鳥取県には、自然や文化と深く結びついた個性豊かな美術館が点在しています。雄大な鳥取砂丘のすぐそばで、世界でも珍しい砂像作品を楽しめる「鳥取砂丘 砂の美術館」をはじめ、地域の歴史や美意識を深掘りする「渡辺美術館」、民藝運動の精神を今に伝える「鳥取民藝美術館」など、ジャンルも表現方法も実に多彩です。そこで今回は、鳥取観光とあわせて訪れたい人気・定番の美術館を厳選し、展示内容や見どころをわかりやすく紹介します。鳥取ならではの風景とともに、感性を刺激するアートの時間を楽しんでみませんか。
目次
鳥取砂丘 砂の美術館

鳥取砂丘のすぐそばに位置する「鳥取砂丘 砂の美術館」は、世界で唯一、砂を素材にした彫刻「砂像」を専門に展示している美術館です。毎年テーマが変わり、そのテーマに沿って世界各国から集まった砂像彫刻家たちが、繊細かつダイナミックな作品を創り上げています。期間限定の展示なので、訪れるたびに新しい感動に出会えるのが大きな魅力です。巨大な砂像が織りなす壮大な世界観は、まさに圧巻の一言。細部までこだわり抜かれた表現力には、思わず息をのんでしまいます。
館内では、砂像の制作過程を紹介する映像なども観ることができ、アーティストたちの情熱を感じられます。ミュージアムショップでは、砂像をモチーフにしたオリジナルグッズやお土産も豊富に揃っているので、旅の思い出にぜひ立ち寄ってみてください。
| 住所 | 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~18:00(最終入館17:30)※時期により変動あり |
| 料金 | 大人800円、小中高生400円 |
| みどころ | 毎年変わるテーマに沿って制作される、世界トップレベルの砂像彫刻の数々。砂とは思えないほどの繊細な表現と、圧倒的なスケール感は必見。 |
| アクセス | JR鳥取駅からバスで約20分、「砂の美術館前」下車すぐ 鳥取ICより車で約20分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 鳥取砂丘 砂の美術館公式サイト |
渡辺美術館
鳥取市覚寺に佇む「渡辺美術館」は、絵画や彫刻、工芸品など、多岐にわたる美術品を収蔵し、地域の文化を発信し続けている美術館です。日本画や洋画の巨匠たちの作品から、地元鳥取ゆかりの作家の作品まで、幅広いジャンルの美術品を鑑賞できるのが特徴。常設展では、時代を超えて愛される名品の数々が展示されており、じっくりと作品と向き合う贅沢な時間を過ごせます。
また、年間を通して様々なテーマの企画展も開催されているので、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。館内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりと美術鑑賞を楽しみたい方にぴったりです。
| 住所 | 鳥取県鳥取市覚寺55 |
|---|---|
| 営業時間 | 【月・水・木・金曜日】10:00~15:00 【土日祝】10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで |
| 料金 | 大人900円、学生500円、小人300円(特別展は別料金の場合あり) |
| みどころ | 日本画、洋画、彫刻、工芸品など、幅広いジャンルの美術品を収蔵。鳥取ゆかりの作家の作品や、歴史的な美術品は見ごたえ抜群。 |
| アクセス | JR鳥取駅からバスで約15分、「渡辺美術館前」下車すぐ 鳥取西ICより車で約10分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 渡辺美術館公式サイト |
鳥取民藝美術館
鳥取市栄町にある「鳥取民藝美術館」は、民藝運動の創始者である柳宗悦の理念に基づき、日常の暮らしの中で使われてきた美しい工芸品「民藝品」を展示している美術館です。手仕事の温かみや、素朴ながらも力強い美しさを感じられる陶器や染織品、木工品などが数多く収蔵されています。華美な装飾ではなく、実用性の中に宿る美しさを見出す民藝の精神に触れると、日々の暮らしがより豊かに感じられるかもしれません。
常設展では、日本各地の優れた民藝品が展示されており、その多様性と奥深さに驚かされ、企画展では、特定のテーマに焦点を当てた展示も楽しめます。館内のショップでは、実際に手にとって使える民藝品も販売されているので、お気に入りの一品を見つけて、暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
| 住所 | 鳥取県鳥取市栄町651 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) |
| 料金 | 大人500円、学生300円、小人無料 |
| みどころ | 柳宗悦の理念を受け継ぐ、日本各地の美しい民藝品コレクション。陶器、染織品、木工品など、手仕事の温かみと素朴な美しさを味わえる。 |
| アクセス | JR鳥取駅より徒歩約4分 鳥取西ICより車で約12分 |
| 駐車場有無 | 駐車場なし |
| 公式サイト | 鳥取民藝美術館公式サイト |
植田正治写真美術館

