【2025年最新】台湾の空港はどっち?桃園・松山・高雄の特徴と市内アクセス完全ガイド

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日本からわずか3〜4時間で到着する人気の海外旅行先、台湾。旅行の計画を立てる際、「台湾にはどの空港があるの?」「どっちの空港を利用すれば便利?」と迷うことはありませんか?

実は台湾には、主に観光で利用される3つの大きな国際空港があります。目的地やフライトの種類によって最適な空港を選ぶことが、快適な台湾旅行の第一歩です。

この記事では、台湾の主要3空港(桃園・松山・高雄)の特徴と、それぞれの空港から市内への最新アクセス方法、さらに空港で楽しめるグルメや便利な施設情報を徹底解説します。

※最新情報は公式サイトをご確認ください。

目次

【まとめ】台湾の主要3空港の違いと選び方

まずは、3つの空港の基本的な違いを把握しましょう。目的地や予算に合わせて選ぶのがポイントです。

空港名 特徴・メリット おすすめな人
台湾桃園国際空港
(TPE)
・日本各地からの便数が圧倒的に多い
・LCC(格安航空会社)が充実
・免税店やグルメが豊富
・航空券を安く抑えたい
・地方空港から出発したい
・空港での買い物も楽しみたい
台北松山空港
(TSA)
・台北市内中心部にある
・移動時間が非常に短い
・羽田空港からの直行便が便利
・移動時間を短縮したい
・弾丸旅行など滞在時間が短い
・羽田空港を利用したい
高雄国際空港
(KHH)
・台湾第2の都市「高雄」にある
・台南や墾丁など南部観光に最適
・市内へMRTで直結
・高雄や台南を中心に観光したい
・台湾を周遊する(桃園IN/高雄OUTなど)

 

 

桃園国際空港(TPE)からのアクセス

市内への移動手段は主に「MRT(桃園機場線)」「リムジンバス」「タクシー」の3つです。

移動手段 詳細情報
①MRT(桃園機場線)

最もおすすめ!速くて時間に正確
・片道運賃:160元程度(快速・普通ともに同額)
・所要時間:快速 約35〜40分/普通 約50分
・運行時間:6:00〜24:00頃(15〜25分間隔)

②リムジンバス 荷物が多い時や深夜・早朝に便利
・片道運賃:約130元〜170元(往復割引などあり)
・所要時間:約55〜70分(交通状況による)
・運行時間:24時間(20〜40分間隔)

・主な路線:國光客運1819(台北駅行き)など
③タクシー

ホテルへ直行したい時に
・片道目安:約1,200〜1,900元(メーター制+高速料金等)
・所要時間:約40〜60分
・運行時間:24時間
・乗り場:到着ロビーを出てすぐの正規乗り場を利用

MRT(桃園空港線)

速くて正確!最もポピュラーな移動手段

◆メリット
「快速(直達車)」に乗れば、空港から台北駅まで約35〜40分で到着します。
・時間が正確で、車内も清潔。
・台北駅で他のMRT路線や台湾鉄道、新幹線への乗り換えもスムーズです。
・交通系ICカード(EasyCardなど)が利用できます。

◆デメリット
始発は朝6時前後、終電は23時30分頃までのため、深夜・早朝便の場合はバスかタクシーを利用しましょう。
・Taipei Fun Passは乗り放題対象外(別途乗車券が必要)。

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② リムジンバス(國光客運 1819番など)

24時間運行で安心!荷物が多くても楽々

◆メリット
・國光客運の1819番バス(台北駅行き)は24時間運行しており、LCCの早朝・深夜便を利用する方の強い味方です。
・座席はリクライニングができ快適で、USB充電ポートがついている車両も多いです。
・大きなスーツケースをトランクに預けられるため、車内で荷物を気にする必要がありません。

◆デメリット
・MRTに比べて便が少なめ。
・渋滞の影響を受けるため、到着時間が読めない。

 

 

③タクシー

ホテルへ直行!グループ旅行におすすめ

◆メリット
・空港のタクシー乗り場から乗車します。
・料金はメーター制+高速道路通行料などが加算されるのが一般的です。
・荷物を持って乗り換えをする必要がなく、ホテルの玄関まで直接行けるのが最大のメリット。
・3〜4人のグループなら、1人あたりの料金は意外とリーズナブルになります。

◆デメリット
・1人〜2人の少人数の旅行では割高。
・23:00~6:00の間は深夜料金が発生する。
・ぼったくりタクシーの危険。

 

 

 

 

台北松山空港(TSA)からのアクセス

空港を出てすぐに市内中心部です。MRT文湖線が乗り入れているほか、タクシー利用も非常に安価です。

移動手段 詳細情報
①MRT(文湖線) 最安で移動可能
・駅名:松山機場駅(空港直結)
・所要時間:台北駅まで約16分
・片道料金:20元〜
②タクシー 早くて快適、料金も安い
・所要時間:市内中心部まで約15〜20分
・片道料金:300元程度
・備考:空港発はサービス料50元が加算される場合あり

MRT(文湖線)

