【2026年最新】台南観光スポット おすすめ50選!定番から穴場まで

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【2025年 最新情報】

赤崁樓:2025年4月現在、修復工事のため入場制限が行われています。

台鐵(台湾鉄道)の運賃:2025年6月23日より改定(値上げ)が予定されています。最新の運行情報や料金をご確認ください。

台南観光スポット INDEX(全50選)

1. 歴史・伝統・寺院
2. アート・建築・リノベーション
3. グルメ・夜市・ライフスタイル
4. 安平(アンピン)エリア
5. 郊外・自然・博物館

01. 赤崁樓(チーカンロウ)

台南観光のシンボル
紹介文

台南観光のシンボルであり、1653年にオランダ人によって建設された「プロビンシャ城」を前身とする史跡です。鄭成功がオランダ軍を退けた後は行政府として利用され、現在は国家第一級古蹟に指定されています。園内には「海神廟」と「文昌閣」の2つの美しい楼閣があり、精巧な屋根飾りやオランダ時代の赤れんがの基礎を間近で見学できます。夜間はライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で歴史に思いを馳せることができ、週末には音楽イベントが開催されることもあります。学問の神様を祀る文昌閣には、受験生にも人気のスポットです。海神廟には、縁起のよいバナナの葉と長寿と子宝の象徴であるウサギが描かれている。

名称 赤崁樓(Chihkan Tower)
住所 台南市中西區民族路二段212號
公式サイト 台南市政府文化局(赤崁楼紹介ページ)
最新情報 2025年4月現在、海神廟などは修復工事中のため入場不可。文昌閣のみ見学可能。

02. 花園夜市(ホアユエンシー)

活気あふれる台南最大規模の移動式夜市
紹介文

台南で最大規模を誇り、台湾南部でも屈指の活気を誇る大規模な移動式夜市です。広い駐車場に数百の屋台が立ち並び、色とりどりののぼりが揺れる光景は圧巻です。木・土・日曜のみ開催されるため、旅程に合わせて計画を立てるのがポイントです。名物の「二師兄古早滷味」の煮込み料理や、新鮮なカットフルーツ、さらにはパチンコや輪投げなどのゲーム屋台も充実しており、大人から子供まで一晩中楽しめます。非常に混雑するため、スリには注意し、ウェットティッシュを持参して食べ歩きを満喫しましょう。

名称 花園夜市(Garden Night Market)
住所 台南市北區海安路三段533號
開催日 木・土・日曜 18:00-24:00頃

03. 四草緑色隧道(スーツァオリュースースイダオ)

「ミニ・アマゾン」を巡る水上クルーズ
紹介文

「台湾のミニ・アマゾン」と称される、マングローブが生い茂る水上の緑のトンネルを小舟で進むミニクルーズです。四草大衆廟の脇から出発し、約30分かけて幻想的な景色を堪能できます。水面に映る緑のコントラストが非常に美しく、絶滅危惧種のクロツラヘラサギなどの希少な野鳥やカニなどの生態系を観察できるのも魅力です。人気スポットのため休日は早めにチケットの販売が打ち切られることもあるので、午前中の訪問がおすすめです。乗船の際は、日差しを避けるための菅笠を借りて、ジャングルクルーズ気分を楽しみましょう。

四草緑色隧道の風景
名称 四草緑色隧道(Sicao Green Tunnel)
住所 台南市安南區大眾路360號
営業日

チケット販売:8:00-16:00
クルーズ:平日10:00-14:30、土日祝8:30-16:30
※平日は、人が集まったら運行。

04. 安平古堡(アンピンクーパオ)

17世紀オランダが築いた台湾最古の城跡
紹介文

1624年にオランダ東インド会社によって築かれた台湾最古の城、ゼーランディア城の跡地です。赤れんがの城壁の一部は当時のまま残されており、ガジュマルの根が複雑に絡みつく姿に歴史の重みを感じます。敷地内には展望台があり、安平の街並みや美しい夕日を360度見渡すことができます。また、歴史資料を展示する「熱蘭遮城博物館」も併設されており、台南の開拓史を深く学ぶことができます。周辺の安平老街と合わせて、台南発祥の地としてのノスタルジックな雰囲気を散策するのが定番の楽しみ方です。

名称 安平古堡(Anping Old Fort)
住所 台南市安平區國勝路82號
営業日 8:30-17:30(無休)

05. 神農街

ランタンが灯る幻想的な古い街並み
紹介文

清代の面影を今に伝える、台南で最も有名な老街(古い街並み)の一つです。約300メートルの細い路地には、2階部分がせり出した独特の古い建築物が並び、現在はリノベーションされたお洒落なカフェ、アートギャラリー、バーが軒を連ねています。特に夜になると色鮮やかなランタンに灯がともり、幻想でフォトジェニックな空間へと変わるため、夕方以降の散策が非常に人気です。突き当たりには薬の神様を祀る「薬王廟」があり、歴史と現代のカルチャーが融合した台南らしい空気感を楽しむことができます。

