場の影にいることが多く、見つけづらいですが、よく目を凝らして探してみてください。

園内のオブジェにも注目

アイファー(爬虫類生態館)の近くに天王寺動物園の隠れた人気スポットがあります。

 

その名も白雪姫時計台。9:45から16:45まで15分ごとに白雪姫とその仲間たちが音楽に
合わせながら踊りだします。この音楽を聞きつけて、子どもたちが集まってくることもあるそうです。

もうひとつ、見逃してはいけないのが鳥の楽園近くにあるチンパンジーの銅像。この銅像は、実は天王寺動物園の悲しい歴史を元に作られました。

 

銅像のモデルになったのは、戦前に天王寺動物園にいた2匹のチンパンジー「リタ」と「ロイド」。2匹は竹馬や自転車だけでなく、タバコを吸ったり将棋をさしたり、さまざまな芸をこなし当時は絶大な人気を誇ったそう。戦争が始まると2匹の人気は戦争の広告塔として利用され、天王寺動物園には2匹が軍服を着た画像が残されています。

 

その後リタはロイドの子を産みましたが、死産となり、産後も体調が戻らずそのまま衰弱死。残されたロイドも、空襲で檻が破壊され動物が逃げ出すことを恐れた政府の命令で殺処分となりました。

 

このことから、天王寺動物園では動物に芸を覚えさせるショーは一切行わなくなりました。現在でもその方針を貫いています。

日本でも有数の古い歴史を持つ動物園である天王寺動物園。その歴史にも思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

ふれあい広場でエサやり体験

夜行性動物舎やサル・ヒヒ舎を含むアジアの熱帯雨林ゾーンの次は、ふれあい広場へ向かいます。ふれあい広場では、ヒツジとヤギにエサをあげられるので、まずはカプセル自販機でエサ(100円)を買ってから入りましょう。

カプセル自販機の中に入っているエサを手のひらにのせて、ヒツジにエサやり。柵から手を出すと、ヒツジが寄って来てくれます。ヒツジのぬくもりを感じつつ、エサを食べるかわいい姿に癒されます。

長い耳が特徴のその名もミミナガヤギにもエサをあげましょう。初めは警戒心があったのか、近づいてきてくれなかったのですが、スタッフさんがエサを見せると近づいてきてくれました。

ふれあい広場には他にもかわいい動物がいます

ふれあい広場には、ヒツジやヤギ以外にも動物がいます。こちらはテンジクネズミ(モルモット)。柵越しですが、愛らしい姿を見られます。

こちらは日本在来種のノマウマ。愛媛県今治市郊外にある乃万(野間)地方で育成されていたウマで、日本最小の在来馬です。小さい体が特徴で、昔から農耕馬として広く愛されていましたが、農業の機械化が進むにつれ数が減少傾向に。現在は愛媛県今治市の天然記念物に指定され、市が保護に取り組んでいます。

ヒツジやヤギと直接ふれあった後は、しっかり手を洗ってから消毒をしましょう。手洗い場も消毒液もふれあい広場の出入口に設置してあります。

ふれあい広場を出ると、ペンギン舎があります。悠々と泳ぐフンボルトペンギンの姿をたっぷり楽しみましょう。

平日の15:00からはフンボルトペンギンのおやつタイムが始まります。フンボルトペンギンがおやつを食べる姿はかわいさ満点です。

そのほかにも、土日祝日の13:15~はサバンナ草食(アフリカサバンナゾーン)、13:30~はライオン(土曜日・サバンナビュー)、オオカミ(日曜日・オオカミ舎)、祝日は当日のお楽しみ、平日の16:00からはアシカ舎のカリフォルニアアシカでおやつ・ごはんタイムを実施しているので、運がよければ動物たちのリアルな食事シーンが楽しめます。

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