夏の家族旅行は「阿蘇くじゅう国立公園」でアクティビティ三昧!

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阿蘇中岳の火口へ行く前に!「阿蘇火山博物館」で阿蘇山について学ぶ

お散歩後は、「Duce Nocca」の隣にある「阿蘇火山博物館」へ。1982年にできた同館は、阿蘇火山やカルデラの成り立ちをはじめ、火山群の地形や溶岩など、阿蘇火山に関係するさまざまなことが学べる博物館。阿蘇中岳の火口を見学する前に、こちらで知識をつけるとより観光が楽しめるはずです。

火口は噴火警戒レベルや天候によって入れないこともしばしば。そこで!見学できなかったときのため、2020年にリアルな火口を体感できるプロジェクションマッピングが新設されました。

※2022年2月現在、火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発表中のため火口から半径約1km以内への立ち入りは禁止です。火口見学の際は、事前に必ず阿蘇山火口規制情報(http://www.aso.ne.jp/~volcano/)をご確認ください。

まずは「阿蘇山上ビジターセンター」で、阿蘇の自然や動植物についてお勉強!こちらではイラストなどで阿蘇山の魅力を解説しているほか、草花の写真なども見られます。観光案内所も併設されているので、ノープランの人はぜひお立ち寄りを。阿蘇や阿蘇周辺の観光情報がまるっと手に入ります。

2階の展示では、阿蘇の自然が詳しく解説されています。日本や世界、宇宙の火山についての展示もあり、それぞれの特徴や阿蘇火山との違いも興味深いところ。そして注目は、火口中継コーナーに新設された「阿蘇中岳火口のプロジェクションマッピング」!

 中岳火口を300分の1にした模型に、フルHD超高感度カメラによる臨場感ある映像&火口の生音声があわさったこだわりの展示です。火口のなかを覗きこむ擬似体験に、大人もワクワクが止まりません!

ちなみに「阿蘇火山博物館」では開館以来、中岳火口縁に火口カメラを設置し24時間365日監視しています。このリアルタイム映像は、気象庁やテレビ局に配信するなどして調査や研究、防災面にも役立っているとのこと。

さらに3階では、阿蘇の自然と人々が育んできた文化を学べるオリジナル映画「火山の噴火を探る」(約17分)も上映中。さまざまな阿蘇の魅力にふれたら、またこの場所に帰ってきたくなるはずです。

 

瀬の本レストハウス「雲の上ビレッジ」で爽快感抜群の草原サイクリング!

続いては車で1時間ほど移動し、やまなみハイウェイの中間地点にある瀬の本レストハウス「雲の上ヴィレッジ」へ。ここは展望レストランや売店などが揃う複合施設で、もともとは「瀬の本レストハウス」という名称で、やまなみハイウェイが開通した1966(昭和41)年にオープン。登山のメッカ・くじゅう連山の目の前にあるため、登山客の休憩所として親しまれてきました 。
2021年4月には、阿蘇の大自然のもとで、さまざまなアクティビティが楽しめるエリアにリニューアル。瀬の本レストハウス「雲の上ヴィレッジ」となり、今では遊びの拠点として注目を集めています。

「雲の上ヴィレッジ」では、サイクリング(e-bikeもあり) や電動ゴーカート、阿蘇・瀬の本ウォーキング、スタッフによるドローン撮影、手ぶらキャンプなど、多彩なアクティビティが体験可能。
今回は、レストランが入っている建物のすぐ目の前に店舗を構える、レンタサイクル「ASO KUJU CYCLE TOUR」主宰の「MTBレッスン」(約20分・1人1,000円)に参加しました。

レッスンにはインストラクターさんが付きますが、自転車に乗り慣れている人向けの60分間自由に乗れる「セルフMTBライド」(1人2,000円※3人以降は1人分が割引)もあります。自転車はロードバイクとマウンテンバイク、電動アシストバイクの3種があるので、乗りやすいものを選びましょう。

それでは、レッツサイクリング! さえぎるものがない草原は、この上ない気持ちよさ。

途中、ブランコでのブレイクタイムも。豊かな自然に囲まれて、パパとママも思わず童心に帰ります。

ラストは坂道をGO! 少しきつめな上り坂もe-bikeなら子どもでも無理せず楽しめます。家族それぞれの体力の差を電動アシストがカバーしてくれるので、大自然のもと、みんなで一緒に心地良いサイクリングを満喫できるのは嬉しいかぎりです。

約20分のサイクリングコースは、坂道や平坦な道など変化に富んだルートにワクワクしっぱなし! では高原の空気に癒されたところで、お宿へ向かいましょう。

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