宮城県のスキー場は、東北最大の都市・仙台からのアクセスが抜群に良いのが特徴です。市内中心部から車で1時間以内で行けるスキー場もあり、仕事帰りや週末のちょっとしたお出かけに気軽に利用できます。蔵王連峰の宮城側(みやぎ蔵王)には、雪質が良く眺望も素晴らしいリゾートが集結。太平洋を望む絶景コースや、キャット(雪上車)を使ったツアーなど、ここでしか体験できないアクティビティも魅力です。仙台観光とセットで楽しめる、宮城のおすすめスキー場をご紹介します。
この記事の目次
宮城のおすすめスキー場紹介
宮城エリアには、個性豊かなスキー場が点在しています。初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースや、宮城ならではの良質な雪質が魅力。ここでは、アクセスや設備、周辺環境などを比較し、それぞれの特徴をチェックして、自分たちにぴったりのゲレンデを見つけてください。
オニコウベスキー場

宮城の大自然の中、Resort Park Hotel Onikoube に隣接するオニコウベスキー場は、“天然のパウダースノー”とバラエティ豊かなコース構成が魅力のスノーリゾート。降雪機を使わずに自然の降雪だけでゲレンデを維持しており、雪質にこだわるスキーヤー・スノーボーダーからは高い評価を受けています。
コースは全部で8本、6基のペアリフトで構成されており、初心者向けから上級者向けまで幅広く対応。なだらかな初心者コースや、最大斜度34度の挑戦的な「スネークロード」などもあり、緩急や地形の変化を楽しめるのが特徴です。さらに、木々に覆われたコース「フォレストロード」では、雪化粧した森の幻想的な景観が広がり、滑りだけでなく景色も含めた“冬ならではの体験”ができます
キッズパークやファミリー向けゲレンデも用意されていて、ソリ遊びや雪あそびなどスキー以外の楽しみ方も。ホテルオニコウベではスキーの後に温泉で体を温め直せる温泉施設があり、雪遊びと温泉という日本らしい冬の“ごほうび時間”を満喫できます。
ポイント1:鳴子温泉郷の奥座敷!豊富な雪と温泉を同時に楽しめる!
ポイント2:上級者も唸る急斜面からファミリー向け緩斜面まで!バランスの良いコース構成!
ポイント3:リゾートホテル併設で快適滞在!アフタースキーも充実!
絶品!ランチ情報
レストハウス「かむろ」では、地元の食材を使った定食や麺類が味わえます。ボリューム満点のカツカレーが人気です。
おすすめお土産情報
鳴子温泉といえば「こけし」。可愛らしいこけしグッズや、温泉まんじゅうがお土産におすすめです。
| 営業時間 | 公式サイトで確認 |
|---|---|
| 住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字小向原9-55 |
| アクセス | 陸羽東線「鳴子温泉」駅より市営バスで約20分 東北自動車道「古川IC」より車で約50分 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 公式サイト | https://www.onikoube.com/snow/ |
みやぎ蔵王えぼしリゾート

