神戸 三宮観光スポット22選!異国情緒溢れる名所の魅力完全解説

あそびのジャンル
タグ

12. 神戸港の歴史を見て、学んで、体験できる「神戸海洋博物館」

PIXTA

「神戸海洋博物館」は、「メリケンパーク」内にある博物館。帆と波をイメージした独特の白い屋根が、神戸港のシンボルのひとつにもなっています。

近代神戸港開港から120年目にあたる1987年に“神戸開港120年記念事業”として建設され、2020年には新たに“神戸とみなとのあゆみ”をテーマにリニューアルオープンした「神戸海洋博物館」。館内では、船の仕組みやクルーズ客船の魅力、時代とともに移り変わる港と街の様子を、さまざまな形で学べます。

乗り物好きの方や子ども連れの方におすすめなのが、1階の“ポートヒストリー”エリア。ここでは、2本のレバーでガントリークレーンを操作し、船に積まれたコンテナを吊り上げてトラックに積み込む体験ができる「カントリーシミュレーター」や、神戸港を再現した映像の中で、クルーズ船を操縦する体験ができる「神戸港操船シミュレーター」を楽しめますよ。

13. “愛の鍵モニュメント”に鍵をかければ、気になる相手と結ばれる!?「ビーナスブリッジ」

PIXTA

全長およそ90m、諏訪山の展望台「金星台」と山頂とを結ぶ、8の字のらせんが美しいループ橋「ビーナスブリッジ」。神戸の街と港を近くに望める、人気のデートスポットです。オフィスビルや高層マンションに灯る明かりや、「メリケンパーク」や「神戸ハーバーランド」などからなる夜景が眼前に迫る、大パノラマを楽しめます。

またテラスには、愛と美の女神である“ビーナス”にちなんで“愛の鍵モニュメント”が設置されています。モニュメントには、さまざまなデザインの南京錠がずらり! なんでも、好きな相手とともにテラスを訪れ、このモニュメントに愛のメッセージを記した鍵を取り付けると、2人は永遠に結ばれるという言い伝えがあり、永遠の愛を望むカップルが各地から訪れるのだとか。気になる相手と訪れる際は、ぜひ南京錠を購入してから訪れてみてください。

14. 本場・中国の情緒が漂う霊廟「関帝廟(かんていびょう)」

PIXTA

昭和22年に、中国人有志によって創建された無宗派の寺「関帝廟」。“財の神”として名高い三国志の武将・関羽(かんう)が祀られている霊廟です。

入り口の山門に掲げられた“関帝廟”の額は、世界的に有名な書道家・于右任(うゆうじん)によるもの。ほかにも、“鯉の滝登り”のことわざになぞらえた中門や、北京の「紫禁城(しきんじょう)」と同じ皇帝色の瓦に、青龍の像を配した本堂など、敷地内には本場・中国の雰囲気が漂っています。

さらに、入り口に鎮座する2匹の虎獅子には、それぞれ発財、家内安全・子孫繁栄のご利益があるといわれています。右側に立つ雄の虎獅子が持つ小判にお札を当てて右回りにさすると、お金持ちになれると言い伝えも! また、左側に立つ雌の虎獅子が抱いている子どもの虎獅子をさすると、いい子宝に恵まれるともいわれています。

15. 古着好きなら見逃せない!?ファッションの発信地「神戸トアロード」

PIXTA

神戸旧居留地から山手までを結ぶ全長およそ1kmの坂「神戸トアロード」。神戸開港当時、職場のある居留地と住居のある北野とを結ぶ、外国人の重要な通勤・生活道路だったこの通りには、現在はアパレルショップやインテリアショップ、カフェやスイーツ店など、さまざまなジャンルの店が軒を連ねています。