神農街の風景
ツアー画像

【2025年最新】台南「神農街」は夜がおすすめ!ランタン灯るレトロ古民家散策

・撮影ガイド

・モデルコース
・グルメ&カフェ

名称 神農街(Shennong Street)
住所 台南市中西區神農街

06. 井仔腳瓦盤鹽田

夕日に輝くモザイク状の最古の塩田
紹介文

清代に開設された台湾最古の現存する塩田で、瓦の破片を敷き詰めたモザイクのような美しい床が特徴です。現在も伝統的な天日製塩が守られており、山のように積まれた白い塩の塊が並ぶ風景は、かつての台湾の主要産業を今に伝えています。最大の見どころは夕暮れ時で、水面に映る夕焼けが、製塩用の瓦盤と完璧に調和して「天空の鏡」のような絶景を作り出します。観光客が実際に塩をかき寄せる製塩体験をすることもでき、塩を使ったお土産やスイーツも人気です。台南の海岸線ならではの、自然と伝統が織りなす感動的な風景に出会える場所です。

名称 井仔腳瓦盤鹽田(Jingzaijiao Tile-paved Salt Fields)
住所 台南市北門區永華里井仔腳

 

07. 漁光島(ユグアン島)

夕日が美しい三日月型のビーチ
紹介文

安平区の対岸に位置し、漁光大橋1本で結ばれた静かな小島です。商業的な喧騒から離れたこの場所には、美しい三日月型の「月亮湾(ムーンベイ)」と呼ばれるビーチが広がっています。特に夕景の美しさは台南随一とされ、海面に沈む夕日を眺めるために多くの人が訪れます。また、2年ごとに開催される「漁光島芸術祭」では、ビーチや森の中に現地の環境を活かしたランドアート作品が設置され、SNS映えするスポットとしても注目されています。海風を感じながらのんびりと森林浴を楽しむことができます。

名称 漁光島(Yuguang Island)
住所 台南市安平區漁光路
住所 台南旅遊網(「漁光島」紹介ページ)

08. 正興街(ヂオンシンジエ)

トレンドスイーツが集まる若者の聖地
紹介文

最新のファッションやスイーツが集まり、地元の若者や観光客で常に賑わう台南屈指のトレンド発信地です。全長わずか230メートルほどの通りですが、行列が絶えない人気アイスクリーム店「蜷尾家 甘味處」や、ハーフカットのメロンを器にした豪華シャーベットで有名な「泰成水果店」など、注目のお店が密集しています。古い建物をリノベーションした雑貨店やカフェも多く、路地裏を散策すれば猫に出会えるなど、台南らしい「スローライフ」と「新しさ」が共存しています。週末は歩行者天国になり、イベントが開催されることも多い活気あるエリアです。

名称 正興街(Zhengxing Street)
住所 台南市中西區正興街

09. 永樂市場・國華街(ヨンラーシーチャン)

台南の「食」が凝縮されたメインストリート
紹介文

台南のローカルな生活と食文化が凝縮された、台南観光に欠かせないメインストリートです。特に永樂市場周辺には、100年近い歴史を持つ老舗が集中しており、朝から晩まで賑わいが絶えません。名物の「阿松割包(中華バーガー)」や「金得春捲(生春巻き)」、もっちりした米粉の麺「邱家小卷米粉」など、看板メニューを求めて行列ができることも珍しくありません。食べ歩きはもちろん、レトロな看板が並ぶ風景は写真映えも抜群です。台南っ子のパワーを感じながら、本場の「小吃」を心ゆくまで満喫できるエリアです。

名称 國華街(Guohua Street)
住所 台南市中西區國華街

10. 林百貨(リンパイフオ)

昭和の面影を残すレトロ百貨店
紹介文

1932年に山口県出身の林方一氏によって創設された、台南初の百貨店が70年の時を経て再生した文化商業施設です。モダンな建築デザインが特徴で、当時は非常に珍しかったレトロな指針式エレベーターは今も現役で稼働しており、搭乗体験が人気です。各フロアでは、台南の老舗店とのコラボ商品や、ハイセンスな台湾製雑貨(MITグッズ)、伝統的なお菓子などが販売されており、ワンランク上のおみやげ探しに最適です。屋上には、建立当時のまま残る「末広社」という珍しい神社があり、市街地を一望できるフォトスポットとしても知られています。

林百貨の風景
名称 林百貨(Hayashi Department Store)
住所 台南市中西區忠義路二段63號
営業日 11:00-21:00(無休)
公式サイト 林百貨

11. 祀典武廟(ジーディエルウーミャオ)

商売繁盛の神様「関帝」と悪縁を絶つ「月下老人」

紹介文

1665年に創建された台湾における関帝廟の総本山で、商売繁盛の神様として知られる関羽公を主神に祀っています。国家第一級古蹟に指定されており、朱色の長い外壁が非常に印象的です。境内は奥行きが深く、保存状態の良い壮麗な建築美を堪能できます。また、ここには「台南四大月下老人」の一人が祀られており、特に「悪縁を絶ち、良縁を引き寄せる」力が強いと言われ、杖を持った老人の姿にお参りする若者が絶えません。商売人から恋に悩む男女まで、幅広い層から篤い信仰を集めている、パワーに満ちた場所です。

名称 祀典武廟(Sacrificial Rites Martial Temple)
住所 台南市中西區永福路二段229號
時間 6:30-21:00(無休)
公式サイト https://www.twsdwumiao.org.tw/

