【2025年最新】台湾・花蓮観光ガイド|太魯閣の最新情報・グルメ・穴場まで

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台北から特急列車「自強号」や「太魯閣号」に乗って約2〜3時間、台湾東部の中心都市「花蓮(ホアリエン)」は、太平洋と険しい山々に挟まれた絶景の街です。

2024年の地震による影響が心配されましたが、2025年現在、花蓮中心部は活気を取り戻しており、新しい観光スポットも続々とオープンしています。本記事では、気になる「太魯閣」や「清水断崖」の最新規制状況から、今すぐ楽しめる花蓮の魅力、地元民に愛されるB級グルメ、そして「いつか行きたい」絶景スポットの情報まで、花蓮の「今」と「未来」を徹底ガイドします。

【2025年12月更新】花蓮の街の様子と「太魯閣」の規制状況

街の復旧状況

花蓮市内の主要エリアや観光スポットは、日常を取り戻しています。街全体で復興支援の合言葉「花蓮加油(がんばれ花蓮)」を掲げ、観光客を温かく迎え入れています。市内中心部の移動には、タクシーやホテルの無料レンタサイクルが便利です。

太魯閣・清水断崖の現状(2025年12月15日確認)

花蓮観光のシンボルである太魯閣国立公園および清水断崖エリアは、2024年の地震およびその後の連続した台風の影響により、現在も一般的な観光はできない状況が続いています。

公式サイトでは以下の通り、閉鎖と注意喚起がなされています。

2024年4月3日の地震およびその後の連続台風の影響で甚大な被害を受けたため、現在閉鎖中です。

現在は、大自然が長い時間をかけて傷を癒やしている期間と言えます。焦って訪れるのではなく、安全が確保され、再びあの雄大な景色に出会える日を心待ちにしましょう。


絶景から新名所まで!花蓮の必見観光スポット7選

1. オレンジ色の絨毯!シーズンは8月〜9月!天空の花畑「六十石山(リョウシースーシャン)」

六十石山

 

\おすすめポイント/
花蓮県南部の富里郷にある標高964mの山で、毎年8月〜10月頃には「金針花(ワスレグサ)」が満開を迎えます。(ベストシーズンは、8月〜9月)山の斜面一面がオレンジ色の花で埋め尽くされる光景は、まさに天空の花畑です。

・金針花料理: 現地では金針花を使ったスープやフライが味わえます。
・シャトルバス: 開花時期には台鐵富里駅から運行される場合があります。

住所 花蓮縣富里鄉竹田村
アクセス 台鐵富里駅から車で約30分(シーズン中はシャトルバスあり)
営業時間 24時間(日中の見学がおすすめ)
定休日 無休

2. 丸一日遊べる海のテーマパーク「遠雄海洋公園」

遠雄海洋公園(ファーグローリーオーシャンパーク)

\おすすめポイント/
水族館と遊園地が一体となった海洋テーマパークです。イルカやアシカのショーが楽しめるほか、太平洋を一望できる観覧車もあり、ファミリーやカップルに大人気です。

\現地のチケット料金/
大人: 990元
学生(13-18歳): 890元
子供(7-12歳): 690元

住所 花蓮縣壽豐鄉鹽寮村福德189號
アクセス 花蓮駅からバスまたはタクシーで約30分
営業時間 平日・休日 9:30〜17:00(季節により変動あり)
定休日 無休(メンテナンス日除く)
公式サイト farglory-oceanpark.com.tw
遠雄海洋公園(ファーグローリーオーシャンパーク) 入場券

遠雄海洋公園
入場券

大人:¥4,124〜

詳細を見る
遠雄海洋公園(ファーグローリーオーシャンパーク) イルカやアシカとふれあい体験

遠雄海洋公園
イルカやアシカとふれあい体験

1名あたり:¥15,913〜

詳細を見る

 

3. 【2024年オープン】日本家屋をリノベした新名所「花蓮將軍府1936」

花蓮將軍府1936

\おすすめポイント/
日本統治時代の日本軍将校の官舎群(将軍府)を大規模修復し、2024年4月に開業したばかりの複合文化施設です。美しい日本庭園の中に、ミシュラン獲得シェフのレストランやカフェ、雑貨店など16店舗が軒を連ねています。着物体験も可能で、写真映え間違いなしのスポットです。