通りは“トアイースト”と“トアウエスト”と呼ばれる2つのエリアに分けられていて、“トアウエスト”は若者向けのカジュアルファッションのお店が立ち並ぶファッションの発信地として、地元の人々から人気を集めています。とくに古着店の多いエリアとして愛好家に知られており、ヴィンテージアイテムや今は手に入らないアイテムと出会えるかも。ファッション好きの方には、ぜひ訪れてほしいスポットです。

16. 四季折々の絶景が楽しめる、約2万平米の広大な日本庭園「相楽園」

PIXTA

神戸市営地下鉄西神山手線「県庁前駅」より徒歩約5分のところにある庭園、「相楽園(そうらくえん)」。元神戸市長・小寺謙吉氏の先代である先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から着手され、明治末期に完成したものだそう。昭和16年以降神戸市所有のものとなり一般公開され、平成18年には名勝地として、国の登録記念物にも認められました。

およそ2万平米の広大な園内では、飛び石や石橋を渡って、深山幽谷の風景を眺めることができます。巨大なソテツが群生する「蘇鉄園」や、樹齢500年を超えると伝えられている大クスノキは迫力満点。また、春には色鮮やかなツツジの花、秋には真っ赤に染まるモミジなど、季節によって異なる絶景を楽しめますよ。

17. 大正〜昭和の近代建築が今も残る、クラシカルなエリア「神戸旧居留地」

PIXTA

神戸港が開港した当時、外国文化の玄関口として栄えた「神戸旧居留地」。大正初期から昭和初期の近代建築が林立するこのエリアには、今もなお異国情緒あふれる街並みが広がっています。

エリア内には「神戸市立美術館」や「神戸らんぷミュージアム」、「KOBEとんぼ玉ミュージアム」や「神戸パールミュージアム」などの博物館・美術館のほかに、ファッション・スポーツ・アウトドア・インテリア・雑貨など、バラエティ豊かなショップが軒を連ねています。

また、レストランやカフェ、バーなどのグルメスポットも充実。とくにカフェや喫茶店の数は多く、クラシカルな雰囲気の中でほっと一息つける、レトロカフェも多く立ち並んでいます。明治時代にトリップした気分を味わいたい方は、ぜひチェックしてみては。

18. 色鮮やかなレンガ外壁が印象的!ドイツ人貿易商の自邸「風見鶏の館」

PIXTA

「風見鶏の館」は、かつてドイツ人貿易商のゴッドフリート・トーマスが自邸として建てた洋館です。北野・山本地区に現存する異人館の中で、唯一のレンガ外壁の建物であり、色鮮やかなレンガの色調や、石積みの玄関ポーチ、“ハーフ・ティンバー(木骨構造)”の2階部分など、異国情緒あふれる重厚な雰囲気を楽しめます。

もちろん外観だけでなく、室内も見応え抜群。部屋によって意匠は異なるものの、全体的にドイツの伝統様式が取り入れられており、19世紀末から20世紀初頭にかけて広まった芸術運動“アール・ヌーヴォー”を感じられます。

また、館内ではトーマス氏の執事の目線で館内を案内してもらえる“執事ツアー”、普段見ることのできない地下室や屋根裏部屋に入れる“探検ツアー”など、期間限定のイベントも開催されています。気になる方は、ぜひ事前に公式サイトをチェック

19. 日本最大級!約200種ものハーブと美しい花々が楽しめる「神戸布引ハーブ園」

PIXTA

日本最大級のハーブ園である「神戸布引ハーブ園」。ロープウェイでのみアクセスできる山の上に位置するこのハーブ園では、約200種・およそ7万5000株ものハーブや、四季折々の美しい自然を楽しめます。

ロープウェイを降り立つと、ドイツの古城「ヴァルトブルク城」をモチーフとしたレストハウスや、城門に囲われた憩いの広場がお出迎え。園内には、“出合い”をテーマにした彫像「出合いの門」や、バレンタイン発祥の地であるイタリア・テルニ市から寄贈された「愛の像」など、記念撮影に最適なフォトスポットも点在しています。

また、カップルにおすすめなのが、ハーブ園のハッピースポットのひとつである「誓いの鐘」。神戸の景色を見渡しながら鐘を鳴らせば、2人の間に幸せが訪れるかも!

