温暖な気候と豊かな自然に恵まれた宮崎県には、土地の風土や作家の個性を感じられる美術館が点在しています。南国らしい開放感の中でアートに触れられるのは、宮崎ならではの魅力。近現代美術を中心に楽しめる施設から、地域文化や表現の背景に迫る美術館まで、その内容は多彩です。
本記事では、2026年に訪れておきたい宮崎県のおすすめ美術館4選を厳選し、展示の特徴や見どころをわかりやすくご紹介します。観光や休日の過ごし方に、宮崎らしいアートの時間を取り入れてみてください。
目次
宮崎県立美術館

1995年10月に開館した宮崎県立美術館は、宮崎市の文化振興を担う県立美術館です。宮崎県出身またはゆかりのある作家の作品を中心に、日本国内外の近代・現代美術を収蔵し、絵画や彫刻、版画など多彩なジャンルの名作が集められています。常設展では、県産アーティストの作品に加え、ときには海外の著名作家の作品も展示。
特別展や企画展、講座・ワークショップなど、市民参加型のプログラムも多数開催され、地域と世界のアートをつなぐ役割を果たしています。また、アートライブラリーやミュージアムショップ、カフェも併設され、一日ゆったり過ごせる環境も魅力的なところ。自然豊かな文化公園内に位置しているので、散策と併せて訪れてみてはいかがでしょう。
| 住所 | 宮崎県宮崎市船塚3-210 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~18:00(最終入館17:30) |
| 料金 | 常設展:無料 特別展:展覧会により異なります |
| みどころ | 宮崎県ゆかりの作家の作品、宮崎県出身の画家・瑛九のコレクション、郷土の美術史をたどる展示 |
| アクセス | JR宮崎駅からタクシーで約15分、宮崎自動車道「宮崎IC」から車で約20分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 宮崎県立美術館公式サイト |
みやざきアートセンター
宮崎市のメインストリート・橘通りに位置するみやざきアートセンターは、中心市街地活性化のシンボルとして誕生した、全国でも珍しい「まちなか」の多機能型アート施設です。美術館のような堅苦しさがなく、ショッピングや散策のついでにふらりと立ち寄れるのが最大の魅力。ビルの3階から6階に位置する館内には、本格的な美術品からアニメ・マンガなどのサブカルチャーまで、幅広いジャンルの企画展が開催される展示室に加え、市民の創作活動を支えるアトリエや交流サロンが充実しています。
3階の「キッズルーム」は、宮崎県産のスギ材を使った大型遊具や木のおもちゃが充実しており、親子連れの憩いの場として大人気。子どもと遊びに行くついでにアートも楽しみたい…そんなパパママにおすすめのスポットです。
| 住所 | 宮崎県宮崎市橘通西3-3-27 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~19:00(展示内容により異なる場合あり) 休館日:不定休(公式サイトをご確認ください) |
| 料金 | 展覧会により異なります |
| みどころ | 現代アートの企画展、地域のアーティスト作品の紹介、ワークショップやイベントの開催 |
| アクセス | JR宮崎駅から徒歩約15分、宮崎交通バス「橘通3丁目」バス停下車すぐ |
| 駐車場有無 | 近隣に有料駐車場あり |
| 公式サイト | みやざきアートセンター公式サイト |
高鍋町美術館

宮崎県児湯郡に位置する高鍋町美術館は、かつての高鍋城(舞鶴城)のお堀に囲まれた、白壁が美しい情緒あふれる町立美術館です。「教育の藩」として知られた高鍋の歴史を背景に、1999年に開館しました。一番の魅力は、地域に根ざしながらも質の高い多彩なコレクションです。高鍋町や宮崎県ゆかりの作家を中心に、ジョアン・ミロの版画や日本刀、さらには郷土の偉人・石井十次にまつわる作品など約800点を所蔵。常設展では、これらの中からテーマに沿った名品をじっくりと鑑賞できます。
「日本の美と人間国宝」をテーマにした特別展や、人形アニメーションの先駆者に焦点を当てた企画など、知的好奇心を刺激する展示会も見どころの一つ。アットホームながらアートファンが驚く出会いがいっぱいの美術館です。
| 住所 | 宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋6916-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) |
| 料金 | 大人210円、小中高校生100円 ※展覧会は別途料金必要 |
| みどころ | 高鍋町の文化と歴史を反映した作品、地元アーティストの作品、地域の魅力を伝える企画展 |
| アクセス | JR高鍋駅から車で約10分、「蓑崎」バス停から徒歩1分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 高鍋町美術館公式サイト |
森の空想ミュージアム・九州民俗仮面美術館
高千穂の神秘的な森の中にひっそりと佇む「森の空想ミュージアム・九州民俗仮面美術館」は、一歩足を踏み入れると、まるで異世界に迷い込んだかのような独特の体験ができるユニークな美術館です。九州各地に伝わる民俗仮面を中心に、神楽面や祭りで使われる仮面など、多種多様な仮面が展示されています。それぞれの仮面が持つ表情や背景にある物語に触れることで、九州の奥深い文化や信仰を肌で感じることができるはず!薄暗い展示室に並ぶ仮面たちは、時にユーモラスに、時に厳かに、訪れる人々に語りかけてくるようです。
高千穂峡や高千穂神社など、神秘的な観光スポットが多い高千穂町を訪れた際には、ぜひこの美術館にも立ち寄って、忘れられない文化体験をしてみてはいかがでしょうか。きっと、心に残る特別な思い出になりますよ。
| 住所 | 宮崎県西都市穂北5248-13 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 料金 | 無料 |
| みどころ | 九州各地の民俗仮面、神楽面、独特の展示空間と非日常的な雰囲気 |
| アクセス | 宮崎交通西都行きバス終点からタクシーで10分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 森の空想ミュージアム・九州民俗仮面美術館公式サイト |
まとめ
宮崎県の美術館は、作品鑑賞とあわせて土地の空気や自然の広がりを感じられるのが魅力です。近現代美術に触れられる施設から、地域に根ざした表現を伝える美術館まで、それぞれが異なる視点で宮崎の文化を映し出しています。今回ご紹介した4館を巡ることで、観光地としての宮崎とはまた違った一面に出会えるはず。気になる一館をきっかけに、宮崎ならではの穏やかなアート時間を楽しんでみてください。
※掲載情報は変更となる場合があります。お出かけの際は、公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
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