\料金/
入園料: 無料(一部予約制のエリアがある場合あり)

住所 花蓮市中正路622巷6號
アクセス 花蓮文化創意産業園区から徒歩約15分
営業時間 10:00〜18:00(店舗により異なる)
定休日 無休
公式サイト https://www.erv-nsa.gov.tw/zh-tw/attractions/detail/282

4. 海と黒石のコントラスト「七星潭(チーシンタン)」

七星潭風景区

\おすすめポイント/
美しい弧を描く海岸線から「月牙湾」とも呼ばれる絶景ビーチです。ここは砂浜ではなく、丸い小石(黒石)でできた海岸であるのが特徴。波が引くときに石が転がる独特の音を聞きながら、コバルトブルーの海を眺めて癒やされましょう。

\料金/
レンタサイクル: 周辺にレンタル店あり。サイクリングがおすすめ。

住所 花蓮縣新城鄉大漢村七星街
アクセス 花蓮轉運站(バスターミナル)より台湾好行バス310番で「七星潭」下車すぐ
営業時間 24時間開放
定休日 無休

5. アジア最大級の食の楽園「東大門夜市」

東大門夜市

\おすすめポイント/
「自強夜市」「原住民一條街」など4つのエリアが集結した巨大夜市で、約400軒もの屋台が並びます。竹筒飯やトビウオの燻製といった台湾原住民料理が味わえるのが花蓮ならではの魅力です。

\メニュー・料金/
竹筒飯(竹筒おこわ)
石板焼肉(イノシシ肉や豚肉の鉄板焼き)
フレッシュジュースなど 各種50〜100元程度

住所 花蓮市重慶路572號
アクセス 花蓮駅からバスで「東大門夜市」下車すぐ
営業時間 18:00〜24:00頃
定休日 無休

6. いつか必ず行きたい!世界に誇る絶景「太魯閣(タロコ)国立公園」

太魯閣渓谷(現在閉鎖中)

\おすすめポイント/
大理石の岩肌を立霧渓が削ってできた大渓谷は、まさに自然が作り出した芸術品。垂直に切り立った断崖絶壁と、エメラルドグリーンの水のコントラストは、一度見たら忘れられない美しさです。
現在は地震と台風の影響で一般開放されておらず、立ち入ることはできませんが、復旧した暁には必ず訪れたい「台湾随一の絶景」です。再開のニュースを楽しみに、今は「行きたい場所リスト」に書き留めておきましょう。

注意
現状: 景観スポット・遊歩道ともに閉鎖中

住所 花蓮縣秀林鄉富世村富世291號
アクセス(再開時) 花蓮駅からバスで約1時間
営業時間 8:30〜17:00(ビジターセンター)
定休日 第2月曜、旧正月
公式サイト taroko.gov.tw

7. 太平洋に垂直に落ちる絶景「清水断崖(チンスェイドゥアンヤー)」

清水断崖

\おすすめポイント/
高さ1,000メートル以上の断崖絶壁が、ほぼ垂直に太平洋に落ち込むダイナミックな景勝地で、台湾を代表する絶景スポットの一つです。海の色は独特の青色をしており、息をのむ美しさです。
 

注意
現状: 道路状況は要確認

住所 花蓮県秀林鄉蘇花公路
アクセス 花蓮駅からバス・車で約40分
営業時間 24時間(日中推奨)
定休日 -

レトロ&フォトジェニック!花蓮の街歩き・カフェ巡り

酒工場跡地のアート空間「花蓮文化創意産業園区」

花蓮文化創意產業園區

\おすすめポイント/
1913年創業の旧花蓮酒造工場をリノベーションした広大な文化エリアです。昔ながらの原料倉庫や木造建築がそのまま残り、現在は展示会場や雑貨店、カフェとして活用されています。レトロな雰囲気が漂い、散策に最適です。

住所 花蓮市中華路144號
アクセス 「文化園区」バス停下車すぐ
営業時間 9:00〜21:00
定休日 月曜
公式サイト hualien1913.nat.gov.tw

 

世界にここだけ!「スターバックス」巡り

花蓮には世界的にも珍しいデザインのスターバックスが2店舗あります。

スターバックス 洄瀾門市(コンテナスタバ)

\おすすめポイント/
建築家・隈研吾氏が設計。白いリサイクルコンテナを幾層にも積み重ねたインパクト抜群の外観は必見です。

住所 吉安鄉南濱路一段505號
営業時間 9:00〜21:00(金土〜22:00)