空港直結の「松山機場駅」から乗車します。忠孝復興駅などで乗り換えれば、台北市内の主要スポットへ簡単にアクセスできます。運賃は20元〜と非常に安価です。

② タクシー

市内中心部まで近いため、タクシー料金も安く済みます。台北駅周辺までなら200〜300元程度、15〜20分ほどで到着します。荷物が多い場合は迷わずタクシー利用がおすすめです。

 

 

 

 

高雄国際空港(KHH)からのアクセス

高雄空港も市内へのアクセスが非常に便利な空港です。

 

移動手段 詳細情報
①MRT(紅線) 市内中心部へ直結
・駅名:高雄国際機場駅
・所要時間:高雄駅まで約18分、左営駅(新幹線駅)まで約28分
・片道料金:35元程度
②タクシー ホテルへ直行したい時に
・所要時間:約20分
・片道料金:350元程度

MRT(紅線)

国際線ターミナルから「高雄国際機場駅」へ直結しています。高雄駅(高雄車站)まで約18分、新幹線(高鉄)の左営駅まで約28分で到着します。本数も多く非常に便利です。

② タクシー

到着ロビーを出てすぐにタクシー乗り場があります。高雄市内であれば比較的安価に移動できます。

 

 

 

台湾の主要3空港!特徴

台湾旅行で主に利用されるのは、「台湾桃園国際空港」「台北松山空港」「高雄国際空港」の3つです。それぞれの特徴を理解して、自分の旅のスタイルに合った空港を選びましょう。

1.台湾桃園国際空港(TPE)

フライト数が圧倒的!LCCも多数就航する台湾の空の玄関口
台北市中心部から西へ約40kmに位置する、台湾最大規模の国際空港です。日本各地からの直行便が多く、大手航空会社からLCC(格安航空会社)まで選択肢が豊富。航空券を安く抑えたい場合や、地方空港から出発する場合はここを利用することが多いでしょう。
ターミナルは第1と第2に分かれており、無料のスカイトレインやシャトルバスで移動可能です。現在、第3ターミナルの建設も進められています。

空港コード TPE
場所 桃園市(台北駅からMRTで約35〜50分)
主なフライト 成田、関空、中部、福岡など日本各地からの便
LCC(Peach、Jetstar、Tigerairなど)
公式サイト 桃園国際空港 公式サイト
シャワー ◯(無料)(公式サイト
授乳室 ◯(公式サイト
お土産

◯ (公式サイト

レストラン ◯ (公式サイト
マッサージ ◯ (公式サイト
展望デッキ
おすすめ 第2ターミナルにお土産ショップ街がある

2.台北松山空港(TSA)

台北市内ど真ん中!移動時間を短縮したいならここ
台北市内の中心部に位置しており、MRT(地下鉄)を使えば台北駅まで約15分という驚異の便利さを誇ります。日本からは主に羽田空港発着の便が就航しています。空港自体はコンパクトで移動が少なく、入国審査も比較的スムーズ。滞在時間が短い弾丸旅行やビジネスに最適です。

空港コード TSA
場所 台北市松山区(台北駅からMRTで約15分)
主なフライト 羽田空港からの直行便(JAL、ANA、チャイナエアライン、エバー航空)
公式サイト 台北松山空港 公式サイト
シャワー ×
授乳室
お土産 ◯ (公式サイト
レストラン ◯ (公式サイト
マッサージ ◯ (公式サイト
展望デッキ
おすすめ フライトシミュレーターで体験できる(公式サイト
※第2ターミナル(国内線ターミナル)なので注意

3.高雄国際空港(KHH)

台湾南部の旅の拠点!市内へのアクセスも抜群
台湾第二の都市、高雄(カオション)にある空港です。成田、関空、福岡などからの直行便があります。台北ではなく、高雄や台南、墾丁(ケンティン)など台湾南部をメインに観光する場合に非常に便利です。MRT駅が直結しており、高雄市内中心部へ約15〜20分でアクセスできます。

空港コード KHH
場所 高雄市小港区(高雄駅からMRTで約18分)
主なフライト 成田、関空、福岡、沖縄などからの直行便
公式サイト 高雄国際空港 公式サイト
シャワー ×
授乳室 ◯ (公式サイト
お土産 ◯ (公式サイト
レストラン ◯ (公式サイト
マッサージ ◯ (公式サイト
展望デッキ

 

【重要】2025年からの台湾入国・出国手続き

2025年以降、台湾の入国手続きには大きな変更が予定されています。出発前に必ず確認しておきましょう。

1. 入国カードの完全オンライン化

2025年10月1日より、紙の入国カード(入境登記表)が廃止され、オンラインでの事前登録(Taiwan Arrival Card)が義務化される予定です。スマートフォンやPCから、渡航の数日前までに登録を済ませておく必要があります。

公式サイト:https://twac.immigration.gov.tw/

2. 常客証(Speedy Immigration Inspection Certificate)

直近12ヶ月以内に3回以上台湾を訪れたリピーターは、事前に「常客証」をオンライン申請することで、入出国審査の優先レーン(Speedy Immigration)を利用できます。長い列に並ぶ必要がなくなり、非常にスムーズです。

 

まとめ

台湾の空港はそれぞれ独自の特徴と魅力を持っています。目的地やスケジュールに合わせて最適な空港を選び、快適な台湾旅行を楽しんでくださいね!

 

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