「ねぇ、次の週末どこ行く?」「うーん、どうしよう…」
毎週金曜日の夜、わが家の食卓で繰り返されるこの会話。体を動かして遊ぶのが大好きな小4の娘と小2の息子、負けじと元気いっぱいの5歳の娘、そして週末は疲れ果てている私たち夫婦。
全員が心の底から「楽しい!」って思える場所、ないかなぁ…。
そんな時に見つけたのが「モビリティリゾートもてぎ」。
正直、最初は「サーキットでしょ?車好きのパパと息子は楽しいだろうけど…」なんて思っていました。でも、調べてみたら、そこは想像以上に"子どものやってみたい!"が詰まった、挑戦と感動のワンダーランドだったんです!
これは行くしかない!と、期待に胸を膨らませて出発した1泊2日の体験を、余すところなくレポートします!
【1日目】小さな冒険家、誕生の瞬間。
10:00AM もてぎに到着!冒険の始まりには「メガジップライン つばさ」!

ゲートをくぐると、広大な空と緑の森、そして楽しそうなアスレチックやアトラクションがたくさん!その開放感に、車の中で少し退屈そうにしていた子どもたちのテンションも一気に上がります。
「ママ、早く行こうよ!」
手を引かれて向かったのは、「メガジップライン つばさ」。人気のため朝イチで予約をするのがおすすめ!ということで真っ先に予約へ向かい、お姉ちゃんとわたしで張り切って挑戦!
メガジップライン つばさが体験できるのは、小学1年生(体重30kg以上)からなので、お父さんとお兄ちゃん、妹はスタート地点となるハローウッズから応援します!
11:00AM 娘の初挑戦!「ママ、わたし、ひとりで運転できたよ!」

次に5歳の娘が目を輝かせて駆け寄ったのは「ぶんぶんスクーター」。わたしたちも!と一緒に駆け出すお姉ちゃんとお兄ちゃん。
「5歳には操作が難しいんじゃないかなぁ……」と心配する私をよそに、スタッフのお姉さんの話を真剣な眼差しで聞く娘。小さな手でハンドルをぎゅっと握ります。
ゆっくりと進み始めるスクーター。「あんなに小さかったのに…」なんて、思わず涙ぐんでしまいました。
11:15AM たくさんのクルマのアトラクションで遊ぶ!

パーク内にある3つのクルマのアトラクション「おさんぽでんでん」、「ワイルドレーサー」、「森の教習所」を堪能。この日はどれも待ち時間がほぼなかったため、好きなアトラクションに好きなだけ乗れました。
次はお兄ちゃんの運転で「森の教習所」へ。お父さんが横で見守りながら、お兄ちゃんの判断で運転に挑戦です。
12:00PM お父さんと競争!「モトレーサー」

続いて、姉・兄が挑戦したのは、小学3年生から本格的なバイクに乗れる「モトレーサー」。小学1・2年生は少しスピードがゆるやかな「モトツーリング」を上手に運転してモトライセンスAをゲットすれば乗ることができます。自信満々のお兄ちゃんは、難なくクリアして無事モトレーサーへの挑戦権を獲得!
コーナーの曲がり方、アクセルのタイミング—簡単そうに見えて、実はとても奥が深いアトラクションです。「次はもっと速く走りたい!」と子どもたち。一度では攻略しきれないからこそ、何度でも挑戦したくなるんですよね。
13:00PM ランチタイムは「カフェテリアオーク」で

お腹がペコペコになった私たちは、「カフェテリアオーク」へ。季節の食材を使ったプレートから子どもが大好きなカレーやパンケーキまで、大人も子どもも満足できるメニューがあります。キッズメニューが本当に豊富で、ドリンクバー付きなのも地味にうれしいところ。
14:00PM 午後はアスレチック!思いっきり体を動かして森の探検家気分

午後は「空のアスレチックひろば KONOMI」と「森感覚アスレチック DOKIDOKI」を体験。大人も童心に帰って一緒に挑戦できるのが楽しい!
空のアスレチックひろば KONOMI
空のアスレチックひろば KONOMIは3歳から体験できます。地上からの高さは約4m!子どもたちがどこにいるか見わたせるのが安心です。
森感覚アスレチック DOKIDOKI