12. 大天后宮

台湾最古の官営媽祖廟・月下老人
紹介文

1664年に創建された台湾で最も古い官営の媽祖廟で、航海の安全を見守る海の女神・媽祖を主神として祀っています。もとは明朝の王族、寧靖王の邸宅だった建物を改造したもので、格式高い王府の建築様式を残しているのが特徴です。黄金に輝く巨大な媽祖像は圧巻の迫力です。こちらにも「台南四大月下老人」の一人が祀られており、台南最古の縁結びの神様として知られています。良縁を願うため多くの参拝者が真剣に祈りを捧げる姿が見られます。赤崁樓のすぐ近くにあり、歴史と信仰を同時に感じられるスポットです。

名称 大天后宮(Grand Matsu Temple)
住所 台南市中西區永福路二段227巷18號
時間 6:30-21:00(無休)

13. 孔子廟(コンヅーミャオ)

「全臺首學」と称される台湾最古の学び舎

紹介文

1665年に建立された台湾最古の孔子廟で、「全臺首學(台湾最高学府)」の別名を持ちます。赤い壁と豊かな緑のコントラストが美しく、広大な敷地は市民の憩いの場にもなっています。本殿の「大成殿」には孔子の位牌が祀られ、屋根の精巧な彫刻や歴代総統から贈られた扁額など、台湾の歴史的・文化的重みを感じさせる意匠が随所に見られます。毎年、孔子の誕生日である9月28日には盛大な儀式が行われます。参道にあたる向かいの「府中街」にはお洒落なカフェや伝統的な屋台が並び、孔子廟見学の後にゆったりと散策を楽しむのがおすすめです。

名称 孔子廟(Confucius Temple)
住所 台南市中西區南門路2號
時間 6:30-21:00(無休)
公式サイト https://www.tn-confucius.org.tw/

14. 國立台湾文学館

バロック様式の麗しき文学の拠点
紹介文

1916年に台南州庁舎として建てられた、バロック様式の華麗な建築物を利用した文学博物館です。設計は台北の総統府も手がけた森山松之助によるもので、台南のロータリーに面して立つその姿は街のランドマークとなっています。内部では台湾文学の歴史や多様な作品を、映像やデジタル技術を駆使して分かりやすく展示しており、言葉の壁を越えて楽しめる工夫が凝らされています。かつての中庭を改装した吹き抜けのホールは開放感があり、ベンチで読書をしたり一休みしたりできる文化的な空間です。

名称 國立台湾文学館(National Museum of Taiwan Literature)
住所 台南市中西區中正路1號
時間 9:00-18:00(定休日:月曜・旧正月)
公式サイト 國立台湾文学館

15. 台南市美術館1館

アール・デコ調の旧警察署
紹介文

1931年に建てられた旧台南警察署の建物を修復・増築して誕生した美術館です。アール・デコ調のレトロな外観と、当時の面影を残す赤れんがの壁や階段など、建物自体が非常に高い歴史的価値を持っています。館内では主に台南ゆかりのアーティストによる作品や歴史的な美術品が展示されており、クラシックな空間の中でじっくりとアートに浸ることができます。新築の2館とは対照的な「歴史の重み」を感じられるスポットです。

名称 台南市美術館1館(Tainan Art Museum Building 1)
住所 台南市中西區南門路37號
公式サイト 台南市美術館

16. 台南市美術館2館

坂茂氏設計の現代建築の粋
紹介文

日本を代表する建築家・坂茂氏が設計を手がけた、現代的なデザインが目を引く台南の新たなランドマークです。台南の市木である「鳳凰木」の花をモチーフにした白い五角形の屋根は、自然光を優しく取り込むように計算されており、館内は明るく開放的な空間が広がっています。現代アートの展示が中心で、劇場やカフェ、ショップも併設されています。最上階にあるカフェ「南美春室」は、台南のガラスメーカーが運営。陽光が降り注ぐ中で、おしゃれなガラス食器とアートなスイーツを楽しめる絶好のフォトスポットとして非常に人気です。外観、内観ともに洗練された「今の台南」を体感できる美術館です。

名称 台南市美術館2館(Tainan Art Museum Building 2)
住所 台南市中西區忠義路二段1號
公式サイト 台南市美術館

17. 延平郡王祠

英雄・鄭成功を祀る歴史の地
紹介文

台湾をオランダから奪回した英雄・鄭成功を祀る廟です。1874年に創建され、福州式の建築様式が特徴ですが、日本統治時代には「開山神社」として日本の神社形式に改築された歴史も持ちます。現在は再び中国風の建物に戻っていますが、敷地内には当時の名残を感じさせる鳥居のような門も残っています。境内には巨大な鄭成功の石像や、彼の生い立ちを紹介する展示、さらにはリニューアルオープンした「台南市立博物館」があり、台湾の歴史を深く知ることができます。緑豊かで静かな環境は、歴史散策の合間の休憩にも最適です。

名称 延平郡王祠(Koxinga Ancestral Shrine)
住所 台南市中西區開山路152號
公式サイト 台南旅遊網(「延平郡王祠」紹介ページ)

18. 台南地方法院(司法博物館)

