沖縄には、青い海や空のイメージだけでは語りきれない、深い歴史と独自の文化を映し出す美術館が点在しています。琉球王国の伝統から現代アートまで、沖縄ならではの視点で表現された作品に出会えるのが大きな魅力です。日本画や東洋美術、現代美術までジャンルも幅広く、訪れる場所ごとに異なる沖縄の表情に触れられるのも、美術館巡りならではの楽しみ。ここでは、沖縄観光とあわせて訪れたい人気・定番の美術館を厳選し、展示内容や見どころをわかりやすくご紹介します。旅の合間に、心に残るアートとの出会いを探してみませんか。
目次
沖縄県立博物館・美術館

沖縄県立博物館・美術館は、沖縄の歴史と文化を深く学べる博物館と、現代アートの魅力に触れられる美術館が一体となった、まさに沖縄の文化の拠点です。広々とした空間には、琉球王国時代からの貴重な資料や、沖縄の自然、人々の暮らしを伝える展示が並び、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。美術館エリアでは、沖縄ゆかりの作家の作品はもちろん、国内外の現代アート作品が企画展ごとに紹介され、訪れるたびに新しい発見があるでしょう。
館内には、沖縄の食材を活かしたカフェや、沖縄ならではの工芸品やお土産が並ぶミュージアムショップも併設。展示を見た後は、ゆったりと休憩したり、お気に入りの一品を探したりするのもおすすめです。また、ワークショップや講演会なども定期的に開催されており、沖縄の文化をより深く体験できるのも嬉しいポイント。子どもから大人まで、誰もが楽しめる複合文化施設で、沖縄の魅力を存分に味わえます。
| 住所 | 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 【火・水・木・日】9:00~18:00 【金・土】9:00~20:00 |
| 料金 | 展覧会により異なる(公式サイトにて要確認) |
| みどころ | 琉球王国時代からの歴史資料、沖縄の自然と文化を伝える常設展示。現代アートを中心とした企画展。 |
| アクセス | モノレールで「おもろまち駅」下車、徒歩約10分 那覇空港より車で約20分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 沖縄県立博物館・美術館公式サイト |
佐喜眞美術館

佐喜眞美術館は、琉球の伝統文化と現代アートが美しく融合した、沖縄の豊かな芸術性を感じられる美術館です。琉球王国時代から現代に至るまでの沖縄の美術品や工芸品が丁寧に展示されており、その一つひとつから地域の歴史や人々の暮らし、そして独自の美意識が伝わってきます。沖縄戦に関する展示は、平和への願いを深く考えさせられる貴重な空間です。
館内は、沖縄の自然光が差し込む開放的な設計で、作品をゆったりと鑑賞できる心地よい雰囲気。企画展では、沖縄ゆかりのアーティストの作品や、現代社会をテーマにしたアート作品が紹介され、訪れるたびに新しい視点で楽しめます。沖縄の文化とアートの奥深さに触れ、心豊かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
| 住所 | 沖縄県宜野湾市上原358 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30~17:00 |
| 料金 | 大人900円 大学生・シニア800円 中高生700円 小人300円 |
| みどころ | 琉球王国時代から現代までの沖縄美術・工芸品。沖縄戦に関する展示。 |
| アクセス | モノレール「おもろまち駅」よりバスで「上原」バス停下車、徒歩約5分 北中城ICより車で約10分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 佐喜眞美術館公式サイト |
浦添市美術館
浦添市美術館は、日本で初めての漆芸専門美術館として開館した、沖縄の文化と工芸を深く伝える美術館です。琉球王国時代から受け継がれてきた琉球漆器を中心に、歴史的価値の高い作品から現代の漆芸作品まで幅広く収蔵・展示しています。館内では、浦添市や沖縄にゆかりのある作家の作品を紹介する展示も行われており、地域に根ざした視点から沖縄の美術文化に触れられるのが特徴です。また、ワークショップやギャラリートークなどの教育普及活動も積極的に行われており、作品への理解を深めながら鑑賞を楽しめます。
| 住所 | 沖縄県浦添市仲間1-9-2 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで |
| 料金 | 大人300円、大学生200円、高校生以下無料 ※特別展は別途料金 |
| みどころ | 琉球王国時代から受け継がれる漆器を中心に、沖縄の工芸文化の奥深さに触れられる美術館。伝統作品だけでなく現代作家の表現も楽しめる。 |
| アクセス | モノレールで「古島駅」下車、タクシーで約10分 那覇空港より車で約40分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 浦添市美術館公式サイト |
読谷村立美術館
読谷村立美術館は、世界遺産・座喜味城跡に隣接する「ユンタンザミュージアム」内にあり、読谷村の歴史や文化、芸術を身近に感じられる施設です。美術作品だけにとどまらず、民俗や自然、暮らしにまつわる資料も展示されており、読谷村の歩みをやさしく伝えてくれます。館内では、やちむんをはじめとした伝統工芸や、読谷村にゆかりのある作家の作品を中心に紹介。地域の文化を大切にしながら、現代的な表現にも触れられるのが魅力です。落ち着いた雰囲気の中で、歴史とアートを一緒に味わえる読谷村立美術館。読谷村らしい文化に触れたい方におすすめです。
| 住所 | 沖縄県中頭郡読谷村座喜味708-4 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~17:00 ※入館は16:30まで |
| 料金 | 大人200円、小中高生50円 |
| みどころ | 読谷村ゆかりの陶芸作品(やちむん)、絵画、彫刻など。読谷村の歴史と風土に根ざした作品。 |
| アクセス | 那覇方面より路線バスで「座喜味」下車、徒歩約10分 那覇空港より車で約50分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 読谷村立美術館公式サイト |
まとめ
沖縄には、地域ごとに個性あふれる美術館があり、それぞれ異なる切り口で沖縄の魅力を伝えています。沖縄の歴史や暮らし、芸術を幅広く知りたいなら沖縄県立博物館・美術館、平和や沖縄戦をテーマに深く考えたい方には佐喜眞美術館がおすすめです。工芸や地域文化に触れたい方は浦添市美術館、やちむんをはじめとした読谷村の文化を感じたい方には読谷村立美術館がぴったりでしょう。どの美術館にも、その土地ならではの背景や物語があり、作品を通して沖縄をより身近に感じられます。旅の途中や休日のひとときに、美術館を訪れて、沖縄の奥深い文化や表現の世界にゆっくり触れてみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は変更となる場合があります。お出かけの際は、公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
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