上の子ふたりとお父さんが向かったのが、水の遊び場の奥、階段を登った先にそびえる「森感覚アスレチック DOKIDOKI」。巨大などんぐりの木のてっぺんを目指す、木登り感覚のアスレチックです。高さを活かした遊具がありスリル満点。
ゴール横でカードにスタンプを押して機械に通すと、ゴール時刻が印字されます。タイムアタック的に何度も遊べるのが子どもたちには楽しいみたいで「あとでもう一回行きたい!」と大興奮でした。
15:00PM 「巨大ネットの森 SUMIKA」で遊びながら癒やされる

まだまだ元気な子どもたちですが、私たち夫婦はそろそろ座りたい…。そんなときにぴったりだったのが「巨大ネットの森 SUMIKA」。3歳から利用できて、大人も楽しめるアトラクションです。
子どもたちは靴下になるなりネットの上へ転がり、軽々と移動していました。私も挑戦してみましたが、ネットが足指に食い込む感覚がちょっと痛くて面白い(笑)。
16:00PM オフロード車「DEKOBOKO」で大爆笑!

SUMIKAで癒やされた後は、エキサイティングな「オフロードアドベンチャー DEKOBOKO」へ。2歳から乗れて、小学3年生以上は一人でも運転できます。(※2歳~小学2年生以下のお子様は、お子様1名につき、中学生以上の方1名の同伴が必要。)
16:30PM 遊び疲れた体を癒す、快適なホテルへ

パークで閉園時間まで遊び、今日のお宿「モビリティリゾートもてぎホテル」へチェックイン。案内されたデラックスファミリールーム「YADORIGI」は2025年3月にできたばかり。

スーペリアファミリールーム「Hoshi-akari」も見学させてもらいましたが、最上階からサーキットを見渡せる窓に、広々としたベッドとソファがあり、子どもたちと一緒にリラックスできそうな素敵なお部屋でした!
18:00PM 夕食は評判のビュッフェへ

お楽しみの夕食は、ホテル内ビュッフェレストランで。口コミで「親のテンションが上がる」と評判のビュッフェです。入ってすぐのところにあるライブキッチンには、立派なピザ窯や鉄板があり、想像以上に本格的!
20:00PM ホテル大浴場でさっぱり!

ホテルには大浴場「のぞみの湯」も。
なんと、ここのホテル、チェックアウトした後も大浴場を無料で利用できるんです!
帰りに広いお風呂で汗をさっぱり洗い流して帰るのも良さそう。
【2日目】最後の最後まで、おもてなしが充実!
8:30AM 朝食後、チェックアウトしても冒険は続く!

朝はホテル朝食ビュッフェ。焼きたてパンに蜂の巣からとれたハチミツ、新鮮な奥久慈の卵、茂木町産のコシヒカリなど、和洋折衷の豪華な朝食を楽しみました。
名残惜しいけど、荷物をまとめてチェックアウト。
でも、もてぎの良いところはここから!宿泊者は、チェックアウト後も無料で利用可能。荷物を車に置いたら、身軽になって2日目の冒険へ出発!
10:00AM 森の中を探検「ハローウッズ」へ