重厚なバロック様式の旧裁判所
紹介文

1912年に建てられた、日本統治時代の三大建築の一つに数えられる壮麗なバロック様式の旧裁判所です。設計は森山松之助によるもので、中央にそびえるドーム型の屋根や精巧な柱の装飾など、細部にまで当時の最先端技術と美学が詰まっています。現在は司法博物館として一般公開されており、厳粛な法廷の内部や重厚な資料室を見学できるほか、かつての拘置所の様子なども見ることができます。建物自体の圧倒的な美しさは、建築ファンや写真愛好家にとって見逃せないスポットです。

名称 台南地方法院(Old Tainan District Court / 司法博物館)
住所 台南市中西區府前路一段307號
公式サイト https://www2.judicial.gov.tw/museum/

19. 台灣府城隍廟

「そろばん」と「名額」が語る因果応報
紹介文

1669年に創建された台湾で最も歴史のある城隍廟で、街の守護神である城隍爺を祀っています。こちらの最大の見どころは、正殿の梁に掲げられた大きな「そろばん」です。これは神様が人間の善悪を厳格に計算し、因果応報を下すことを象徴しており、台南を象徴する独特の文化的意匠として知られています。また、「爾来了(ついに来たか)」という文字が書かれた扁額は、死後の審判を暗示する「台南三大名額」の一つとして有名です。内部を飾る極彩色の彫刻や門神画も素晴らしく、台湾の伝統的な信仰の深さを肌で感じることができます。

名称 台灣府城隍廟(Taiwan Fu City God Temple)
住所 台南市中西區青年路133號

20. 大南門

珍しい二重構造の軍事遺構
紹介文

1725年に建設が始まった台南の旧城門の一つで、現在は美しい公園の中に佇んでいます。かつて台南を囲んでいた城壁には14の門がありましたが、大南門は敵を誘い込んで挟み撃ちにするための「半月城(甕城)」という二重構造を持つ、台湾でも珍しい軍事遺構です。城壁の上を歩くことができ、往時の防衛の様子を実感できます。公園内には「碑林」もあり、清代から日本統治時代にかけての様々な石碑が並び、歴史愛好家にはたまらないスポットです。緑豊かな憩いの場として、地元の人々に愛されている静かな名所です。

名称 大南門(The Great South Gate / 寧南門)
住所 台南市中西區南門路34巷(南門公園内)

21. 五妃廟

忠節を今に伝える静謐な公園
紹介文

明朝最後の王・寧靖王が自決する際、彼に先んじて命を絶った5人の妃を祀る、悲しくも美しい伝説が残る廟です。1751年に妃たちの墓の隣に建てられました。建物自体は小規模ですが、静謐な空気が漂い、周辺は赤れんがの壁と緑の木々に囲まれた美しい公園として整備されています。墓碑に刻まれた文字や、当時の女性の装飾を施した彫像など、細部にまで歴史の物語が刻まれており、台南の静かな路地裏で歴史に浸るのにふさわしい場所です。

名称 五妃廟(Temple of the Five Concubines)
住所 台南市中西區五妃街201號

22. 國立成功大学

昭和天皇ゆかりのガジュマルが茂るキャンパス
紹介文

台南駅の裏側に広がる、理系に強いことで知られる台湾屈指の名門大学です。日本統治時代に創設された「台南高等工業学校」を前身とし、広大なキャンパス内には当時の赤れんが造りの校舎や、清代の城壁跡、移築された小南門など、貴重な歴史遺産が点在しています。最大の見どころは、光復校舎にある巨大なガジュマルの木です。これは1923年に当時皇太子だった昭和天皇が植樹したもので、現在は大学のシンボルとして美しく茂っています。学生たちの活気を感じながら、歴史的な建築美を巡るアカデミックな散策が楽しめます。

名称 國立成功大学(National Cheng Kung University)
住所 台南市東區大學路1號

23. 國立成功大学博物館(2023年5月2日〜3年間、大規模改修工事のため閉館)

アカデミックな知の拠点
紹介文

国立成功大学のキャンパス内にある、台湾初の大学付属博物館です。1933年に落成した旧台南高等工業学校の事務棟を利用しており、それ自体が歴史的建造物です。館内では、大学の発展史、精密な工学機器、寄贈された貴重な木彫りや陶器などのコレクションが展示されています。特に「大学から街を考える」視点の展示は興味深く、台南の近代化における大学の役割を学べます。静かな環境で、台南のアカデミックな側面を深く知ることができる、穴場的な知の拠点です。

成功大学博物館
名称 成功大学博物館(National Cheng Kung University Museum)
住所 台南市東區大學路1號(成功大学キャンパス内)
時間 10:00-17:00(定休日:月曜・旧正月)
時間 2023年5月2日〜3年間、大規模改修工事のため閉館中

24. 原台南廳長官邸

和洋二館住宅の貴重な建築
紹介文

日本統治時代の台南庁長官が住んだ官舎で、1900年に建設された当時の「和洋二館住宅」の姿を伝えています。住居として使われた和風建築と、来客接待用の華麗な洋館が組み合わされた形式は明治時代に流行したもので、現在は修復された洋館部分を見学できます。内部の美しい床タイルや精巧な木製家具、そして落ち着いた庭園は、当時の高級官僚の優雅な暮らしを彷彿とさせます。成功大学の近くにあり、周辺の知事官邸と合わせて巡ることで、台南における近代建築の変遷を深く味わえるスポットです。

