【台湾】台北の小籠包11選!定番・変わり種・穴場を徹底ガイド

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台北グルメの代名詞「小籠包」。薄皮の生地を破ると、熱々で旨味たっぷりのスープが溢れ出す、まさに至福の逸品です。本場の味を求めて多くの観光客が訪れますが、その種類は実に多彩。誰もが知る超有名店から、個性的な変わり種、地元民に愛されるローカルな名店まで、台北には数多くの小籠包店がひしめき合っています。

この記事では、台北旅行で絶対に外せない定番の人気店から、見た目も味もユニークな変わり種、そして地元民が通う穴場のお店まで、おすすめの小籠包店を厳選してご紹介します。お店選びの参考にしてください。

*最新情報は公式サイトをご確認ください。

目次

① 絶対外せない!台北の定番・超人気店

まずは、台北に来たら一度は訪れたい、知名度・人気ともに抜群の定番店をご紹介します。初めての台北旅行なら、ここを押さえておけば間違いありません。

1.鼎泰豐 (ディンタイフォン)

\おすすめポイント/

「小籠包」と聞いて真っ先にこのお店を思い浮かべる人も多い、世界的に有名な超人気店です。そのおいしさの秘密は、厳格に守られた独自のレシピ。「皮は5g、あんは16g、ひだは18枚」という黄金バランスが、常に究極の味を保証します。薄皮ながらも破れにくく、中から溢れ出す上品なスープとあんのハーモニーはまさに王道の味わいです。食事時は常に行列必至ですが、並んででも食べる価値のある逸品です。日本語対応可能可能なスタッフも多く、メニューも日本語があるので安心。


\メニュー・料金/

◎小籠包:280元(10個)

 

◆店舗情報

店舗名

鼎泰豐 (ディンタイフォン)/新生店

住所

台北市信義路二段277號

アクセス

MRT東門駅 6番出口から徒歩3分(Google map

営業時間

月~金 11:00~20:30
土・日・祝日 10:30~20:30

定休日

なし

電話番号

(02)2395-2395

公式サイト

https://www.dintaifung.com.tw/

 

◆周辺の観光スポット

永康街

グルメ、スイーツ、雑貨店が密集する人気の散策ストリート。
(徒歩8分)

大安森林公園

散歩や休憩に最適な、大きな公園。
(徒歩7分)

 

◆「鼎泰豐」が楽しめるチケット・ツアー

【全店舗で使える】小龍包を完全コンプリートできるコース

 

詳細ページ▶︎

鼎泰豊ランチ込み|台北市内の日本語ガイドツアー

 

詳細ページ▶︎

 

2.京鼎樓 (ジンディンロウ)

\おすすめポイント/

「鼎泰豐」で修行を積んだシェフが独立して開いたお店で、台北在住の日本人にも人気。こだわりの小籠包は、さっぱりとした味付けが特徴。定番の小籠包に加え、皮とあんに台湾産ウーロン茶を練り込んだ「烏龍茶小籠包」も人気メニュー。ほんのりとお茶が香る上品な味わいは、他ではなかなか楽しめないオリジナルメニューです。


\メニュー・料金/

◎烏龍茶小籠包:270元(10個)

 

◆店舗情報

店舗名

京鼎樓 (ジンディンロウ)/台湾本店

住所

台北市長春路47號

アクセス

MRT中山駅から徒歩約11分(Google map

営業時間

11:00~14:30 (L.O. 14:00)
17:00~21:30 (L.O. 21:00)

定休日

月曜日

電話番号

(02)2523-6639

公式サイト

https://jin-din-rou.net/

 

◆周辺の観光スポット

赤峰街

散策スポットで、おしゃれなカフェ、個性的な雑貨店、古着屋がある。
(650m 徒歩10分)

台北當代藝術館

日本統治時代の赤レンガ造りの小学校校舎をリノベーションした、美術館。
(1.2km 徒歩18分)

 

◆「京鼎樓」が楽しめるチケット・ツアー

「烏龍茶風味小籠包」「ピリ辛小籠包」が食べられるコース

 