鳥取県西伯郡伯耆町の大山山麓に位置する植田正治写真美術館は、世界的に評価される写真家・植田正治の作品を中心に展示する美術館です。植田正治は、鳥取砂丘を背景に人物やオブジェを配置した独自のスタイル「植田調」で知られ、当館では約1万2千点のコレクションを収蔵し、企画展やテーマ展示を通じてその魅力を紹介しています。
美術館の建物は建築家・高松伸が設計し、大山を望むロケーションを取り込んだデザインが特徴です。館内から見る景色や建物自体も印象的な空間となっており、作品鑑賞とともに自然の美しさも味わえます。
| 住所 | 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) ※冬季休館あり |
| 料金 | 大人1000円、高校・大学生500円、小中学生300円 |
| みどころ | 「植田調」と呼ばれる独特の表現で知られる写真家・植田正治の作品群。鳥取の風景を背景にした人物写真や、ユーモラスな演出が魅力。 |
| アクセス | JR伯備線「岸本駅」からタクシーで約5分 大山高原スマートICより車で約5分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 植田正治写真美術館公式サイト |
鳥取県立美術館

倉吉市に新しくオープンした「鳥取県立美術館」は、‟未来を『つくる』美術館”をコンセプトに掲げ、国内外の優れたアーティストの作品を展示する、まさに新しい文化の発信拠点です。現代アートを中心に、地域ゆかりの作品や、様々なジャンルの企画展が開催されており、訪れるたびに新鮮な感動を味わえます。
展示室は広々としていて、作品とじっくり向き合える開放的な空間が広がっているのが特徴。鑑賞だけでなく、体験型の展示やワークショップも積極的に開催されているので、子どもから大人まで、誰もがアートを身近に感じ、創造性を育むことができます。館内にはカフェやミュージアムショップも併設されており、展示鑑賞の合間に休憩したり、素敵なアートグッズを見つけたりするのも楽しみの一つです。
| 住所 | 鳥取県倉吉市駄経寺町2丁目3−12 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~17:00(金・土曜は19:00まで開館)※最終入館は閉館30分前 |
| 料金 | 一般400円 学生・70歳以上 200円 高校生以下無料 |
| みどころ | 国内外の現代アート作品や、鳥取県ゆかりの作家の作品を展示。未来志向のコンセプトに基づいた、多様な企画展や体験型プログラムも人気。 |
| アクセス | JR倉吉駅からバスで約12分、「鳥取県立美術館」下車すぐ 米子道湯原ICより車で約50分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 鳥取県立美術館公式サイト |
まとめ
鳥取には、自然や風土と深く結びついた個性豊かな美術館が点在しており、訪れるたびに異なるアート体験が楽しめます。砂丘ならではの展示や、日本画・工芸・写真・現代アートまでジャンルも幅広く、興味や旅のテーマに合わせて選べるのが魅力です。アクセスしやすい立地の施設も多いので、観光の合間に立ち寄りやすい点も嬉しいポイント。自然や温泉とあわせて、美術館巡りを旅のプランに加えれば、鳥取の奥深い魅力にきっと出会えるはずです。
※掲載情報は変更となる場合があります。お出かけの際は、公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
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