名称 原台南廳長官邸(Old Tainan Magistrate Residence)
住所 台南市東區育樂街197巷2號
時間 9:00-17:00 (定休日:月曜〜木曜)

25. 吳園藝文中心

都会のオアシス、台湾四大名園
紹介文

清代の台南の大商人・呉尚新が築いた、台湾四大名園の一つに数えられる美しい庭園です。都会のビル群の間に、静かな池や東屋、築山が広がり、まるでオアシスのような趣があります。敷地内には、1911年に建てられたバロック様式の「台南公会堂」があり、現在は展示会場として利用されています。さらに、日本統治時代の高級料亭「柳下屋」の建物も保存されており、茶藝館「十八卯茶屋」として再生され、美しい庭を眺めながら本格的な台湾茶を愉しむことができます。歴史、建築、自然が一度に味わえる贅沢なスポットです。

名称 吳園藝文中心(Wu Garden Management Center)
住所 台南市中西區民權路二段30號
営業時間 茶藝館「十八卯茶屋」
10:00-18:00 (定休日:月曜)

26. 鶯料理

かつての最高級料亭の庭園美
紹介文

日本統治時代、1912年に創業した「台南一」と称された高級料亭の跡地です。当時、政財界の要人が密談を交わした場所であり、1923年には昭和天皇も食事を楽しまれたという由緒ある場所です。一時は荒廃していましたが、近年当時の優雅な日本庭園や建築の一部が精密に修復・公開されました。現在は、台南の名店「阿霞飯店」が運営するカフェやレストランが敷地内にあり、当時の雰囲気に浸りながら、こだわりのコーヒーや名物「紅蟳米糕(ワタリガニのおこわ)」を味わうことができます。台南と日本の深い歴史の繋がりを感じながら、静かに憩える特別な空間です。

名称 鶯料理(Uguisu Restaurant Ruins / 鷲嶺食肆)
住所 台南市中西區忠義路二段84巷18號
時間 10:00-18:00 (定休日:月曜・火曜)

27. 台南公園

100年の歴史を持つ市民の憩いの場
紹介文

1917年に開園した、100年以上の歴史を持つ都市公園です。かつては実験林として利用されていたため、園内には貴重な巨木が数多く残り、豊かな緑に包まれています。見どころは風光明媚な「燕潭」という池で、池の中央に立つ涼亭や優雅な石橋が、伝統的な中国庭園のような美しさを演出しています。また、日本統治時代の防空壕や公園管理事務所、さらには清代から移築された石碑など、園内のあちこちに歴史の断片が隠されています。早朝には太極拳をする人々が集まり、台南市民の日常と歴史が穏やかに融合している場所です。

名称 台南公園(Tainan Park)
住所 台南市北區公園南路

28. 武聖夜市(ウーシェン・イエシー)

遅くまで営業する夜市
紹介文

1984年に始まった、台南で最も歴史ある夜市の一つです 。市街地の北西部に位置しており、広大な駐車場を利用した開放的な空間が特徴です 。毎週水・金・土曜に開催され、水曜日には花園夜市の人気屋台がこちらに出店することも多いため、活気にあふれています 。中央に絶品グルメ屋台が密集し、その周囲をゲーム屋台や子供向けの大型遊具が囲むレイアウトになっており、地元のファミリー層からも長く愛されています 。安平エリアからの帰り道に立ち寄るのにも最適なスポットです 。

名称 武聖夜市(Wusheng Night Market)
住所 台南市中西區武聖路69巷42號
開催日時 17:00頃~翌1:30頃(水・金・土曜開催)

29. 蝸牛巷(かたつむり)

文学とアートが潜む迷路のような路地
紹介文

台南出身の著名な作家、葉石濤の小説の舞台となった、細い路地が迷路のように入り組んだ静かな住宅街です。エリア内の至る所にカタツムリのオブジェや、物語の一節を記した看板、ユニークなウォールアートが隠されており、宝探し感覚で散策を楽しめる「歩く文学」のスポットです。古い家屋をリノベーションしたこだわり派のカフェや、ひっそりと佇む雑貨店など、台南の路地裏ならではの隠れ家的な魅力が詰まっています。都会の喧騒を離れ、カタツムリのようにゆっくりとした時間を過ごしたい方に最適な、感性を刺激されるエリアです。

名称 蝸牛巷(Snail Alley)
住所 台南市中西區永福路二段81巷周辺

30. 安平樹屋

ガジュマルの生命力に圧倒される倉庫跡
紹介文

かつてイギリスの貿易会社「徳記洋行」の倉庫だった建物が、100年以上の歳月を経てガジュマルの巨大な根に完全に覆い尽くされた驚異的な光景を見せるスポットです。コンクリートの壁を根が飲み込み、屋根を突き抜けて成長を続ける姿は「台湾のアンコールワット」とも称され、植物の生命力の凄まじさを肌で感じることができます。

名称 安平樹屋(Anping Tree House)
住所 台南市安平區古堡街108號
時間 8:00-17:00 (無休)