詳細ページ▶︎

「烏龍茶風味小籠包」「トリュフ小籠包」が食べられるコース

 

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3.金品茶楼 (ジンピンチャーロウ)

\おすすめポイント/

高級台湾茶の製造元が手がけるレストラン。料理長は「鼎泰豐」で長年経験を積んだ実力派シェフ。清潔感のある広々とした店内で、点心師の技が光る小籠包を味わえます。お茶の専門店だけあり、食事と一緒に楽しめるお茶の種類も豊富。落ち着いた雰囲気でゆっくりと食事を楽しみたい方におすすめです。


\メニュー・料金/

◎小籠湯包:250元(8個)

 

◆店舗情報

店舗名

金品茶楼 (ジンピンチャーロウ)

住所

台北市長春路16號

アクセス

MRT中山駅から徒歩約7分(Google map

営業時間

11:00~14:00
17:00~21:00

定休日

無休

電話番号

(02)2511-7506

公式サイト

(公式サイト情報なし)

 

◆周辺の観光スポット

赤峰街

・散策スポットで、おしゃれなカフェ、個性的な雑貨店、古着屋がある。
(450m 徒歩7分)

台北當代藝術館

日本統治時代の赤レンガ造りの小学校校舎をリノベーションした、美術館。
(950m 徒歩14分)

 

◆「金品茶楼」が楽しめるチケット・ツアー

地元の方も訪れる名店の小龍包

 

詳細ページ▶︎

 

4.済南鮮湯包 (ジーナンシエンタンパオ)

\おすすめポイント/

オーナーはシェラトン台北の厨房にもいた一流料理人。点心や炒飯など庶民的なメニューが並びますが、その味は洗練された上質なものです 。カニミソがたっぷり入った「蟹黄湯包」 や、しらすとネギ、玉ねぎを使ったシンプルな「しらす入り炒飯」  も一緒にオーダーしたい逸品です。


\メニュー・料金/

◎蟹黄圓籠包:340元(8個)

 

◆店舗情報

店舗名

済南鮮湯包 (ジーナンシエンタンパオ)

住所

台北市濟南路三段20號

アクセス

MRT忠孝新生駅から徒歩約5分(Google map

営業時間

11:00~14:30
17:00~21:00

定休日

旧正月

電話番号

(02)8773-7594

公式サイト

(公式サイト情報なし)

 

◆周辺の観光スポット

華山1914文化創意產業園區

日本統治時代の酒造工場跡地をリノベーションした最新のリノベスポット。おしゃれなお店が立ち並ぶので散策するだけでも楽しい。
(900m 徒歩14分)

 

 

②見た目も味もユニーク!変わり種小籠包

定番の小籠包を味わったら、次はちょっと個性的な「変わり種」に挑戦してみませんか?カラフルなものや、意外な食材を使ったユニークな小籠包をご紹介します。

5.點水楼  (ディエンシュイロウ)

\おすすめポイント/

台湾のインターネット投票で1位を獲得したこともあるレストラン。高級感のある店内で、江浙料理や点心類を提供しています。小籠包は、定番の味はもちろん、トリュフ小籠包や辛い麻辣小籠包など多彩な味が楽しめるのが魅力。バジルやカニミソなどの食材を使った「七彩小籠包」は、見た目も鮮やかで写真映えも抜群です。


\メニュー・料金/

◎七彩小籠包:438元(7個)

 

◆店舗情報

店舗名

點水楼 (ディエンシュイロウ)/南京店

住所

台北市松山區南京東路四段61號

アクセス

MRT台北小巨蛋駅から徒歩約3分(Google map

営業時間

11:00~14:00
17:30~21:00

定休日

(要確認)

電話番号

(02)8712-6699

公式サイト

(公式サイト情報なし)

 

◆周辺の観光スポット

遼寧街夜市

地元の人々で賑わうグルメ中心の夜市です。特に海鮮料理の屋台が多いことで知られています。
(1.4km 徒歩20分)