宮城県蔵王町にあるみやぎ蔵王えぼしリゾートは、仙台市内から車で約1時間とアクセスが良く、気軽に足を運べるウィンタースポットです。全長最大4.3km のダイナミックなロングコースを筆頭に、初級〜上級まで対応するバラエティ豊かな全10コースがそろっており、初心者からパウダースノーを求める上級者まで幅広く楽しめます。
また、このスキー場ならではのユニークな魅力として、東北エリアでも最大級の約80mにおよぶスノーエスカレーターを備えたキッズパークがあります。そりや雪あそびなど、スキー・スノボ未経験の子どもやファミリーでも安心して雪遊びが楽しめるのが嬉しいポイントです。
さらに、ゲレンデだけでなく、周辺には温泉地や観光スポットも豊富。スキーの後は近くの温泉や、四季折々の自然を満喫できる景観でゆったり過ごすのもおすすめです。冬だけでなく、グリーンシーズンにはゴンドラでの空中散歩や展望台からの眺望、季節ごとの自然も楽しめ、オールシーズン楽しみが尽きません。
ポイント1:4.3kmのロングクルージングが爽快なゴンドラで空中散歩
ポイント2:太平洋まで見渡せる大パノラマ!景色を楽しみながら滑る
ポイント3:約80mのスノーエスカレーター付きキッズパークで子どもや雪遊び初心者にも安心
絶品!ランチ情報
レストラン「えぼし」の人気メニューは、スパゲティの上にカツが乗った「かつスパ」や宮城の銘柄豚「JAPAN X」の豚丼。地元の食材を使ったメニューも豊富です。
おすすめお土産情報
蔵王チーズや、地元の高原野菜を使った加工品が人気。えぼしリゾートオリジナルのグッズも販売されています。
| 営業時間 | 9:00〜17:00(公式サイト要確認) |
|---|---|
| 住所 | 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉 |
| アクセス | 東北新幹線「白石蔵王」駅から車で約40分 東北自動車道「白石IC」「村田IC」より車で約30分 |
| 駐車場 | あり(平日:無料、土・日・祝日・年末年始期間:1,000円) |
| 公式サイト | https://eboshi.co.jp/ |
スプリングバレー仙台泉スキー場
宮城県仙台市の近郊にあり、都心から気軽にアクセスできるスキーリゾート・スプリングバレー仙台泉スキー場。全12コース・最長滑走距離1,400m・最大斜度36度というゲレンデ構成で、初級から上級者までしっかり満足できます。
このスキー場の大きな魅力のひとつが、宮城県内でも最大級のアイテム数を誇るスノーパーク「Rhythm Fun Park」。キッカーやジブなど多彩なアイテムが揃っており、ビギナー向けの無料レッスンも開催されています。さらに、子ども連れやスキー・スノボ未経験者に嬉しいのが「雪の冒険王国」。スノーエスカレーター付きのそり遊び・チュービングエリアや、雪あそびのできるビギナーゲレンデがあり、家族でも気軽に雪体験が叶います。
ナイターは毎日22時まで営業(週末は23時までの「イレブンナイター」あり)、仕事や学校帰りにも立ち寄りやすく、滑る時間をたっぷり確保できるのも頼もしいポイント。昼間だけでなく夜のゲレンデも満喫でき、週末の夜遊び感覚にもぴったりです。
ポイント1:仙台市内から車で40分!圧倒的なアクセスの良さで毎日でも通える!
ポイント2:毎日ナイター営業!仙台の100万ドルの夜景を見下ろしながら滑走!
ポイント3:充実のパークアイテム!キッカーやBOXでスキルアップを目指そう!
絶品!ランチ情報
レストラン棟にはフードコートや専門店が入っており、カレーや麺類、焼きそば、ピッツァなどバラエティ豊かなメニューが勢揃い。滑りの合間に温かい食事でしっかりエネルギーチャージできます。
おすすめお土産情報
売店ではスキー・スノボ用品や防寒アイテムに加え、仙台名物「牛タン」を使ったご当地お土産やなどが購入できます。
| 営業時間 | 9:00~22:00 |
|---|---|
| 住所 | 宮城県仙台市泉区福岡字岳山14-2 |
| アクセス | 地下鉄「泉中央」駅より市営バスで約50分 東北自動車道「泉IC」より車で約40分 |
| 駐車場 | 600台(平日無料、土・日・祝・年末年始500円/1台) |
| 公式サイト | https://www.springvalley.co.jp/winter |
みやぎ蔵王すみかわスノーパーク

冬の自然と雪遊びを満喫できるみやぎ蔵王すみかわスノーパークは、宮城県蔵王町の豊かな山林に広がる標高1,100m超の雪の楽園。高地ならではのふわふわパウダースノーが魅力で、緩斜面中心の「すみかわゲレンデ」から、中〜上級者向けの変化に富んだ「あとみゲレンデ」まで、多様なコースでスキーヤー・スノーボーダーを迎えてくれます。
スキーやスノボだけでなく、雪上車での樹氷観賞ツアー、スノーシュートレッキング、キャットツアー(雪上車)など、ウィンタースポーツ未経験の人やファミリーにも嬉しい“雪の自然体験”も充実。特に、幻想的な「樹氷」を間近で見られるツアーは、雪と森が織りなす冬の蔵王ならではの体験です。
ベースエリアには展望テラス「くもわくテラス」もあり、雪山を背景に太平洋や仙台平野まで見渡せる絶景ランチや、雪景色を眺めながらの休憩タイムも楽しめます。滑走と自然、そして眺望を一度に味わえるのが、このスノーパークのユニークな魅力です。
ポイント1:暖房完備の雪上車で行く「樹氷めぐりツアー」が大人気!
ポイント2:標高1100m超の好条件!極上のパウダースノーとロングシーズン!
ポイント3:展望テラス「くもわくテラス」からの太平洋・仙台平野を眺望
絶品!ランチ情報
「くもわくテラス」の下にあるレストハウスでは、雪と森に囲まれながら地元の食材を使った温かい食事や軽食を楽しめ、滑りの合間にホッと一息つけます。
おすすめお土産情報
売店ではオリジナルロゴが入ったTシャツやハンカチなどの定番グッズを販売中。蔵王エリアならではの山の特産品やお菓子、オリジナルグッズなども扱われており、滑走の思い出やプレゼントにぴったりです。
| 営業時間 | 9:00〜16:30(シーズン・天候により変更あり) |
|---|---|
| 住所 | 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字倉石岳国有林内ゲレンデハウス |
| アクセス | 「白石蔵王」駅より車・送迎バスで約60分 東北自動車道「村田IC」または「白石IC」より車で約45分 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 公式サイト | https://www.zao-sumikawa.jp/winter.html |
初心者・練習に最適な環境