31. 德記洋行

コロニアル様式の白い旧貿易会社
紹介文

1867年にイギリス人によって設立された、安平の開港時代を象徴する貿易会社の旧オフィスです。白壁にアーチ型の回廊が続くコロニアル様式の美しい外観は、台南の強い日差しを避けるための当時の知恵が活かされた設計になっています。内部は現在「台湾開拓史料館」となっており、安平港の歴史や当時の商人の暮らし、貿易品などに関する貴重な資料が展示されています。安平樹屋と同じ敷地内にあり、歴史を感じさせる西洋建築と、自然の力が支配する樹屋の対比が非常に興味深く、安平観光の中でも深い歴史体験ができる場所の一つです。

名称 德記洋行(Tait & Co. Merchant House)
住所 台南市安平區古堡街108號
時間 8:00-17:00 (無休)

32. 安平老街

300年以上前に開かれた商店街と「剣獅」探し
紹介文

300年以上前、オランダ人によって開かれたの商店街で、別名「延平街」とも呼ばれます。メイン通りには名物のカキの揚げせんべいやドライフルーツを売る屋台が賑やかに並び、お祭りのような活気がありますが、一歩路地に入れば、清代の赤れんが造りの古い民家が残る静かな住宅街が広がっています。門の上に飾られた魔除けの獅子「剣獅」を探しながら歩くのが通の楽しみ方です。安平名物のカキ料理や豆花を味わえるお店も多く、台南の「食」と「歴史」のルーツを同時に体感できる、安平観光のメイン拠点です。

名称 安平老街(Anping Old Street)
住所 台南市安平區延平街

33. 億載金城

日本に対抗して築かれた西洋式砲台
紹介文

1874年の日本の台湾出兵に対抗し、清朝が防衛のために築いた台湾初の西洋式砲台の跡地です。別名「二鯤鯓砲台」とも呼ばれ、周囲を堀で囲んだ堅牢な造りは当時の最新技術を駆使したもので、アームストロング砲のレプリカが海を向いて勇壮に並んでいます。城門のアーチを抜けると広い練兵場があり、赤れんがの壁と青々とした芝生のコントラストが美しく、散策路としても人気です。

名称 億載金城(Eternal Golden Castle)
住所 台南市安平區光州路3号

34. 大魚的祝福

港を見守るクジラの巨大アート
紹介文

安平港のほとりにある港濱歴史公園に突如現れる、全長23メートルのクジラの巨大オブジェです。3,714本ものパイプを溶接して造られたこのパブリックアートは、クジラの体内が展望台になっており、大きな口の中から安平港の穏やかな景色を一望できます。内部には、448枚の色鮮やかなステンドグラスで描かれた台湾本島の形をしたアートもあり、光が差し込む様子は非常に神秘的です。夜間にはライトアップされ、夜空の下で輝くクジラは幻想的で、台南屈指のロマンティックな撮影スポットとして恋人たちや観光客に大人気です。

名称 大魚的祝福(Blessings of the Big Whale)
住所 台南市安平區安平港濱歷史公園内

35. 安平開台天后宮

安平の海の守護神
紹介文

1668年に創建された、台湾本島で最も古い歴史を持つとされる媽祖廟です。鄭成功が台湾に上陸した際、大陸から持ち込んだとされる非常に珍しい「軟身神像(手足がうごかせる像)」の媽祖様が祀られています。壮麗な装飾が施された建築美は圧巻で、特に屋根や柱の精緻な彫刻、極彩色の門神画は芸術的な価値も高く、参拝客の目を奪います。安平の海の守護神として市民から絶大な信頼を集めており、常に線香の煙が絶えない活気に満ちた場所です。安平観光のスタート地点として、まず旅の安全を祈願するのにふさわしい、荘厳な雰囲気の廟です。

名称 安平開台天后宮(Anping Kaitai Matsu Temple)
住所 台南市安平區安平路33號
時間 5:00-22:00 (無休)

36. 友愛街(ユウアイジェ)

路地裏散策の醍醐味を味わう隠れ家エリア
紹介文

台南市美術館2館の西側に位置する、落ち着いた雰囲気の路地裏エリアです。スタイリッシュなデザインホテル「U.I.J Hotel & Hostel」を中心に、こだわりのカフェやセレクトショップが点在しています。ホテル1階の「鷲田咖啡吧(Washida Coffee Bar)」では、ビンテージ家具に囲まれて上質なコーヒーを楽しむことができ、都会の喧騒を忘れて一息つくのに最適です。また、ハトムギを使ったヘルシーなスイーツ専門店「Chun純薏仁」などもあり、健康志向の旅行者にも喜ばれています。台南の「路地裏散策」の醍醐味を味わえる隠れ家的なスポットです。

名称 友愛街(Youai Street)
住所 台南市中西區友愛街

37. 保安路(パオアンルー)

地元民が認める美食のハシゴ体験
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地元台南の人々が「美食の宝庫」として太鼓判を押す、屈指のグルメストリートです。短い通りの中に、伝統的な「小吃(軽食)」の名店がぎっしりと軒を連ねています。サバヒーのお粥、タウナギのあんかけ麺、エビ入りの肉圓(バーワン)など、どれもリーズナブルで小皿サイズのため、数軒を「ハシゴ」して楽しむのが台南流です。夜遅くまで営業している店も多く、夕食や夜食を求める人々で常に賑わっています。台南の素朴で深い「食の文化」をダイレクトに体感したいなら、必ず訪れるべき場所と言えるでしょう。