2日目は、「ハローウッズ」へ。森林浴、ブランコ、生き物の観察などを楽しみながら、森の中を散策します。
行って初めて知ったのですが、ハローウッズの森には「森のファミリーウォークTEKUTEKU」という散策プログラムがあるんです。9匹の生き物がランダムに描かれたビンゴカードを持って、ビンゴを目指しながら楽しく散策を進められます。
12:00PM 旅の最後に「ホンダコレクションホール」
最後は、パパと息子が楽しみにしていた歴代のホンダ車やバイクがずらりと並ぶ「ホンダコレクションホール」へ向かいます!ホンダコレクションホールへの入館にはプラス料金がかからないので、ゲートを出る前に寄っていくのがおすすめ。
旅の終わりに
帰りの車の中、遊び疲れてすやすやと眠る子どもたちの寝顔を見ながら、夫と「本当に来てよかったね」と話しました。
アトラクションでもらった、たくさんのライセンスカード。それは、この週末で子どもたちが成し遂げた「できた!」の証です。
モビリティリゾートもてぎは、ただ楽しいだけの場所じゃありませんでした。
子どもの挑戦する心を育て、成長の瞬間に一番近くで立ち会える、家族にとって特別なステージ。
次の週末、どこに行こうか迷っているなら、ぜひ"もてぎ"へ。
きっと、あなたの家族にとっても忘れられない思い出が待っていますよ!
こちらもおすすめ!
今がチャンス!お得なキャンペーン情報
11月までの秋のわくわくうりんぼセットやその他にもお得なキャンペーンが実施中!秋の行楽シーズンに、お得にもてぎを満喫できる絶好の機会です。公式サイトで最新のキャンペーン情報をチェックしてみてくださいね。
12月からは「子育てファミリー応援キャンペーン」も!
12月以降もファミリーならモビリティリゾートもてぎがお得に!12月1日(月)から2026年2月28日(土)まで、高校生以下のお子さまがいるご家族を対象とした、非常にお得な前売券「子育てファミリー応援キャンペーン」が登場します。冬のおでかけも家族みんなで楽しめますよ。
暖かい時期は「森と星空のキャンプヴィレッジ」もおすすめ!

ホテルでの宿泊も素晴らしいですが、暖かい時期にはキャンプもおすすめです!「森と星空のキャンプヴィレッジ」では、森に囲まれた開放的な空間で、家族みんなで自然を満喫できます。夜には満天の星が広がり、都会では見られない星の輝きに子どもたちも大興奮間違いなし。アウトドア初心者でも安心して楽しめる設備が整っているので、キャンプデビューにもぴったりですよ!
2026年3月、新アトラクションがオープン予定!
さらに嬉しいニュース!3月には新しいアトラクションがオープンするそうなので、冬も春も楽しみがたくさん!何度訪れても新しい発見がある、それがモビリティリゾートもてぎの魅力です。
もっと楽しむための賢い攻略法
実際に訪れてみて分かった、もてぎを満喫するためのコツをお伝えします!
おすすめの訪問時期
これ、本当に声を大にして言いたい!できるなら平日に行ってください!
私たちは今回平日に訪問したのですが、アトラクションの待ち時間はほぼゼロ。子どもたちは自分の気持ちに従って次々とチャレンジでき、「ママ、もう一回!」のリクエストにも余裕でこたえられました。
もし週末しか行けない場合は、開園直後に人気アトラクションを攻めるか、心に余裕を持って「待つのも旅の醍醐味」と楽しむのがおすすめです。
予約前に公式サイトで必ずチェック!後悔しないための3つのポイント
出発前に、私が徹底的に確認したのがこちら。
1. アトラクションの身長・体重制限
メガジップライン つばさは小学1年生(体重30kg以上)から、モトレーサーは3年生から(「モトツーリング」で、モトライセンスAを取得した1〜2年生も体験可)など、制限があるので、せっかく行ったのに「乗れなかった…」なんて残念なことにならないよう、子どもの身長・体重を事前にチェック!
2. 運休・貸切情報
当日行ってみたら「お目当てのアトラクションが休止」なんてことも。公式サイトで出発直前まで確認するのがおすすめです。
3. 人気アクティビティの予約方法
「メガジップライン つばさ」や「森のジップライン ムササビ」は午前中に予約が埋まることもあるそう。メガジップライン つばさは現地についたらまず予約!が鉄則です。森のジップライン ムササビはアソビューで事前予約もできます。
持っていってよかった!快適度が変わる必須アイテム
着替えは多めに!
これ、本当に大事です。コインランドリーはないので、汗と土で汚れた服を洗う手段がありません。特に子どもは全力で遊ぶので、2セットは必須。私は念のため3セット持っていきました。
スマホ・カメラの充電器と予備バッテリー
「ママ、見てて!」の瞬間を逃したくない!子どもの初めての運転、誇らしげな笑顔…そんな一瞬一瞬を残すために、充電切れは絶対に避けたいところ。予備バッテリーがあると安心です。
<文=中野亜沙子 写真=中里慎一郎>
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