スターバックス 花蓮理想門市(童話スタバ)

\おすすめポイント/
湖のほとりに立つ三角屋根の建物で、まるで童話の世界から飛び出してきたような可愛らしさで話題の新スポットです。

住所 壽豐鄉豐坪路三段289號
営業時間 8:00〜20:00

 

昭和レトロに浸るカフェ

昭和58

\おすすめポイント/
日本の製菓学校で学んだオーナーが開いた、昭和レトロな雰囲気漂う喫茶店。モンブランや「昭和之心」などの手作りスイーツが絶品です。

\メニュー・料金/
昭和之心(パリブレスト): 150元
レモンタルト: 160元

住所 花蓮市成功街306號
営業時間 13:00〜19:00
定休日 不定休
公式サイト instagram

Caffe Fiore 珈琲花

\おすすめポイント/
古い家屋と緑が調和した空間で、丁寧にドリップされたコーヒーが楽しめます。看板猫の「尼尼」と「仔仔」にも癒やされます。

住所 花蓮市忠孝街79號
営業時間 13:00〜18:00(土日は9:30〜)
定休日 不定休
公式サイト instagram

絶対外せない!花蓮の行列必至グルメ

ワンタン(扁食)

液香扁食店(イーシャンビェンシー)

\おすすめポイント/
メニューは「ワンタン」のみという潔さ。創業70年以上の超有名店で、豚肉の旨味が詰まった餡とセロリの効いたスープが相性抜群です。売り切れ次第終了なのでお早めに。

\メニュー・料金/
扁食(ワンタン): 75元

住所 花蓮市信義街42號
アクセス 「文創園区」バス停より徒歩3分
営業時間 9:30〜13:30(売り切れ次第終了)
定休日 不定休

小籠包・蒸し餃子

公正包子(コンチェンパオズー)

\おすすめポイント/
行列が絶えない人気店。ここの小籠包は「ミニ肉まん」のような厚い皮とボリューム感が特徴で、1個から注文可能です。2023年に現在の場所へ移転しました。

\メニュー・料金/
小籠包: 1個 7元〜

住所 花蓮市仁愛街46號
アクセス 「文創園区」バス停より徒歩3分
営業時間 9:00〜21:00
定休日 不定休(旧正月休みあり)

周家蒸餃小籠包(ジョウジャージェンジャオ)

\おすすめポイント/
創業40年以上の老舗で、公正包子のライバル店的存在。蒸したての蒸し餃子(蒸餃)や小籠包がリーズナブルに味わえます。

\メニュー・料金/
小籠包: 1個 7元
鮮肉蒸餃(蒸し餃子): 1籠 40元〜

住所 花蓮市公正街4-20號
営業時間 10:00〜22:00

ガチョウ肉

鵝肉先生(アーロウシェンセン)

\おすすめポイント/
地元民にも愛されるガチョウ肉専門店。脂の乗ったガチョウ肉を、薄くスライスして生姜醤油でいただきます。部位(胸肉・もも肉)を選んで注文できるのも嬉しいポイント。

\メニュー・料金/
ガチョウ肉(1人分): 150元〜
涼拌脆皮(ガチョウの皮の和え物)など

住所 花蓮市中山路259號
営業時間 11:00〜20:00
定休日 木曜

朝食・軽食

廟口紅茶(ミャオコウホンチャ)

\おすすめポイント/
金属パイプから直接注がれる紅茶が名物の老舗店。台湾風マカロン「西點」は、ふわふわの食感でお土産にも大人気です。

\メニュー・料金/
紅茶: 25元〜
西點(台湾風マカロン): 18元
蛋餅(台湾風クレープ): 30元〜

住所 花蓮市成功街216號
アクセス 「東大門夜市」バス停より徒歩5分
営業時間 8:00〜18:00
定休日 水曜

まとめ

2025年の花蓮は、太魯閣渓谷の奥地こそ復旧を待つ段階ですが、美しい太平洋、「將軍府1936」のような新スポット、そして変わらぬ美食の数々が旅行者を待っています。台北からのショートトリップ先として、復興が進む花蓮へぜひ足を運んでみてください。そして、いつか太魯閣が再開した際には、真っ先にその絶景を見に行きましょう。

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