名称 保安路(Baoan Road)
住所 台南市中西區保安路

 

38. 安平蚵灰窯文化館

カキの殻が支えた建築文化
紹介文

台南安平の特産であるカキの殻を焼き、建築用漆喰の原料となる「カキ灰」を作っていた伝統産業を紹介するユニークな博物館です。オランダ支配時代から戦後まで続いたこの産業は、かつての台湾の建築文化を支える重要な存在でした。建物自体が古いカキ灰の製造室と倉庫を利用しており、屋外には実際に使われていた巨大な窯が残っており、その内部や製造プロセスを詳しく学ぶことができます。安平の歴史が単なる「城」だけでなく、豊かな海の資源と知恵によって形作られてきたことを実感できる、興味深い社会科見学スポットです。

名称 安平蚵灰窯文化館(Anping Oyster Shell Cement Kiln Museum)
住所 台南市安平區安北路110-1號
開館時間 8:30-17:00 (定休日:月曜・旧正月)

39. 定情碼頭德陽艦

迫力満点の退役軍艦博物館
紹介文

安平港に係留されている、台湾で唯一博物館として公開されている退役軍艦です。前身は1945年に米国で建造された駆逐艦で、2005年まで台湾海峡の防衛任務についていました。艦上では、広々とした甲板、司令塔である艦橋、兵士たちが生活した寝室や通信室などを自由に見学でき、本物の軍艦の巨大さと迫力に圧倒されます。また、甲板に配置されたヘリコプターや戦車の展示、ミリタリーファンならずとも子供から大人まで楽しめる、エンターテインメント性の高い博物館です。

名称 定情碼頭德陽艦園區(Anping Destroyer Museum)
住所 台南市安平區安義路115號
開館時間 9:00-18:00 (無休)
公式サイト 台南旅遊網(「定情碼頭德陽艦」紹介ページ)

40. 觀夕平台

旅の締めくくりにふさわしい夕日の聖地
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台南安平の最西端、安平漁港の近くに位置する、地元の人々にも愛される台南屈指の夕日鑑賞スポットです。広々とした砂浜と防波堤が広がり、目の前には台湾海峡の水平線が一望できます。日が沈み始める夕暮れ時になると、空と海がオレンジや金色に染まる壮大なマジックアワーを楽しむことができ、非常にロマンチックな雰囲気に包まれます。周辺にはお店もなく、バスも非常に少ないので要注意。

名称 觀夕平台(Sunset Platform)
住所 台南市安平區安北路の突き当たり

41. 藍晒圖文創園區

青い立体アートが象徴するクリエイティブの街
紹介文

かつての司法職員の官舎群をリノベーションして誕生した、台南の最新カルチャーを牽引するクリエイティブ・パークです。入口にある、廃屋に白線で空間を立体的に描いた巨大アート「藍晒圖(ブループリント)」は、台南を代表する撮影スポットとして絶大な人気を誇ります。園内には台南出身のデザイナーによるセレクトショップ、お洒落なカフェ、アートスタジオが並び、個性的なお土産探しやトレンドチェックに最適です。迷路のような路地のあちこちに描かれたウォールアートやオブジェを探すのも楽しく、夜間はライトアップされて昼とはまた違った幻想的な表情を見せる、若者に大人気のスポットです。

名称 藍晒圖文創園區(Blueprint Cultural & Creative Park / BCP)
住所 台南市中西區西門路一段689巷

42. 奇美博物館

ギリシャ宮殿のような美の殿堂
紹介文

台湾の実業家・許文龍氏が設立した、個人のコレクションとしては世界屈指の規模を誇る私設総合博物館です。広大な公園の中にそびえ立つ、ギリシャ宮殿を彷彿とさせる真っ白な建築は圧巻で、まるでヨーロッパにいるかのような錯覚を覚えます。館内には、西洋絵画、彫刻、古楽器、そして世界中の兵器や動物の剥製など、膨大な数の至宝が展示されています。日本語の音声ガイドも充実しており、一日かけても足りないほどの見応えがあります。美しい庭園や彫刻の並ぶ橋など、館外の散策だけでも十分に楽しむことができる、台南が世界に誇る美の殿堂です。

名称 奇美博物館(Chimei Museum)
住所 台南市仁德區文華路二段66號
開館時間 9:30-17:30 (定休日:水曜・旧正月)
公式サイト https://www.chimeimuseum.org/ja

43. 國立台灣歴史博物館

台湾の歩みを体感するタイムトラベル
紹介文

「台湾の人々がどのように暮らしてきたか」をテーマに、台湾の歩みを壮大なスケールで紹介する博物館です。広大な敷地を活かしたモダンな建築も特徴で、特に太陽光パネルを設置した「雲天広場」の巨大な壁は圧巻の風景です。館内のメイン展示は、等身大の人形や精巧なジオラマを多用しており、先住民族の文化、漢民族の移住、日本統治時代の変遷、そして現代にいたるまでの人々の営みが、映画のセットのような臨場感で再現されています。歴史の予備知識がなくても視覚的に楽しめ、子供から大人まで台湾という土地の多様性と力強さを深く理解できる、教育的かつエンターテインメント性の高い施設です。