 

6.楽天皇朝 (ルーティエンホワンチャオ)

\おすすめポイント/

シンガポール発の人気中国料理店で、ラグジュアリーな空間で中国全土の料理が味わえます。名物は、マカロンから着想を得たという「特色皇朝小龍包」。ベーシックな小籠包、フォアグラ、黒トリュフ、チーズ、蟹味噌、麻辣、ニンニク、高麗人参の8種類の味を一度に楽しめます。色鮮やかな小籠包は見た目のインパクトも抜群。


\メニュー・料金/

◎特色皇朝小龍包:438元(7個)

 

◆店舗情報

店舗名

楽天皇朝 (ルーティエンホワンチャオ)/信義店

住所

台北市忠孝東路五段68號 (微風信義 4F)

アクセス

MRT市政府駅から徒歩約4分(Google map

営業時間

日~水 11:00~21:30
木~土 11:00~22:00

定休日

なし

電話番号

(02)2722-6565

公式サイト

https://www.breeze.com.tw/jp/stores/698

 

◆周辺の観光スポット

台北101

微風信義からスカイウォーク(連絡通路)で直結
(1.0km 徒歩13分)

 

7.盛園絲瓜小籠湯包 (ションユエンスーグァシャオロンタンパオ)

\おすすめポイント/

まるで時が止まったかのような、レトロな中国風のインテリアが印象的な「盛園絲瓜小籠湯包」。ガラス張りの厨房では、点心師たちが湯気の立ち上る中で手際よく小籠包を包む姿が見え、台湾らしい活気が伝わってきます。この店の看板メニューは、なんといっても「絲瓜小籠湯包(ヘチマ小籠包)」。台湾産のヘチマと、豚ひき肉、エビを合わせた餡は、驚くほどさっぱりとした味わい。ヘチマのシャキシャキとした食感と優しい甘みが口いっぱいに広がり、何個でも食べられてしまいます。


\メニュー・料金/

◎絲瓜小籠湯包:180元(8個)

 

◆店舗情報

店舗名

盛園絲瓜小籠湯包 (ションユエンスーグァシャオロンタンパオ)

住所

台北市大安區杭州南路二段25巷1號

アクセス

MRT東門駅から徒歩約10分(Google map

営業時間

11:00~14:30
16:30~21:30

定休日

なし

電話番号

(02)2358-2253

公式サイト

https://www.breeze.com.tw/jp/stores/698

 

◆周辺の観光スポット

中正紀念堂

台北のランドマーク。毎正時()に行われる衛兵交代式は必見。
(400m 徒歩6分)

 

8.蘇杭餐厅 (スウハンファンディン)

\おすすめポイント/

素材の味が光る上品な小籠包が味わえるお店。定番の小籠湯包も人気ですが、特におすすめなのが「絲瓜蝦仁湯包(ヘチマとエビの小籠包)」です。塩分や油をひかえめにし、ヘチマの自然な甘みとエビの塩気のバランスが絶妙。たっぷり入ったヘチマのシャキシャキとした食感がアクセントになっています。健康志向の方や、さっぱりとした小籠包が食べたい方におすすめです。


\メニュー・料金/

◎絲瓜蝦仁湯包:160元(5個)

 

◆店舗情報

店舗名

蘇杭餐厅 (スウハンファンディン)/済南店

住所

台北市濟南路一段2-1號

アクセス

MRT善導寺駅または台大医院駅から徒歩約8分(Googlemap

営業時間

11:30~14:00
17:30~21:00

定休日

年中無休

電話番号

(02)2396-3186

公式サイト

http://www.suhung.com.tw

 

 

③地元民に愛される!ローカル・穴場店

有名店もいいけれど、地元の人々が日常的に通うお店の味も気になるところ。ここでは、ローカルな雰囲気が味わえ、コストパフォーマンスにも優れた実力派のお店をご紹介します。

9.杭州小籠湯包 (ハンヂョウシャオロンタンパオ)