仙台から近いスキー場はレンタルも充実しており、「手ぶらでスキー」を推奨しています。ウェアや板を持っていなくても、現地で全部借りればOK。買い物ついでや観光の合間に、数時間だけ滑って帰る、そんなスマートな遊び方ができます。
レンタルで手軽にデビュー
えぼしリゾートなどはレンタル用品の品揃えが豊富で、最新モデルもラインナップ。ウェアのデザインもお洒落なので、手ぶらで行っても「映える」スキーが楽しめます。初心者はスクールに入るのがおすすめですが、緩やかで広い練習バーンもあるので、まずは雪遊びから始めてみるのも良いでしょう。
スクールで基礎から学ぶ
各スキー場では、SAJ公認のスキースクールが開講されています。プロのインストラクターが丁寧に教えてくれるので、自己流で練習するよりも上達への近道です。グループレッスンなら、友人と一緒に楽しく学べます。
写真映えする絶景スポット

宮城のスキー場ならではの絶景を探して、SNSでシェアしましょう。
太平洋を見下ろすパノラマ
「えぼしリゾート」の山頂付近からは、なんと太平洋まで見渡すことができます。晴れた日には、仙台平野の街並みとキラキラ輝く海が広がり、開放感抜群。海に向かって滑り降りるようなダイナミックな感覚は、他のエリアではなかなか味わえない貴重な体験です。
樹氷(スノーモンスター)
蔵王連峰の冬の風物詩といえば「樹氷(スノーモンスター)」。「すみかわスノーパーク」から出発する雪上車ツアーに参加すれば、暖房の効いた車内から快適に樹氷鑑賞が楽しめます。大自然が作り出す氷の芸術は迫力満点で、インスタ映えすること間違いなしです。
100万ドルの夜景
「スプリングバレー」のナイター営業では、眼下に仙台市街の夜景が広がります。キラキラと輝く街明かりを眺めながら滑るロマンチックな時間は、デートにも最適です。
宮城からのアクセス情報

宮城のスキー場は、仙台からのアクセスが非常に良いのが強みです。
車でのアクセス
仙台市内から「スプリングバレー」までは約40分、「えぼしリゾート」へは約1時間。高速道路を使わなくても行けるスキー場もあり、交通費を抑えられます。ただし、山道は凍結の恐れがあるため、必ずスタッドレスタイヤを装着し、チェーンを携行して安全運転を心がけてください。
バスでのアクセス
仙台駅東口や泉中央駅から、各スキー場への直行バスや路線バスが運行されています。雪道の運転に自信がない方や、お酒を楽しみたい方は、バスを利用するのがおすすめです。「ミヤコーバス」や仙台市営バスの情報を事前にチェックしておきましょう。
お得に楽しむ!コスパ情報

賢く利用して、お得に冬を楽しみましょう。
若者限定プランをチェック
お得にスキー場を楽しむなら、アソビュー!で事前にチケットを購入するのがおすすめ。通常価格より安くリフト券が手に入るだけでなく、当日窓口で並ぶ必要もありません。浮いたお金でゲレンデグルメや温泉を楽しみましょう。
平日やナイターがお得
平日はゲレンデが空いており、リフト待ち時間もほぼゼロ。ストレスフリーで滑り放題です。「スプリングバレー」のように毎日ナイター営業しているスキー場なら、学校や仕事の後でも十分に楽しめます。夜景を見ながらの滑走は、昼間とは違ったロマンチックな雰囲気です。
アフタースキー・宿泊情報

宮城の冬の楽しみはスキーだけではありません。冷えた体を温泉で温め、美味しい地元グルメでお腹を満たせば、旅の満足度はさらにアップします。
名湯で温まる
宮城県には、伊達政宗公も愛した「秋保温泉」や、こけしの里として知られる「鳴子温泉」、蔵王の麓に広がる「遠刈田温泉」など、名湯がたくさんあります。スキー場のすぐ近くに温泉地があることが多いので、滑った後はすぐに温かいお湯に浸かってリフレッシュしましょう。
仙台グルメを堪能
仙台に戻って夕食なら、やっぱり「牛タン」は外せません。分厚い牛タン定食や、新鮮な海の幸を使った寿司など、宮城の味覚を堪能して一日を締めくくりましょう。「ずんだ餅」などのスイーツも忘れずに。
スキー場の選び方

目的やメンバーに合わせて、最適なスキー場を選びましょう。
1. アクセスで選ぶ
移動時間を短くしたいなら、仙台市内から近い「スプリングバレー」がおすすめ。仕事帰りや学校帰りにも行ける気軽さが魅力です。
2. 景色で選ぶ
開放的な景色を楽しみたいなら、太平洋が見える「えぼしリゾート」や、樹氷が見られる「すみかわスノーパーク」がおすすめです。非日常的な絶景が待っています。
まとめ
仙台市内からわずか1時間足らずで、本格的なスノーリゾートへ。宮城県のスキー場は、都会の利便性と大自然の迫力を兼ね備えています。蔵王の樹氷「スノーモンスター」を見に行ったり、太平洋を見下ろす絶景コースを滑走したりと、ここでしか味わえない感動体験がいっぱい!
アフタースキーは、仙台に戻って名物・牛タンに舌鼓を打つのもよし、鳴子や遠刈田の名湯で温まるのもよし。滑りも観光もグルメも、すべてを欲張りに楽しめる宮城で、心身ともにリフレッシュできる充実した冬の休日を過ごしましょう。
※掲載情報は変更となる場合があります。お出かけの際は、公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
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