名称 國立台灣歴史博物館(National Museum of Taiwan History)
住所 台南市安南區長和路一段250號
開館時間 9:00-17:00 (定休日:月曜・旧正月)

44.大東夜市(ダードン・イエシー)

学生で賑わう夜市
紹介文

台南駅の東側に位置し、主に月・火・金曜に開催される賑やかな移動式夜市です 。周辺に大学や小中学校が集まっているため、放課後の学生たちで常に活気に満ちているのが最大の特徴です 。通路が広く、中央には座席を備えたグルメ屋台が多く設けられており、落ち着いて食事を楽しむことができます 。食べ物だけでなく、最新のファッションアイテムやスマートフォン関連の雑貨、ユニークなゲームコーナーもバリエーション豊富で、若者のトレンドを肌で感じることができます 。スリには十分注意しながら、地元っ子の日常に混じって楽しみましょう 。

名称 大東夜市(Dadong Night Market)
住所 台南市東區林森路一段と崇善路の交差点
営業時間 18:00頃~翌1:30(月・火・金曜開催)

45. 烏山頭水庫

八田與一が手掛けた「珊瑚の湖」
紹介文

日本人技師・八田與一氏が設計し、1930年に完成した当時アジア最大、世界でも稀な「セミハイドロリックフィル工法」によるダム湖です。このダムの完成により、かつて干ばつに悩まされていた嘉南平野は台湾最大の穀倉地帯へと生まれ変わりました。上空から見ると珊瑚のような形をしているため「珊瑚潭」とも呼ばれ、周囲は広大な風景区として整備されています。ダムを一望できる展望台や、歴史的な放水口、さらにはダムを見守るように座る八田與一氏の銅像があり、現在も台湾の人々に「嘉南大圳の父」として深く敬愛されている彼の功績を偲ぶことができます。

名称 烏山頭水庫(Wusanto Reservoir)
住所 台南市官田區嘉南里

46. 台南山上花園水道博物館

スチームパンクな趣の近代遺産
紹介文

日本統治時代の1922年に完成した上水道施設をリノベーションした、広大な博物館です。赤れんが造りの重厚な「濾過室」や、巨大な「ポンプ室」などの歴史的建築がそのまま保存されており、当時の最先端の給水システムを間近で見学できます。無骨な鉄製のタンクや迷路のようなパイプが並ぶ光景は、どこかスチームパンクのような不思議な美しさがあり、インスタ映えスポットとしても注目を集めています。

名称 台南山上花園水道博物館(Tainan Garden City Water Museum)
住所 台南市山上區山上里山上16號

47. 隆田 ChaCha

デジタルで歴史を体感する倉庫園区
紹介文

台鉄隆田駅に隣接する、かつての砂糖や塩の倉庫群をリノベーションした cultural heritage 園区です。ここでは「嘉南大圳」をテーマに、水路の歴史や地域の農業発展を、最新のデジタル技術を用いて楽しく学ぶことができます。

名称 隆田chacha文化資產教育園區(Longtian Cha Cha Cultural Heritage Education Park)
住所 台南市官田區新生街43號

48. 麻豆代天府

「地獄と天国」を巡る強烈な珍スポット
紹介文

台南の北、麻豆にある「五府千歳」を祀る由緒ある廟ですが、観光客のお目当ては境内に設置された巨大な龍のオブジェの内部にある「地獄」と「天国」の体験アトラクションです。地下道を進む「十八地獄」は、生前の罪に応じて受ける様々な刑罰を、レトロで非情なリアリズムを追求した人形や仕掛けで再現しており、お化け屋敷のような独特の緊張感があります。逆に龍の体内に沿って階段を登る「天堂」では、徳を積んだ者が辿り着く極楽浄土の様子が描かれています。

名称 麻豆代天府(Madou Daitian Temple)
住所 台南市麻豆區関帝廟60號

49. 玉井青果集貨場

マンゴー好きの聖地、巨大卸売市場
紹介文

マンゴーの産地として世界的に有名な玉井にある、台湾最大規模を誇るマンゴーの卸売市場です。特に5月から9月の収穫期には、愛文(アップルマンゴー)をはじめ、金煌、玉文など多種多様なマンゴーがカゴに山積みされて市場を埋め尽くし、甘い香りに包まれる光景は圧巻です。

名称 玉井青果集貨場(Yujing Fruit Market)
住所 台南市玉井區中正路12號

50. 新化老街

台湾で最も美しいといわれるバロック建築の街
紹介文

台南の北東約10キロに位置する、築100年を超える壮麗なバロック様式の建築が立ち並ぶ美しい商店街です。かつて農産物の集積地として栄えた時代の豊かさを象徴するように、建物のファサード(正面)には精巧な草花の彫刻や当時の屋号が掲げられており、「台湾で最も美しい老街」の一つに数えられています。現在も現役の薬局や金物店などが営業を続けており、当時の生活感を残しながら、お洒落なカフェや伝統的なお菓子店(地元のサツマイモスイーツが有名)も増えています。

名称 新化老街(Xinhua Old Street)
住所 台南市新化區中正路周辺
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