\おすすめポイント/

中正紀念堂の近くにある、地元客やリピーターでいつも賑わう人気店。カジュアルな雰囲気とお手頃な価格ながら、その味は高級店にも引けを取りません。看板メニューの「小籠湯包」は、肉のうまみが凝縮されたコクのあるスープがたっぷり。皮は薄く、スープが口いっぱいに広がります。庶民的な雰囲気の中で、本格的な味を楽しみたい方におすすめです。


\メニュー・料金/

◎小籠湯包:190元(8個)

 

◆店舗情報

店舗名

杭州小籠湯包(ハンチョウシャオロンタンパオ)/創始店

住所

台北市大安區杭州南路二段17號

アクセス

MRT東門駅または中正紀念堂駅から徒歩約10分(Googlemap)

営業時間

日~木 11:00~22:00
金・土 11:00~23:00

定休日

無休(旧正月除く)

電話番号

(02)2393-1757

公式サイト

(公式サイト情報なし)

 

10.明月湯包 (ミンユエタンバオ)

\おすすめポイント/

素材の味を生かした小籠包が楽しめるお店。地元のリピーターも多く、ローカルの支持率も高い人気店です。看板メニューの「明月湯包」は、皮は薄すぎず厚すぎず、絶妙なもちもち感。餡は脂っこくなく、肉の旨みがしっかりと感じられます。熱々の肉汁はもちろん、冷めてもその美味しさが続くほどの深い味わいが特徴です。


\メニュー・料金/

◎明月湯包:140元(8個)

 

◆店舗情報

店舗名

明月湯包 (ミンユエタンバオ)

住所

台北市大安區通化街171巷40號

アクセス

MRT六張犁駅から徒歩約11分(Googlemap)

営業時間

11:00~14:00
17:00~20:30

定休日

なし(旧正月除く)

電話番号

(02)2736-7192

公式サイト

(公式サイト情報なし)

 

11.好公道 (ハオゴンダオ / 金雞園)

\おすすめポイント/

1973年の創業以来、小籠包の激戦区であり学生街でもある「永康街」で地元の人々に愛され続けてきた老舗。「有名店よりここが好き」と通う常連客も多いお店です。昔ながらの食堂といったレトロな雰囲気も魅力。地元客に混じって、安くて美味しい点心を存分に味わえます。


\メニュー・料金/

◎小籠包:160元(8個)

 

◆店舗情報

店舗名

好公道 (ハオゴンダオ / 金雞園)

住所

台北市大安區永康街28-1號

アクセス

MRT東門駅から徒歩約7分(Googlemap)

営業時間

09:00~21:00

定休日

なし(旧正月除く)

電話番号

(02)2341-6980

公式サイト

(公式サイト情報なし)

 

小籠包の食べ方

熱々のスープが命の小籠包。火傷をせずにおいしく味わうための、ちょっとしたコツをご紹介します。

  1. タレを作る: まずは小皿に、お店に備え付けの酢と醤油(おすすめの割合は酢3:醤油1)を入れ、千切りのしょうがを加えてタレを作ります。

  2. レンゲにのせる: せいろから小籠包を箸でそっとつまみ、レンゲの上にのせます。この時、皮が破れないよう、上部のひだの部分をつまむのがコツです。

  3. スープを味わう: レンゲの上で、箸を使って小籠包の皮を少し破り、中から溢れ出す熱々のスープを先に味わいます。いきなりかぶりつくと火傷の原因になるので注意しましょう。

  4. 本体を食べる: スープを味わったら、タレをからめ、しょうがを少しのせて本体を食べます。熱いのでやけどに注意しながら、ジューシーなあんの味を楽しみましょう。

 

 

まとめ

台北には、王道の「鼎泰豊」から、個性豊かな専門店、地元民に愛されるローカル店まで、多種多様な小籠包が存在します。それぞれのお店が持つ独自のこだわりや味わいを、ぜひご自身の舌で体験してみてください。熱々のスープがあふれ出す感動の瞬間を、台北で心ゆくまでお楽しみください。

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