20. 1935年創建!日本初のモスク「神戸ムスリムモスク」

PIXTA

1935年に、神戸在住のトルコ人やインド人、タタール人などの有志によって創建された日本初のモスク「神戸ムスリムモスク」。1945年の空襲や、1995年の“阪神淡路大震災”にも耐え抜いた、歴史深い建物です。モスクでは今も1日5回の礼拝が催され、多くのムスリムの方々がお祈りに訪れています。

夜はライトアップもされる豪奢な外観だけでなく、ムスリムでない方でも、内部を見学できます。礼拝室内部では豪華なシャンデリアや深紅のカーペット、黄色で統一されたステンドグラスなど、美しい装飾や厳かな雰囲気には、思わず息をのんでしまうはず。ただし、半ズボンやミニスカートなどの肌を露出する服装では入場できません。また、内部は飲食や撮影は不可のため、観光の際には注意が必要です。

21. 阪神淡路大震災の慰霊碑を通して、神戸の復興の奇跡が感じられる「東遊園地」

PIXTA

JR東海道本線「三ノ宮駅」より徒歩約5分のと場所に位置する都市公園「東遊園地」。神戸居留地の外国人が利用する、日本初の西洋式運動公園“外国人居留遊園”として1868年に誕生し、サッカーや野球、ラグビーなど、西洋のスポーツが日本国内に広まる起点となった場所だといわれています。

また、園内は1995年に起こった“阪神淡路大震災”の追悼の場としても知られており、震災の起こった時刻で針が止まった時計を持つマリーナ像や、犠牲者を追悼する慰霊モニュメントなどが設置されています。美しい自然の中で当時に想いを馳せれば、神戸の街の復興の軌跡と人々の絆を、より感じられるかもしれません。

また、園内ではファーマーズマーケットやインターナショナル・ポットラックパーティ、太極拳などのイベントが開催されていることも。ぜひ、事前に公式サイトをチェックしてみてください。

22. あのシャーロック・ホームズの部屋を再現!名探偵になりきれる「英国館」

PIXTA

神戸三宮に数多く残る洋館のひとつ、「英国館」。外国人医師のフデセック氏の住居だった建物で、明治42年の建築当時のまま保存されている、コロニアル様式のバルコニーが特徴です。

館内は“モダンデザインの父”と呼ばれる建築家、ウィリアム・モリスのファブリックで装飾されており、17世紀バロックから19世紀ビクトリア朝時代までの、格調高いアンティーク家具や調度品を眺められます。

また、館内には英国の作家コナン・ドイルの推理小説『シャーロック・ホームズ』シリーズに登場する名探偵、シャーロック・ホームズの部屋を再現した展示エリアも。ホームズの部屋には彼のトレードマークであるマントと帽子も用意されており、名探偵になりきって記念写真を撮れますよ。

異国情緒漂うロマンチックな港町、神戸三宮を訪れよう

明治時代のレトロでロマンチックな雰囲気が今も色濃く残る街・神戸三宮。六甲山や瀬戸内海に面した自然豊かなエリアでもあり、家族・友人・恋人など、誰と訪れてもさまざまなシチュエーションで楽しめますよ。ぜひ、次の休日には、大切な人を誘って神戸三宮を訪れてみてはいかがでしょうか?

神戸の遊び一覧はこちら♪

 

(※2021年10月15日に公開された記事を再編集したものです。掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

家族で楽しめる遊び•体験•イベントの最新情報をいち早くお届け!
Instagram「親子アソビュー!」をフォローしよう
アソビュー!のアプリをダウンロードして
週末のお出かけをもっと便利に!もっとお得に!
 
前の記事へ 次の記事へ

おすすめ特集

アソビュー!公式SNS